SSデータサイエンス【データの活用①】
SSデータサイエンス(1学年)の授業では、数学科と情報科が連携した授業を展開しています。今回は「ヒストグラム」や「箱ひげ図」を用いたデータ分析の授業を紹介します。
本時は、数学科の先生方が数学Ⅰの「ヒストグラム」や「箱ひげ図」に関する授業(座学)を行った後の学習活動になります。
(授業の流れ)
①教師は、Googleクラスルームを通して、生徒に「数値データ」が記載されているスプレッドシートを配付します。そのスプレッドシートの数値を使って、生徒はグラフ化したり、プログラム関数を用いて中央値や平均値などの数値を求めたりしていきます。
②生徒は、作成したグラフや、求めた数値からデータの傾向をJamboardにまとめた後、自分の考えを隣りの生徒に説明します。その結果、自分の考えの至らない部分に気づいたり、自分の考察を深めたりしながら、自分の考えを整理していきます。
③Googleスプレッドシートに整理した内容をまとめ、Googleクラスルーム経由で教師にレポートとして報告(提出)します。
本時の生徒たちは、数学科で学んだ知識と、情報科で学んだ情報を加工する知識などを用いてデータの傾向を読み取っていきます。また、Googleのクラウド機能などを用いることで、教師の手間も省くことができるとともに、生徒の考えた軌跡も見ることができ、教師の効率化も図ることができます。