白神フィールドワーク

 今年の白神フィールドワークは8月2~4日までの3日間で行われました。講師にはいわさきエコクラブ会長神林友広先生と弘前大学農学生命科学部地域環境工学科教授の檜垣大助先生をお迎えしました。

 1日目は神林先生ご指導の下「ブナ林の毎木調査」を行いました。ブナ林の直径を測り,昨年,一昨年と比較してブナ林の成長を見ました。
 また,夜には「世界遺産白神山地と十二湖」という題で講義をして頂いた後,「発行生物の観察」としてホタルの観察を行いました。ホタルだけでなく,星空もとてもきれいでした。

  

 2日目,初めは「樹木の成長と光環境」の調査を行いました。樹木の芽生えの真上の写真を撮り,そこの照度と樹木の成長を見ました。

 次に檜垣先生ご指導の下「地すべりと追良瀬川の土石流」の調査を行いました。檜垣先生には地すべりによってどのような地形に変動していったのかということについて説明して頂きました。日本キャニオンでは普段は見ない黒曜石などを見ることができました。追良瀬川では川の深さや流れの速度などを測り,断面積や体積を計算しました。また,道中でクマを発見し,とても驚きました。

 3日目は「十二湖地域の地形」として十二湖をまわり,また,日本キャニオンを上から眺めました。その中で檜垣先生に地形についての瀬梅井をして頂きました。

 この3日間はとても充実した時間を過ごすことができました。今回観察,調査を行ったものは班ごとにまとめ,11月に行われるサイエンスフェスタで発表することになります。