仙台三高SSH
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探究54班では、時習の森(学校林)の間伐材に注目し、その活用にチャレンジしています。 現在の進捗をご紹介します。 4月20日 時習の森の調査(丸太の本数、直径を記録) 5月10日 時習の森から丸太を搬出(ヒノキはとても重いです。) 7月11日 丸太を切って、室内へ。 7月23日 半分にしてみました。これまた大変。 ※丸太の加工は手間も時間もかかります。 これからは、室内で加工します。何ができるかは、楽しみに! 4月20日 間伐材の調査その① 調査その② 5月10日 時習の森(学校林)から丸太の運び出し リアカーで仮置き場の校庭まで運び出し 運動部の協力も得て、23本搬出完了 切ったばかりの丸太は水分が多くとても重い。 仙台三高の時習の森(学校林)は、ヒノキです。 人工林にしては珍しいです。   切ってみると分かりますが、とても固い。 のこぎりの歯が入っていいかない。 生徒は悪戦苦闘しながら、間伐材で何かを つくろうと頑張っています。 何ができるのか! お楽しみに!! 7月11日 丸太を切りました。6本切るのに1時間。 切った丸太 物理室で乾燥中 7月23日 さらに半分。40分もかかり1本で断念。 とても...
令和6年7月18日(木)10:45~11:35に理数物理・物理を履修している180名が大講義室で東京エレクトロンの出前授業を受講しました。エンジニア3名による説明では、東京エレクトロンや半導体開発から製造までの流れについての説明のほか、「エンジニアクイズ」と称して製造現場での課題解決のプロセスを問題にするなど、実際に働いているエンジニアの視点でとても興味深い内容でした。3名のエンジニアのうち2名は仙台三高のOB(男子校時代最後の卒業生)!先輩の話を聞きながら、大学→大学院→就職のロールモデルとして自分の将来を考える良い機会にもなりました。今後も折を見て講演会を実施します。みなさん出会いを大切に頑張りましょう! 講演会の様子 エンジニアクイズについて考える様子
 7月16日(火)3・4校時に理数科1・2年生と普通科の希望者を対象として、令和6年度第1回SS先端科学講演会を実施しました。今回は、東北大学災害科学国際研究所 災害評価・低減研究部門 教授 遠田 晋次 氏をお招きし、演題を「科学の視点で読み解く〜地震・断層研究の現在と未来」として、ご講演を頂きました。1月の能登半島地震を始めとした諸地震のメカニズムについてのお話や地震研究の歴史的な経緯、地元の利府・長町断層などについての幅広い内容を大変分かりやすい内容でした。  
令和6年7月13日(土)にオンラインにてR6 国際科学フォーラム(福井県立若狭高校主催)で理数科3年生の理数探究13班の生徒が3名が「Effects of small canopy gaps in the forest and their changes over time」という発表題で英語で発表を行いました。 英語の口頭発表ではありますが,スムーズに発表できました。 このようにスムーズに発表できたのも,2年生のときに理数科の生徒は将来,国際学会等で発表することを念頭にGLC(東北大学の留学生センター)と連携した英語での研究発表スキルの向上を目指したカリキュラム,台湾の連携校での発表会などを通じて,必要な力を身につけたためですね。 このような理数科の特徴的な取り組みがしっかりと生徒の力を伸ばしてくれています。 高校卒業後も国際学会等で活躍する姿が思い浮かべられました。
令和6年7月8日(月)、本校の生徒たちは南三陸町ネイチャーセンターの阿部拓三氏を講師に迎え、本校にてSS南三陸フィールドワークの事後指導を実施しました。 6月23日(日)に実施したフィールドワークは、干潟の生き物調査を通じて生物多様性の重要性を学び、科学への興味を深めることができました。   そのフィールドワークの際に、干潟に生息する生物の調査を行いましたが、今回の事後指導ではその結果について、阿部拓三氏の指導のもと、まとめることができました。 結果をまとめる中で、宮城県準絶滅危惧種であるツブカワザンショウを発見した生徒もいました。 イシダタミやマガキ、アサリといった生物は発見率が高く優占種ということもわかりました。 生徒たちが行った生き物採集の調査の結果、50種類以上の生物が確認されました。 生徒たちはその多様性に非常に驚いていました。 事後指導で分析・指導を受けたデータを活用し、生徒たちは考察をしていき、ポスターを作成し、文化祭等で発表の予定です。   生徒たちは実際にフィールドでの調査を通じて、教室では得られない貴重な経験を積むことができました。このフィールドワークを通じて、生徒たちは自然環境の大...
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SSイベント関連情報

【7/23】普通科探究で進めている学校林の間伐材活用(途中経過)

探究54班では、時習の森(学校林)の間伐材に注目し、その活用にチャレンジしています。

現在の進捗をご紹介します。

4月20日 時習の森の調査(丸太の本数、直径を記録)

5月10日 時習の森から丸太を搬出(ヒノキはとても重いです。)

7月11日 丸太を切って、室内へ。

7月23日 半分にしてみました。これまた大変。

※丸太の加工は手間も時間もかかります。

これからは、室内で加工します。何ができるかは、楽しみに!

4月20日 間伐材の調査その①

調査その②

5月10日 時習の森(学校林)から丸太の運び出し

リアカーで仮置き場の校庭まで運び出し

運動部の協力も得て、23本搬出完了

切ったばかりの丸太は水分が多くとても重い。

仙台三高の時習の森(学校林)は、ヒノキです。

人工林にしては珍しいです。

 

切ってみると分かりますが、とても固い。

のこぎりの歯が入っていいかない。

生徒は悪戦苦闘しながら、間伐材で何かを

つくろうと頑張っています。

何ができるのか!

お楽しみに!!

7月11日 丸太を切りました。6本切るのに1時間。

切った丸太 物理室で乾燥中

7月23日 さらに半分。40分もかかり1本で断念。

とてもきれいなヒノキです。

【2年物理】東京エレクトロンの出前授業実施!

令和6年7月18日(木)10:45~11:35に理数物理・物理を履修している180名が大講義室で東京エレクトロンの出前授業を受講しました。エンジニア3名による説明では、東京エレクトロンや半導体開発から製造までの流れについての説明のほか、「エンジニアクイズ」と称して製造現場での課題解決のプロセスを問題にするなど、実際に働いているエンジニアの視点でとても興味深い内容でした。3名のエンジニアのうち2名は仙台三高のOB(男子校時代最後の卒業生)!先輩の話を聞きながら、大学→大学院→就職のロールモデルとして自分の将来を考える良い機会にもなりました。今後も折を見て講演会を実施します。みなさん出会いを大切に頑張りましょう!

講演会の様子

エンジニアクイズについて考える様子

令和6年度第1回SS先端科学講演会開催

 7月16日(火)3・4校時に理数科1・2年生と普通科の希望者を対象として、令和6年度第1回SS先端科学講演会を実施しました。今回は、東北大学災害科学国際研究所 災害評価・低減研究部門 教授 遠田 晋次 氏をお招きし、演題を「科学の視点で読み解く〜地震・断層研究の現在と未来」として、ご講演を頂きました。1月の能登半島地震を始めとした諸地震のメカニズムについてのお話や地震研究の歴史的な経緯、地元の利府・長町断層などについての幅広い内容を大変分かりやすい内容でした。

 

R6 国際科学フォーラムで理数科3年生が英語で口頭発表!

令和6年7月13日(土)にオンラインにてR6 国際科学フォーラム(福井県立若狭高校主催)で理数科3年生の理数探究13班の生徒が3名が「Effects of small canopy gaps in the forest and their changes over time」という発表題で英語で発表を行いました。

英語の口頭発表ではありますが,スムーズに発表できました。

このようにスムーズに発表できたのも,2年生のときに理数科の生徒は将来,国際学会等で発表することを念頭にGLC(東北大学の留学生センター)と連携した英語での研究発表スキルの向上を目指したカリキュラム,台湾の連携校での発表会などを通じて,必要な力を身につけたためですね。

このような理数科の特徴的な取り組みがしっかりと生徒の力を伸ばしてくれています。

高校卒業後も国際学会等で活躍する姿が思い浮かべられました。

令和6年度 南三陸フィールドワークの事後指導を行いました。

令和6年7月8日(月)、本校の生徒たちは南三陸町ネイチャーセンターの阿部拓三氏を講師に迎え、本校にてSS南三陸フィールドワークの事後指導を実施しました。

6月23日(日)に実施したフィールドワークは、干潟の生き物調査を通じて生物多様性の重要性を学び、科学への興味を深めることができました。

 

そのフィールドワークの際に、干潟に生息する生物の調査を行いましたが、今回の事後指導ではその結果について、阿部拓三氏の指導のもと、まとめることができました。

結果をまとめる中で、宮城県準絶滅危惧種であるツブカワザンショウを発見した生徒もいました。

イシダタミやマガキ、アサリといった生物は発見率が高く優占種ということもわかりました。

生徒たちが行った生き物採集の調査の結果、50種類以上の生物が確認されました。

生徒たちはその多様性に非常に驚いていました。

事後指導で分析・指導を受けたデータを活用し、生徒たちは考察をしていき、ポスターを作成し、文化祭等で発表の予定です。

 

生徒たちは実際にフィールドでの調査を通じて、教室では得られない貴重な経験を積むことができました。このフィールドワークを通じて、生徒たちは自然環境の大切さや、生物多様性の保全の重要性を学びました。また、科学的な調査方法やデータのまとめ方についても実践的に学ぶことができました。これにより、生徒たちは科学への興味を一層深め、将来の進路選択にも良い影響を与えることでしょう。

 

今回のフィールドワークにご協力いただいた南三陸町ネイチャーセンターの皆様、そして講師の阿部拓三氏に心より感謝申し上げます。今後も引き続き、生徒たちの学びを支える活動を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

やってみてサイエンスで三高生が科学の面白さを伝えました!

 令和6年6月30日(日)仙台市科学館を会場に「やってみてサイエンス」(SSH指定校及び理数科設置校合同発表会)が開催されました。仙台三高からは、ポスター発表3件、科学実験教室、ドローンプログラミング教室の3部門でのべ60名の生徒が参加しました。エントランスでのポスター発表では、自分たちの探究内容をわかりやく説明しようとする姿が印象的でした。
 2階で行われた科学実験教室ではスライムづくりに長蛇の列ができ、ドローンプログラミング教室では、60人の予約枠が満員御礼となりました。幼稚園児からご高齢の方まで幅広い異年齢との交流を通して、科学の面白さを伝える貴重な体験をすることができました。
 今後もSSHの成果普及活動を進めていきます。

○河北新報7月1日県内版に記事が掲載されました。

○河北新報オンラインニュース(有料)
 https://kahoku.news/articles/20240630khn000025.html?format=slide&page=2

ポスター発表

 

科学実験教室(スライム)

ドローンプログラミング教室

 

【1年理数科 イノベーション理数探究基礎】化学分野の授業がスタートしました。

本校の「イノベーション理数探究基礎」では、生徒たちが科学的な探究心を深めるための実践的な学習を行っています。物理分野に引き続き、化学分野がスタートしました。

まずはその最初で、化学実験における基本的な事項を学びました。特に、実験の危険性について深く理解し、生徒たちが実際の実験で事故が起こられないようにする目的で行いました。

 まずは、ガスバーナーは化学実験で頻繁に使用される器具の一つです。生徒たちは、まずガスバーナーの構造と機能について学びました。バーナーの各部位の名称と役割を理解した後、安全に点火する方法を実演しました。先生がバーナーの火力調節や正しい使い方について丁寧に説明しました。

 

授業は具体的な事例を交えながら、過去に起こった事故の原因とその防止策についても説明しました。

生徒たちは、実際に起こり得る危険を認識し、安全に実験を行うための知識を身につけました。

安全対策として、生徒たちは保護メガネが有効であることについても理解しました。

写真は、本日の授業の様子です。このような実践的な授業を通じて、生徒たちは科学的な知識と共に安全に対する意識を高めています。今後も、「イノベーション理数探究基礎」の授業を通じて、さらなる探究心と技術力を育んでいきます。

引き続き「イノベーション理数探究基礎」を通じて、生徒たちが主体的に学び、実験技術を身につける環境を提供していきます。生徒たちが科学に対する興味を持ち続け、将来の研究者や技術者として成長していくことを期待しています。

 

令和6年度南三陸フィールドワークに行ってきました。

令和6年6月23日(日)南三陸町を舞台に参加希望生徒(1,2年生)がSS南三陸フィールドワークに参加しました。

 

まずは,南三陸高校との研究意見交流会として仙台三高自然科学部地学班,南三陸高自然科学部の生徒がこれまで研究してきた研究について交流発表しました。

その後,仙台三高生徒と南三陸高校の生徒一緒になって南三陸町ネイチャーセンターの指導の下,干潟の生きもの調査を行いました。

干潟ではさまざまな種類の生物を採集しました。

その後ネイチャーセンター内の2階ホールで種を同定しました。

同じようなカニでも詳しく見ると種が異なり,興味深いですね。

午後には「みなみさんりく発掘ミュージアム」見学後,化石採集を行いました。

いろいろと興味深く,学びの深いフィールドワークとなりました。今後,事後指導を受け,過去のデータと比較しながら研究発表用ポスター作成をし,さらに深い学びにしていきます。

1年生理数科80名 東北大学研修の成果を授業で発表しました。

1年生理数科80名(全員)は令和6年5月21日(火)に東北大学工学部の多大なる御協力のもと,研究室訪問を行いました。16の分野に分かれ,研究室を訪問させていただき,研究室の先生,学生の方々から国際標準レベルの研究内容などについて教えていただきました。

東北大学は今年度,国際卓越研究大学に国内で初めて認定される予定となっておりますが,そのような素晴らしい大学の研究室を訪問させてもらえることはとても貴重な機会です。

生徒たちもとても刺激を受けたようでいた。

その感動や学んだことをポスターにまとめて,発表会を行いました。

発表会の様子は写真のとおりです。高校に入学して初めてのポスター発表,そして,発表となりました。

慣れていない生徒もいましたが,多くの生徒が堂々と発表し,質疑応答を繰り広げる姿は未来の研究者の姿を想像させるもので,大変心強く感じました。

理数科ではこのような教育に力を入れており,卒業後に大学や研究職で役に立つ力を身につけられるようにしています。また,学力以外の力の伸長にも力を入れています。

したがって,各種推薦入試・総合型選抜(旧AO入試)にも理数科の生徒たちが強いですね。

もうすぐオープンスクールがありますが,数学や理科が好きで,将来理数を生かそうと考えている中学生の皆さんはぜひ三高の理数科も進路を決めるうえで検討してくださいね。

令和6年度白神フィールドワークの事前実習を実施しました。

令和6年度も1,2年生の希望者20名で世界遺産白神山地で白神フィールドワークを行います。

その実習に向けて,宮城県林業総合技術センターから職員2名の方にお越しいただき,

広葉樹の同定実習と胸高直径測定実施を行いました。

まずは広葉樹実習ですが,葉を見ながら図鑑を見て樹名を同定する実習を行いました。

また,葉に文字を書ける木として「多羅葉(たらよう)」の同定を行い,昔は葉を使って手紙をやり取りしていたという逸話を紹介していただきました。ちなみに,この「多羅葉(たらよう)」に文字を書いたこと,すなわち,「葉に書く(=葉書)」が郵便のハガキ(葉書)の由来になることを教えていただき,生徒は感心した様子でした。

室内で講義を聴いたあと,時習の森で実習を行いました。

令和6年度の白神フィールドワークは8月6日~8日を予定しています。

自然の中でフィールドワークできて,科学的な視点から学びを深められる機会はそう多くありません。

このような実習を通して仙台三高では非認知能力と科学的な探究力を身につけられるようにしています。

参加する生徒の皆さんは実り多い実習にしたいですね。