仙台三高SSH
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 令和7年3月23日(日)、東北大学医工学研究科にて第19回トランスグレード実習講座「ウズラ胚の実体顕微鏡観察」が開催されました。この講座は、東北大学医工学研究科が主催する実習講座で、中高生から社会人まで幅広い年齢層を対象に、 高等学校では体験できない実験を大学での実習を通じて経験できるものです。 今回、本校の2学年普通科理系の女子生徒2名がウズラ胚に興味を持ち、自主的に参加しました。講座では、実験ガイダンスと鳥類胚発生の基礎を学ぶ講義の後、実際に発生段階の異なるウズラの初期胚を実体顕微鏡を操作しながら観察しました。高等学校ではなかなか行えない観察であるため、貴重な体験を通じて動物の発生について深く理解することができました。 このような高校の授業以外の実習講座を通じて、生徒たちは科学への興味をさらに深め、将来の学びや進路選択に繋げることが期待されます。仙台第三高等学校はこのような大学への公開講座への参加を促し、科学技術人材の育成につなげて いきます。
令和7年3月22日(土)、北海道大学(北海道札幌市)で開催された日本森林学会第12回高校生ポスター発表に、本校の理数科イノベーション理数探究Ⅰ12班の生徒2名が現地参加しました。発表題は「仙台三高『時習の森』林冠ギャップが森林内に与える影響」で、1年間取り組んできた課題研究の成果を発表しました。 このポスター発表は、生徒たちにとって非常に貴重な経験となりました。まず、森林科学の専門家から直接助言を受けることができ、研究の質をさらに高めるための具体的なアドバイスを得ることができました。また、他校の生徒たちと研究内容についてディスカッションすることで、異なる視点や新しいアイデアを得ることができました。これにより、森林研究に対する理解が深まり、今後の研究活動においても大いに役立つ知見を得ることができました。 さらに、この発表を通じて、生徒たちは自身の研究を振り返り、1年間の努力と成果を再確認する機会となりました。ポスター発表の準備や発表自体も含めて、学会発表のプロセスを経験することで、プレゼンテーションスキルやコミュニケーション能力も向上しました。 このような学会発表の経験は、生徒たちの将来の学びやキ...
令和7年3月18日、宮城県宮城第一高等学校で開催された「探究活動成果発表会」に、本校の生徒の希望者が参加し、ポスター発表を行いました。本校から発表した発表題は以下の通りです。 ・いつヘルメット被るの?今でしょ・薬物事犯の再犯防止・教室をモデルとした屋内緑化・クラゲの走行性行動に関する研究・嘘をついた子どもの対応 for parents 開会行事は13時に始まり、講師である株式会社オーナーの菅野定行氏の紹介がありました。 その後、本校の生徒たちがそれぞれのテーマについてポスター発表を行い、熱心に説明しました。 仙台三高の生徒たちは、2学年の理数科と普通科の両方から参加し、イノベーション理数探究Iおよびイノベーション探究Iの授業で取り組んできた課題研究や探究活動の成果を発表しました。発表を通じて、他校の生徒や教員とのディスカッションを行い、自分たちの課題研究や探究活動をより深く考察することができました。 宮城第一高等学校の発表では、1年次総合的な探究の時間と探究基礎、1年次家庭科ホームプロジェクト、2年次総合的な探究の時間、2年次国際探究、2年次理数探究と多岐にわたっておりました。本校主催の三高探究の日やイノベーシ...
令和7年3月18日、宮城県白石高等学校にて開催された「課題研究・全体発表会」において、 本校の生徒たちがポスター発表を行いました。本校生徒の発表内容は以下の通りです。 ①二種類の金属塩を用いたホウ砂球反応 ~硫酸ニッケルと塩化鉄で特有の呈色が起こる理由~(イノ理探9班)②勉強に友達は必要か(イノ探6班)③なんでそれ買いたいの!?(イノ探17班)④植物さん、この雨はどうですか?~植物withエタノール~(イノ探56班)⑤食とアンチエイジング(イノ探62班) 午前中に本校の生徒たちがポスター発表を行い、ディスカッションを通じて深い学びにつながりました。 発表者たちは、自分たちの研究成果や探究活動の成果を外部講師の先生、白石高校の生徒、教員と共有し、意見交換を行うことで新たな視点やアイデアを得ることができました。また、質問やフィードバックを受けることで、自分たちの研究をより深く理解し、改善点を見つけることができました。 午後からはアリーナにて白石高校の代表発表を聴講しました。白石高校の生徒たちは、地域に密着したテーマで探究に取り組んでおり、その独自の視点やアプローチに触れることで、本校の生徒たちも新たな視点を得る...
 3月18日(火)物理実験で光の性質として、分光器を用いた光の観察をしました。Naランプが作るオレンジ色や蛍光灯に含まれる光の成分を観察しました。このほか、プリズムによる光の分散や偏光板を用いた実験も行い、光の性質を体感しました。まもなく3年生!物理の授業もさらにレベルアップします。学びを楽しみましょう。 蛍光灯の成分 記録の様子 Naランプの観察
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SSイベント関連情報

【課外活動】東北大学主催 第19回 トランスグレード実習講座「ウズラ胚の実体顕微鏡観察」

 令和7年3月23日(日)、東北大学医工学研究科にて第19回トランスグレード実習講座「ウズラ胚の実体顕微鏡観察」が開催されました。この講座は、東北大学医工学研究科が主催する実習講座で、中高生から社会人まで幅広い年齢層を対象に、 高等学校では体験できない実験を大学での実習を通じて経験できるものです。


今回、本校の2学年普通科理系の女子生徒2名がウズラ胚に興味を持ち、自主的に参加しました。講座では、実験ガイダンスと鳥類胚発生の基礎を学ぶ講義の後、実際に発生段階の異なるウズラの初期胚を実体顕微鏡を操作しながら観察しました。高等学校ではなかなか行えない観察であるため、貴重な体験を通じて動物の発生について深く理解することができました。


このような高校の授業以外の実習講座を通じて、生徒たちは科学への興味をさらに深め、将来の学びや進路選択に繋げることが期待されます。仙台第三高等学校はこのような大学への公開講座への参加を促し、科学技術人材の育成につなげて いきます。

【学会発表】日本森林学会 第12回高校生ポスター発表会(北海道札幌市)

令和7年3月22日(土)、北海道大学(北海道札幌市)で開催された日本森林学会第12回高校生ポスター発表に、本校の理数科イノベーション理数探究Ⅰ12班の生徒2名が現地参加しました。発表題は「仙台三高『時習の森』林冠ギャップが森林内に与える影響」で、1年間取り組んできた課題研究の成果を発表しました。

このポスター発表は、生徒たちにとって非常に貴重な経験となりました。まず、森林科学の専門家から直接助言を受けることができ、研究の質をさらに高めるための具体的なアドバイスを得ることができました。また、他校の生徒たちと研究内容についてディスカッションすることで、異なる視点や新しいアイデアを得ることができました。これにより、森林研究に対する理解が深まり、今後の研究活動においても大いに役立つ知見を得ることができました。

さらに、この発表を通じて、生徒たちは自身の研究を振り返り、1年間の努力と成果を再確認する機会となりました。ポスター発表の準備や発表自体も含めて、学会発表のプロセスを経験することで、プレゼンテーションスキルやコミュニケーション能力も向上しました。

このような学会発表の経験は、生徒たちの将来の学びやキャリアにおいても大きな財産となるでしょう。今後も本校では、生徒たちが積極的に研究活動に取り組み、学会発表などの機会を通じて成長できる環境を提供していきます。

【他校発表会への参加】令和6年度 宮城県宮城第一高等学校 探究活動成果発表会

令和7年3月18日、宮城県宮城第一高等学校で開催された「探究活動成果発表会」に、本校の生徒の希望者が参加し、ポスター発表を行いました。本校から発表した発表題は以下の通りです。

・いつヘルメット被るの?今でしょ
・薬物事犯の再犯防止
・教室をモデルとした屋内緑化
・クラゲの走行性行動に関する研究
・嘘をついた子どもの対応 for parents

開会行事は13時に始まり、講師である株式会社オーナーの菅野定行氏の紹介がありました。

その後、本校の生徒たちがそれぞれのテーマについてポスター発表を行い、熱心に説明しました。

仙台三高の生徒たちは、2学年の理数科と普通科の両方から参加し、イノベーション理数探究Iおよびイノベーション探究Iの授業で取り組んできた課題研究や探究活動の成果を発表しました。
発表を通じて、他校の生徒や教員とのディスカッションを行い、自分たちの課題研究や探究活動をより深く考察することができました。

宮城第一高等学校の発表では、1年次総合的な探究の時間と探究基礎、1年次家庭科ホームプロジェクト、2年次総合的な探究の時間、2年次国際探究、2年次理数探究と多岐にわたっておりました。本校主催の三高探究の日やイノベーションフェスタよりも多様性に富み、大変刺激的でした。

特に、宮城第一高等学校の探究科は国際探究と理数探究があり、国際的な視点や高度な科学的な側面から活動が行われていることが印象的でした。

この経験を通じて、他校での発表が刺激となり、学びが深まる貴重な機会となりました。生徒たちは、他校の生徒たちとの交流を通じて、自分たちの研究に対する自信を深めるとともに、新たな挑戦への意欲を高めました。

今後とも積極的に他校主催の発表会に参加していきます!!

【他校発表会への参加】白石高等学校 令和6年度「課題研究・全体発表会」

令和7年3月18日、宮城県白石高等学校にて開催された「課題研究・全体発表会」において、

本校の生徒たちがポスター発表を行いました。本校生徒の発表内容は以下の通りです。

①二種類の金属塩を用いたホウ砂球反応 ~硫酸ニッケルと塩化鉄で特有の呈色が起こる理由~(イノ理探9班)
②勉強に友達は必要か(イノ探6班)
③なんでそれ買いたいの!?(イノ探17班)
④植物さん、この雨はどうですか?~植物withエタノール~(イノ探56班)
⑤食とアンチエイジング(イノ探62班)

午前中に本校の生徒たちがポスター発表を行い、ディスカッションを通じて深い学びにつながりました。

発表者たちは、自分たちの研究成果や探究活動の成果を外部講師の先生、白石高校の生徒、教員と共有し、意見交換を行うことで新たな視点やアイデアを得ることができました。また、質問やフィードバックを受けることで、自分たちの研究をより深く理解し、改善点を見つけることができました。

午後からはアリーナにて白石高校の代表発表を聴講しました。白石高校の生徒たちは、地域に密着したテーマで探究に取り組んでおり、その独自の視点やアプローチに触れることで、本校の生徒たちも新たな視点を得ることができました。特に、地域社会との連携や実践的な課題解決に向けた取り組みは、本校の生徒たちにとって大いに刺激となりました。

このように他校主催の発表会に参加することで学びが深まる貴重な機会となりました。大変有意義な一日となりました。生徒たちは他校の生徒たちとの交流を通じて、自分たちの研究に対する自信を深めるとともに、新たな挑戦への意欲を高めました。

そして、生徒たちはプレゼンテーションスキルやコミュニケーション能力を向上させることができました。自分たちの研究を分かりやすく伝えるための工夫や、質問に対する的確な応答など、実践的なスキルを身につけることができました。これらの経験を今後の学習や研究活動・探究活動に生かしてほしいものです。

【3/18】分光実験

 3月18日(火)物理実験で光の性質として、分光器を用いた光の観察をしました。Naランプが作るオレンジ色や蛍光灯に含まれる光の成分を観察しました。このほか、プリズムによる光の分散や偏光板を用いた実験も行い、光の性質を体感しました。まもなく3年生!物理の授業もさらにレベルアップします。学びを楽しみましょう。


蛍光灯の成分


記録の様子

Naランプの観察

【3/17】令和6年度 宮城県高等学校理数科課題研究発表会を開催

 3月17日(月)12:50~16:30、太白区文化センター楽楽楽ホールを会場に令和6年度 宮城県高等学校理数科課題研究発表会が開催されました。宮城第一高校探究科、理数探究科、多賀城高校災害科学科、向山高校理数科、仙台第三高校理数科の約440が参加しました。講師に宮城教育大学名誉教授 石澤公明先生、宮城教育大学教育学部 准教授 中山慎也先生をお迎えし、課題研究発表に対する講評をいただきました。各校の研究発表はとても興味深く、発表後の質疑では挙手をする生徒が多くあり、活気ある課題研究発表会となりました。次年度も理数科の更なるレベルアップを期待しています。みんなでがんばりましょう!

〇仙台第三高校の研究テーマ
 スマートフォンの落下と床面への接触角度の関係について
 クラゲの走光性行動に関する研究
学校代表で発表したみなさん、発表お疲れさまでした。


開会式
 
スマートフォンの落下

 クラゲの走光性行動

講師からの 講評

 

令和6年度「安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会」で研究発表と情報交換。

 令和7年2月8日9:00~12:10 福島県立安積高等学校を会場に、令和6年度「安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会」が開催され、本校生徒2名が「スマートフォン落下時の初期角度と回転角度について」をテーマにポスター発表をしました。

 本テーマは、昨年安積高校で研究された内容をもとに、継続研究として仙台三高イノベーション理数探究Ⅰの授業で研究を進めたもので、恩返しも兼ねて発表に行きました。発表後、両校の生徒たちは自然と議論をはじめ、自分たちの実験で感じたことなどを伝えながら、今後の研究方針の糸口を模索していました。今後も安積高校物理班と連携し、継続的に研究を進めたいと思います。

ポスター発表の様子

発表後の意見交換

国際大会 TISF(Taiwan International Science Fair)での3等受賞について

 令和7年1月20日~25日の6日間にわたって台湾の台北で開催されたTISF(Taiwan International Science Fair)に日本代表として本校自然科学部化学班2名が参加し,研究テーマ「Glass Coloring by the production of Colloidal Ferric Hydroxide」が化学部門で3等入賞いたしました。

 なお、TISF2025の概要と授賞式の様子は次のリンク先(外部のサイトになります)をご参照下さい。

 ※現在、TISF2025の概要と授賞式の様子はリンク切れになっておりますので、、下記の高校化学グランドコンテストのサイトを参照して下さい。(3月14日追記)

 高校化学グランドコンテスト https://s-gracon.jp/2024/news/844/

  (現在、リンク切れ TISF2025の概要 https://www.z-gtech.com.tw/TISF2025/index.html )

  (現在、リンク切れ TISF2025の授賞式の様子 https://www.z-gtech.com.tw/TISF2025/awards.html )

 

第20回「高校化学グランドコンテスト」での上位受賞について

 令和6年10月26日~27日に芝浦工業大学で開催された第20回高校化学グランドコンテストにおいて、本校自然科学部化学班「水酸化鉄(Ⅲ)コロイド生成におけるガラス着色の研究」が最終審査の結果、グランドアワード「化学技術賞」(3位相当)を受賞しました。さらに、特別協賛企業賞「DICーColor and Comfortー賞」も受賞しました。上位入賞の3校には、海外国際フォーラムへの参加が主催者より支援されます。

 なお、高校化学グランドコンテストについての概要については、下記のリンク先

https://s-gracon.jp/2024/ 

を参照して下さい。

【1/24・1/25】東北SSH指定校サイエンスコミュニティに4名の生徒が参加しました。

令和7年1月24日(金)・25日(土)の2日間、東北大学工学部で東北SSH指定校サイエンスコミュニティが行われました。サイエンスコミュニティはSSH校の東北の高校生が研究発表を通して、相互交流・評価を行い、それぞれの研究活動の活性化を図る企画です。仙台三高からは小倉葵・早坂悠翔・細谷俊介・張山真聖が参加しました。東北大学大学院情報科学研究科国際交流推進室准教授の湯田恵美先生から「生体信号解析の挑戦:生体計測技術とその社会的応用」の演題で貴重なお話をいただきました。ポスターセッションでは三高の2グループから「アカミミズ(Lumbricus Rubellus)の化学物質感受性と温度の関連性」「凝灰岩の分析を通じた栗駒地域の地史の考察」について発表をしました。ワークショップでは「科学から生まれるビジネスの卵講座:イノベーションの第一歩」としてアントレプレナーシップ教育の目線から、科学研究をどのように起業させていくか、他校の生徒と話し合いをしながら理解を深めました。

 「SSH東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会では、普段関わることのできない東北の高校生と一緒に研究を深めることができました。1日目は湯田先生の講話で学び、ポスター発表では多くの方から助言をいただきました。二日目には科学研究からビジネスまで考える内容でみんなでワークショップを行うことができて良かったです。今後の研究やキャリアに生かしていけるように頑張っていこうと思います。(早坂悠翔)」

ワークショップ