令和6年度の取組
【情報発信】Surface Hubの活用
本校では、校務のDXを推進する一環として、職員室に「Surface Hub」を導入しています。
「Surface Hub」は、インターネットに繋がった移動可能な大型モニターで、オンラインアプリやプレゼンソフトを使用して、プレゼンテーションやオンライン会議を実施することが出来ます。
普段は職員室で、教員向けに時間割変更や学校内の情報共有掲示板としての役割を担っていますが、先日、近隣の小学生が本校を訪問した際には、学校説明のプレゼンに活用されました。
本校の高瀬教頭が「Surface Hub」とプレゼンソフトを使用して紹介する学校紹介スライドに、小学生は釘付けとなっていました。
↓普段は職員室で活用されています。
【授業改善】 教科融合型の授業展開
SSデータサイエンス(1年生)による外部連携
学校設定科目「SSデータサイエンス」では、数学科と情報科が連携した授業を行っています。数学科の教員による統計学の理論を学んだあと、情報科の教員によるスプレッドシートを使ったデータ分析の手法を学びました。
実践的な取組として、地元百貨店及び地元民間データ分析会社、宮城大学と外部連携授業を行いました。データ分析に関する講演会の後、地元百貨店から提供をうけたデータの分析、課題・解決について班ごとに協働で取り組み、発表し合いました。こうしたデータ分析のスキルは、2~3年生で本格化される探究活動にも活用されていきます。
【授業のポイント】
○数学科による統計学の理論、情報科による実習を経て、データ分析についての理解を深める。
○スプレッドシートやスライド、figjam等の活用による協働学習の実践。
○ビッグデータを扱うことができ、探究活動に活用できるデータ分析のスキル身につける。
【情報発信】月刊 統計11月号に本校の取組が紹介されました!
月刊 統計 11月号
一般財団法人 日本統計協会が発行している月刊 統計の「高校における統計・データサイエンス教育の最前線」の連載シリーズに、本校の取組が掲載されました。
データを活用した各教科での取組と題して、SSデータサイエンス、日本史探究、STEAMライフサイエンスについての事例が紹介されています。
【情報発信】第112回教育委員会対象セミナーで講師を務めました
令和6年10月8日(月)、本校リーディングDXスクール事業担当(図書ICT部)の菊地主幹教諭が、教育家庭新聞社が主催する第112回教育委員会対象セミナー(仙台会場)に講師として参加。「仙台三高 1人1台端末を活用した授業改善の取組」というテーマで本校の取り組みとして、全生徒がChromebookを探究活動や各授業で活用している様子や教職員の校内研修の体制について事例紹介を行いました。
【校内研修】「Figjamの使い方」
本校では、従来、各教科の学習活動はGoogleのjamboardを活用してきました。今回Googleのサービス終了に伴い、新しいサービスであるfigjamへ移行します。全職員で、figjamについて校内研修を行い、使い方の確認を行いました。このような研修は、生徒の学びの場の創出へ繋がっていきます。
【授業改善】オンラインによる遠隔授業の実施
国語科では、今年度も京都の高校生と交流する授業を実施しています。
今年度は、1学年言語文化で昔話方言翻訳、2学年古典探究で伊勢物語・源氏物語を題材にお互いに贈答歌を送り合う活動に取り組みました。
授業のポイント
①遠隔地の高校とクラウドでファイルを共有することで交流を行う。
②宮城県と京都府の特色や価値観のちがいを創作によって知ることができる。
【校内研修】「生成AIの使い方」
宮城県で活用が始まった生成AIについて校内研修会を行いました。全職員で、実際に生成AIについて触れ、活用の仕方やファクトチェックの重要性を学んだり、授業で生徒が使用するための手続き等について確認したりすることができました。