学科紹介

普通科・理数科の紹介

 

  普通科

 

多様な進路への対応

 全教科にわたって幅広い学習を行い、自分の興味関心や適正に応じた大学へ進学するための十分な基礎学力を養成する学科です。1年生は全員共通、2年生から希望によって文系と理系の2つの類型(コース)を選択する、多様な進路へ対応したカリキュラムです。

文系

 文・法・経済・教育学部などの文科系学部への大学進学に適したコースです。
2年では、理系に比べて国語・地歴を多く学習します。地歴と理科は興味に応じて、科目を選択できます。
3年では、文系に大切な国語と英語を多く学習します。地歴と理科に選択科目があり、一人一人を生かすカリキュラムになっています。

理系

 理・工・医・薬・農・教育学部などの理系学部への大学進学に適したコースです。
2年では、文系に比べて数学・理科を多く学習します。地歴は各自の興味に応じて、科目を選択できます。
3年では、理科系大学受験に大切な数学と理科を多く学習します。理科は進路志望に応じて科目を選択できます。地歴にも選択科目があります。

※3年生では、英語と数学の一部で習熟度別クラス編成にするなど、個に応じた指導を行っています。また、授業外の講習や学習会では、希望に応じたクラスを編成し、きめ細かい指導を行います。
※普通科・理数科とも、1単位時間は50分授業です。

 

  理数科

 

理科系大学進学に向けた応用力

 理科系大学へ進学するための十分な基礎学力と応用力を育成する学科です。数学・理科及び英語に重点をおいた学習を行い、難関大学への進学へも対応したカリキュラムになっています。

多様な進路への対応

 理科系大学生徒の多様な進路に対応できるように、3年時には複数の選択科目を設置しています。また、理科の授業の中で課題研究を実施し、科学的探究の方法も学びます。その他、大学の研究者を招いての講演会や課題研究の発表会・夏休みの研修会なども行われます。
 課題研究では、実験・観察だけではなくポスター発表や口頭発表も行われています。SSHクラブ等による課題研究の中では、学会で発表を行うこともあります。また、大学や研究機関との連携によるさまざまな課外活動なども行われており、高度で奥の深い学習ができます。
 もちろん、理科系大学などへの進学に向けた基礎学力と応用力の両方をのばす授業も行われており、毎年多くの理数科生徒がすばらしい進路実績を残しています。

 

  コアSSH(Core Super Science High School)[平成24年~平成26年]
  スーパーサイエンスハイスクール

 第1期[平成22年~平成26年],第Ⅱ期[平成29年~令和3年],第Ⅲ期[令和4年~令和8年]

 

奥行きのある幅広い学習と研究

 本校は、平成22年より平成26年までの5年間、文部科学省より第Ⅰ期スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けました。また、平成24年よりコアSSHの指定を受けました。そして、平成29年より令和3年まで第Ⅱ期SSH指定を受け,令和4年から令和8年までの5年間、第Ⅲ期SSH指定をうけることができました。
 この研究開発事業の主対象となる理数科を中心に、学習指導要領の枠を超えた本校独自の設定科目を幾つか開講します。普通科では探究活動を軸とした設定科目も開講します。また、SSHクラブによる多彩な課外活動により、領域横断的な着眼点と科学的な探究力、高い倫理性、国際性を有した生徒を育成するカリキュラムを開発しています。

 

 

 

 

 

 

 理数科に設定された本校独自科目以外にも、先端科学講演会、物理化学系研修会、県内外フィールドワーク、国際交流、わくわくサイエンス・ひらめきサイエンス、特別探究など、普通科生徒も参加できるさまざまな課外活動を展開しています。

 

【コア・スーパーサイエンスハイスクール、スーパーサイエンスハイスクールとは】

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは、理数科教育の充実を図り、未来を担う科学技術系の人材を育てることを狙いとして、文部科学省が指定する研究開発事業です。また、昨年度より、県内小・中・高等学校と連携した理数科研究活動研究ネットワークの中核拠点となる「コア・スーパーサイエンスハイスクール(コアSSH)」にも指定されています。