【1学年】「REAL DAY(デジタルデトックス DAY)」を実施いたしました

仙台第三高校では普段からICT機器を積極的に活用しており、その使用方法も生徒の自主性に委ねられています。一方で、スマホ等の過度な使用による時間の消費や、対面でのコミュニケーション不足といった課題も生じていました。

そこで今回、初の試みとして1学年全体でスマートフォンから一時的に離れる「REAL DAY(デジタルデトックス DAY)」を実施いたしました。

 

当日の取り組み

  • スマートフォンの保管・封印

登校から帰宅までの間、原則としてスマートフォンを「一切触らない・見ない」ルールとし、自宅保管または各自のロッカーへ保管しました。

  • リアルな対話とアナログでの記録

SNSや通知に頼らず、目の前にいるクラスメイトや教員と直接会話を楽しむ時間としました。また、メモや記録には手帳やノートを活用しました。


生徒の主な感想・振り返り

1. リアルな会話やコミュニケーションの増加

「友達との会話が増えて楽しかった。いつも休み時間に下を向いていたみんなの顔が上がり、笑顔が増えたのが印象的だった」
「いつもはLINEで済ませる先輩への連絡も直接伝える機会になり、人と人との繋がりの大切さを実感した」
「アナログなゲームをしたり会話を楽しんだりと、クラス全体がアクティブで高校生らしい良い雰囲気になった」

 

2. スマホ依存への気づきと時間の有意義な活用

「意外とスマホがなくても平気だった一方、無意識にポケットや通知を気にしようとする自分に気づき、どれだけ依存していたかを実感した」
「スマホを触らない分、休み時間や通学時間に読書やテスト勉強へ集中できた」
「家へ帰ってからの過ごし方や学習時間の確保など、普段の生活習慣やスマホの使い方を見直すきっかけになった」
「朝起きてから脳や体が疲れていない感じがした」


3. 不便さからの学びと今後の課題

「部活動の連絡や電車の時刻確認、板書の写真撮影などができず、連絡・情報ツールとしての不便さを感じた」
「娯楽としての利用は自分で制限しつつ、必要な連絡手段として有効活用するなど、メリハリをつけた付き合い方をしていきたい」


「思っていたよりも大変ではなかった」と感じた生徒が多く、「また実施してほしい」、という反応も多くありました。リアルな会話が増えたことで、予想外に休み時間は騒がしくなった教室でしたが、多くの生徒がその環境を楽しんでいました。
デジタルツールとの適切な距離感を自発的に考える貴重な機会となりました。