時習の森(学校林)開発日記
時習の森開発の3歩目♪~区画の大まかな樹木が分かりました~
本日は宮城県仙台地方振興事務所林業振興部林業振興班のお二方に来校していただき,実際に時習の森を見ていただきながら,時習の森の今後の管理と利用法に対するアドバイスをいただきました。
下のコドラートに記載した通り,時習の森の大半は植林されたのちに放置されたままのヒノキ林であることが分かり,さらに道路側からは陽樹の落葉広葉樹が侵入してきていることも分かりました。
多様性を高めて,安定的で安心な生態系を保つための方策を検討するために,まずはヒノキ林の個体群密度を求めるべく,調査をすすめることになりました。
時習の森開発の2歩目♪~コドラート(調査区画)の設置~
6月上旬に自然科学部生物班の6名と共に,時習の森の調査のために必要な調査区画の一部を設置することができました。
昨年のメンバーには5本分のベースとなる杭を打ち込んでもらいましたが,今年のメンバーには2日かけて計12本の杭を打ち込んでもらい,目指す10m正方形×25区画のおよそ半分を作ることができました。
6月の時習の森は見た目以上に植物が繁茂していて,生徒達は必死に藪漕ぎをしながら懸命に活動してくれました!
時習の森開発の第1歩♪
まずは,開発の方向性を明確にするためにプロフェッショナルに相談をしてみよう!ということになり,宮城県黒川郡大衡村にあります『宮城県林業技術総合センター』に連絡をするために,企画書を作ってみました。
これまでの歴史と現状をお伝えして,未来の学校林に向けたベストな形が見つかるといいですね。