SSイベント関連情報
【12月】JSEC2025で審査員奨励賞(ISEF2026アリゾナ州フェニックス派遣)、花王奨励賞など複数入賞!
JSEC2025(第23回 高校生・高専生科学技術チャレンジ)の最終審査が行われ、各分野の受賞者が決まりました。自然科学部の活躍のほか、イノベーション理数探究Ⅰ(2年生)・Ⅱ(3年生)の授業を通した研究の取り組みが評価されました。受賞者の皆さんおめでとうございます。皆さんの今後の活躍を期待します。なお、千葉さんは令和8年5月にアリゾナ州フェニックスで行われるISEF2026に参加します。世界大会での活躍も祈念しています。がんばれ、三高生!
〇花王奨励賞
皆川椋哉(自然科学部化学班)ホウ砂を用いた粉末固化の研究
〇審査員奨励賞(ISEF2026アリゾナ州フェニックス派遣)
千葉温(イノベーション理数探究Ⅱ)鉛筆キャップの歳差運動における自転と旋回の平衡
〇入選
伊藤天伽(自然科学部地学班)氷と塩からみえたエウロパの世界 ─カオス地形の形成メカニズム解明─
〇佳作
菅原直太朗、髙橋応、佐藤飛翔(イノベーション理数探究Ⅰ)靴紐の動摩擦力の測定装置の開発と測定
※JSEC2025の受賞者紹介のページ
https://manabu.asahi.com/jsec/2025/award/index.html
【1/13】第2回PLIJ STEAM・探究グランプリでグランプリ&朝日新聞社賞を受賞!
一般社団法人学びのイノベーション・プラットフォーム(PLIJ)主催の第2回PLIJ STEAM・探究グランプリで仙台三高の取組がグランプリ&朝日新聞社賞を受賞しました。
『三高型STEAM教育』を実施するにあたり、各方面から産学官のご支援をいただきありがとうございます。
これらの取組は、今後も継続しますので、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
テーマ:「産学官連携により探究の深化を目指す『三高型STEAM教育』」
団 体:宮城県仙台第三高等学校および協力機関
2026 年 1 月 26 日(月)東京大学生産技術研究所行われる報告会で取組を紹介します。
※一般社団法人学びのイノベーション・プラットフォーム(PLIJ)は、内閣府、文部科学省、経済産業省、日
本経済団体連合会、経済同友会、日本商工会議所、朝日新聞社の後援を受けている団体です。
〇PLIJのプレスリリース
https://plij.or.jp/docs/PressRelease_PLIJ_Award_Announcement_2025.pdf
〇PLIJのホームページ
https://plij.or.jp/
【1/10】ドローン操作体験教室で科学技術への探究心を育成!
令和8年1月10日(土)鶴ケ谷市民センターのご協力のもと、「ひらめきサイエンスドローン操作体験教室」を開催しました。8名の三高生が前半・後半合計17名(15家庭)の小学生に対して、1対1でドローン操作を指導しました。不安定に飛行するドローンの操作を試行錯誤しながら、目的地を目指してチャレンジしました。最先端の科学技術を活用するトライ&エラーを経験できたと思います。今後も新たな科学技術に興味関心を持って挑戦してほしいと思います。
○三高生の感想(一部抜粋)
・小学生のみなさんが集中している姿が印象に残りました。
・教えることの大変さに加え、楽しさや達成感を感じることができました。
・今後の学校生活や将来にも生かせる経験になりました。
○参加者の感想(一部抜粋)
・ドローンのことが知れて、ドローンのことをもっと調べたいと思いました。
・ドローンがとても楽しかったです。ドローンが欲しくなりました。
○保護者の感想(一部抜粋)
・なれないドローンを夢中で操作している姿を見てよかったなと思いました。
・高校生とペアになることでわからないこともすぐに教えていただきよかった。
| 全体の様子 |
操作の指導 |
集合写真 |
【12/22】ナノテラス講演会~次世代放射光施設が拓く科学と地域の未来~
令和7年12月22日(月)、本校で「ナノテラス講演会」が開催され、1学年の生徒320名と、2学年の希望者(ナノテラス測定班)、教職員を含む約350名が参加しました。
講師に東北大学名誉教授の村松淳司 氏をお迎えし、「次世代放射光NanoTerasuと仙台の未来」という演題で、基礎研究から産業応用まで幅広く活用される最先端科学施設「NanoTerasu」をわかりやすく解説していただきました。
まず、村松先生からはNanoTerasuが仙台に設置された背景と意義について説明がありました。NanoTerasuは3GeV高輝度放射光を利用する国内初の次世代型施設で、軟X線を用いて物質の表面構造だけでなく内部構造まで詳細に観察できることが特徴です。村松氏は、東日本大震災の復興のために、NanoTerasuの計画が構想されたことや産官学が協働するリサーチコンプレックスの中核としてNanoTerasuが果たす役割を紹介してくださいました。
NanoTerasuを核として大学や企業が集積することで、新しい製品や技術が生まれ、地域経済や科学技術の発展に大きく寄与することが期待されています。
また、NanoTerasuでの測定が「ブランド認証」に直結する可能性があることも示され、科学技術が地域産業と結びつく未来像に生徒たちは強い関心を寄せていました。特に、印象的だった活用事例として、宮城県産の牡蠣と他県産の牡蠣の比較分析が紹介されました。
放射光を使ったX線分析により、牡蠣に含まれるミネラル成分の違いを明らかにし、地域産品のブランド化に活用できることが示されました。その他にも食品の内部構造をCTで可視化し、食感や品質の改善に役立てる研究も紹介され、身近な食材が最先端科学と結びつくことに驚きの声が上がりました。
農産物や水産物の品質評価、医療や材料開発など、NanoTerasuが社会課題の解決に貢献する可能性についても触れられ、科学の力が生活に直結することを実感できる内容でした。
講演後、生徒からは「科学が地域の産業や生活に役立つことを実感した」「自分も将来こうした研究に関わりたい」という感想が寄せられました。今回の講演は、最先端科学の魅力を知り、探究活動への意欲を高める貴重な機会となりました。
【12/1】鶴谷小の3年生が仙台三高の時習の森を巡検!
令和7年12月1日(月)、仙台市立鶴谷小学校の3年生が街探検の一環として本校を訪問しました。
今回の訪問では、仙台三高の特色ある施設や環境を紹介し、学校林「時習の森」を巡検する活動を行いました。
時習の森は、本校が誇る自然豊かな学びの場であり、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)活動や理数探究の授業でも活用されています。
小学生たちは、教職員の案内で森の中を歩きながら、樹木の名前や特徴について説明を受けました。子どもたちからは次々と質問が飛び出し、自然への興味と探究心の高さが感じられました。
森の中では、落ち葉や木の実を観察しながら、季節の移り変わりや森の役割についても学びました。
今回の活動は、鶴谷小学校の児童にとって、身近な自然を学ぶ貴重な機会となっただけでなく、本校にとっても地域とのつながりを深める大切な時間となりました。今後も、時習の森を活用した学びの場を地域に開き、科学や自然への興味を広げる取り組みを続けていきたいと考えています。
【11/27&12/1】ごみ分別装置を開発!(THKものづくり探究教材の活用)
11月27日と12月1日の2日間で、理数科80名の生徒が、ものづくり0.が提供する「THKものづくり探究教材」を活用して、スチール缶、アルミ缶、ペットボトルの3種類をごみを分別する装置の開発を行いました。赤い箱から分別装置に必要な部品を取り出すと、生徒たちは班員と協力しながら組み立て、クロームブックを活用し、マイクロビットに分別プログラムを組みました。12月1日には各班で考えたプログラムを実践し、見事3種類のごみの分別ができました。
今後はこれらの経験を理数探究に活かして、研究を充実させてほしと思います。
〇プログラム開発者が工夫した点
・中央、右端、左端にペットボトル、スチール、アルミ缶を別々に分別できるようなプログラムを考えた。
・缶がジグザグに落ちていくようにして見てて楽しくなるようにしました。
・ゴミを一番奥に分別するとき、一秒だと短いので、何秒でやれば効率よくゴミを捨てられるか考えた。
※ものづくり0.(ゼロドット)は、中学生や高校生の「ものづくり」を応援することを目的に、THK株式会社と株式会社リバネスがスタートさせたプロジェクトです。本教材の活用例や、中高生のためのものづくり研究費「THKものづくり0.賞」の案内、そしてものづくりに関するさまざまな動画コンテンツを公開しています。
| 使用した探究教材 |
実験装置組み立て |
プログラミング |
| 3種類の分別成功! |
まとめ |
マイクロビットの画面 |
【12/3】台湾研修直前のGLC第7回セッション実施!(ResearchExpressionⅡ)
12月3日13:20~15:10 仙台第三高校を会場に今年7回目のGLCセッションが行われ、理数科80名が東北大学留学生と交流しました。
今回は、12月9日~12日に控えている台湾研修に向けた最終セッションでした。
台湾研修で台湾師範大学附属高級中学の高校生と行う研究発表に向けた最終確認として、スライドのチェックや質疑応答などオールイングリッシュで行いました。
これまでの経験を活かして、来週の台湾研修を精一杯楽しんできて欲しいと思います。
※GLCは東北大学グローバルラーニングセンターの略
| 全体説明 |
発表の様子 |
ディスカッションの様子 |
【11/29】物理オリンピックに挑戦!
令和7年11月29日(土)12:30~17:00自然科学部物理班3名(1年生)が宮城県仙台第二高等学校を会場に行われた物理オンピックプレチャレンジに挑戦しました。今回の課題は、物理で習う光学の内容のため、1年生にとっては未知の内容でしたが、仲間3人で協力して実験書の説明を読み解きながら実験を行い、課題に取り組みました。実験終了後は、出題者の吉澤 雅幸 東北大学名誉教授による採点が行われ、1つ目の格子間隔を求める問題は見事正解!以降の問題についても部分点を獲得し、なかなかの出来でした。未知な課題に対して取り組む経験は、とても貴重であり、今後の自然科学部物理班の活動に活かして欲しいと思います。
本企画は、日本物理教育学会東北支部第40回物理教育研究大会の特別企画「物理オリンピック日本委員会(JPhO)プレチャレンジに東北地区の高校生が挑む」で開催されました。
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実験の説明 |
実験装置の組み立て |
実験結果の分析 |
【12/4】SSHコーディネーター講演「課題の設定の仕方」 ~第一線の研究者から学ぶ,研究の核心~
令和7年12月4日(木)、本校1年生理数科80名を対象にSSHコーディネーターによる講演「課題の設定の仕方」が行われました。
この講演は今後生徒たちが取り組む課題研究に向けて、研究テーマを設定する際の考え方や重要な視点を学ぶことを目的としています。
第一線で活躍する研究者の経験に基づく話は、生徒たちにとって大きな刺激となりました。
講演の冒頭では、SSHコーディネーターが自身の研究テーマである「エチレンの作用機作」や「水生植物の適応生理」を例に挙げながら、学術研究における課題設定のプロセスを解説しました。
「何を明らかにしたいのかを明確にすることが、研究の出発点である」という言葉に、生徒たちは深くうなずいていました。続いて、学術研究の課題設定に必要な要素として、次の3点が示されました。
・未解決の課題への挑戦(独創性)
・検証する手段(施設・技術)
・新たな理論や概念の発表(評価)
これらを踏まえ、「課題は単なるテーマ決めではなく、科学的な問いを立てること」であると強調されました。
また、情報収集と整理の重要性にも触れ、「ネーチャーやサイエンスに載っている論文であっても、鵜呑みにせず疑う姿勢が大切」という言葉が印象的でした。研究活動の本質について「課題設定はゴールではなく、探究の始まり。問いを持ち続けることが科学の醍醐味」と語られ、生徒たちは真剣な表情でメモを取りながら耳を傾けていました。
また、生徒たちはGoogle Scholarなどを活用した先行研究の調べ方や生成AIの活用についてもアドバイスを受けました。
講演後、生徒からは次のような感想が寄せられました。
「今回の講演会から研究テーマ決定に重要な要素は2つあると考えました。1つ目は疑問点をもつということです。研究の中で様々なことに疑問をもつことで最終的な研究テーマへつながっていることを知りました。また、2つ目は情報収集です。いざ調べてみると、自分が研究しているものと同じものがあることがあるので、しっかり調べて知識を吸収したいです。」
今回の学びは、今後の課題研究において、科学的な視点と主体的な姿勢を育む大きな一歩となるでしょう。
【10/23-10/24】本校63回生(第1学年)が台湾・明道高級中学と英語で国際交流~授業と校外研修を通じて広がる国際的な視野~
令和7年10月23日(木)と24日(金)、本校では台湾・台中市の私立明道高級中学の生徒を迎え、1年生普通科240名と理数科80名が英語を使った国際交流を行いました。このプログラムは、授業交流と校外研修を通じて互いの文化を理解し、国際的な視野を広げること、そして積極的な交流を通じて主体性を育むことを目的に実施しました。
1日目(10月23日)
午前中は歓迎セレモニーの後、明道高級中学の生徒とともに各クラスの授業に参加しました。英語を使って自己紹介や簡単なコミュニケーションを行い、互いの学校生活や文化について話し合う姿が見られました。最初は緊張していた生徒も、笑顔で交流するうちに打ち解け、教室は国際色豊かな雰囲気に包まれました。
午後は、事前に英語の授業で計画した仙台市内の自主研修を実施しました。生徒たちはグループごとに交通機関を利用し、仙台駅周辺や八木山動物園、うみの杜水族館などを訪問しました。訪問先の選定や行程の計画はグループごとにすべて生徒自身が行い、台湾の生徒が喜んでくらそうな場所を選びながら計画をしました。訪問先では英語を使って案内や説明を行いました。異文化交流を楽しみながら、主体的に行動する力を養う貴重な体験となりました。
2日目(10月24日)
理数科の生徒が中心となり、理科と英語を融合させた活動を展開しました。scienceに関連するクイズ大会や学校林「時習の森」でのフィールドワークを実施。自然観察を通じて日本の環境や生態系について紹介し、英語で説明することで、理科の知識を国際的な文脈で活用する力を育みました。
最後には、両校の友好と発展が続くことを願い、植樹式を行いました。植えられたのは、宮城県農業高等学校から提供された玉夢桜(東日本大震災の津波被害を受けて沿岸部に桜を植えたいという思いから開発された塩害に強い新品種)です。
両校の生徒が協力して苗木を植える姿は、未来に向けた友情の象徴となりました。
今回の交流を通じて、生徒たちは英語を使った実践的なコミュニケーションを経験し、異文化理解を深めるとともに、主体性や協働性を育むことができました。国際的な視野を広げるこの取り組みは、今後の学びや進路選択にも大きな刺激となることでしょう。