令和6年度 南三陸フィールドワークの事後指導を行いました。
令和6年7月8日(月)、本校の生徒たちは南三陸町ネイチャーセンターの阿部拓三氏を講師に迎え、本校にてSS南三陸フィールドワークの事後指導を実施しました。
6月23日(日)に実施したフィールドワークは、干潟の生き物調査を通じて生物多様性の重要性を学び、科学への興味を深めることができました。
そのフィールドワークの際に、干潟に生息する生物の調査を行いましたが、今回の事後指導ではその結果について、阿部拓三氏の指導のもと、まとめることができました。
結果をまとめる中で、宮城県準絶滅危惧種であるツブカワザンショウを発見した生徒もいました。
イシダタミやマガキ、アサリといった生物は発見率が高く優占種ということもわかりました。
生徒たちが行った生き物採集の調査の結果、50種類以上の生物が確認されました。
生徒たちはその多様性に非常に驚いていました。
事後指導で分析・指導を受けたデータを活用し、生徒たちは考察をしていき、ポスターを作成し、文化祭等で発表の予定です。
生徒たちは実際にフィールドでの調査を通じて、教室では得られない貴重な経験を積むことができました。このフィールドワークを通じて、生徒たちは自然環境の大切さや、生物多様性の保全の重要性を学びました。また、科学的な調査方法やデータのまとめ方についても実践的に学ぶことができました。これにより、生徒たちは科学への興味を一層深め、将来の進路選択にも良い影響を与えることでしょう。
今回のフィールドワークにご協力いただいた南三陸町ネイチャーセンターの皆様、そして講師の阿部拓三氏に心より感謝申し上げます。今後も引き続き、生徒たちの学びを支える活動を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。