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1. 【男子硬式テニス部】インターハイ出場を決めました

投稿日時: 2023/06/04 職員99

5/26~28に仙台市泉庭球場で高校総体の団体戦と上位に進出した選手の個人戦が行われました。

団体戦は準決勝まで進出しましたが惜しくも敗れ、第3位となりました。
どの試合も実力は両校拮抗し、どちらが勝ってもおかしくない状況でした。
試合は観客席のあるセンターコートで行われたので部員による盛大な応援も選手を後押ししましたがあと一歩及びませんでした。この悔しさは6月に岩手で行われる東北大会にぶつけていきたいと思います。

一方、個人戦はダブルスで3年城義弥(富沢中出身)と2年石川楓(広瀬中出身)のペアが優勝を果たし、北海道のインターハイ進出を決めました。加えてシングルスも2年石川楓が上位4名による決勝リーグを全勝し、優勝でこちらもインターハイ出場を決めました。例年は私立の強豪校がインターハイ出場を独占しており、苦戦を強いられていましたが公立高校として意地を見せることができました。

2人はテニススクールに通いながらも、部活動でも他メンバーと練習メニューを考えたり、技術面でのサポートも行ったりと献身的に参加を続けてきました。今回の大会を通じて、この活躍を近くで見ていたメンバー含め三高テニス部全体がテニスや部活に対して多くの事を感じたと思います。この機会を今後の活動にぜひ活かしてほしいと思います。


 私は2年間、三高テニス部で最高の選手生活を送ることができました。この部活動は自分にとって特別なもので、1年生の頃から絶対に悔いなくやり切りたいという強い思いがありました。恵まれた環境の中で多くの人に支えられ、テニスに集中することが出来た幸せな時間でした。
 今回の高総体の個人戦は、自分の苦手なプレースタイルの選手との対戦が多く苦しい試合が続きました。しかし、集中して諦めずに戦う姿勢を貫くことが出来て、自信を持ってやりきったと言える試合でした。団体戦は第3位で東北大会出場という結果でした。今年こそはインターハイに出場したいという思いがありましたが、達成することはできませんでした。学校代表というプレッシャーの中で、各校のトッププレイヤーと全力で戦ってくれた団体メンバーには、感謝の気持ちでいっぱいです。今年は声出し応援が解禁されて、コートの中から見る三高の圧倒的な応援は選手としてとても心強いものでした。自分はダブルスで実力者と対戦しましたが、常に私たちが試合の流れを掴んでいて、応援の力を感じました。この三高の強みと私たちの思いを引き継ぎ、来年は後輩たちが目標を達成してくれることを信じています。
 また私は1年間、三高テニス部の部長として活動してきました。入部した頃は自分が部をまとめる立場になるとは想像することもできませんでしたが、部長になったことで選手としても人としても成長することができました。自分は硬式テニスの経験が浅く、常にプレッシャーを感じていて辛いことも多くありました。しかし、にぎやかで温かい仲間に支えられ、自分の役割を果たすことができました。このメンバーで同じ目標に向かって活動することができた経験は一生の宝物です。この部活の部長になることができたことを誇らしく思います。
 三高テニス部で過ごした時間は、自分の人生で最も充実したものでした。私たちの活動を見守ってくださった草先生、茂野先生、応援してくださった全ての方々、本当にありがとうございました。これからは自分の新しい目標に向かって頑張ります。

3年 部長 村上治都(寺岡中出身)


 中学までのテニスではより多く繋げる人が勝っていく感じでしたが、高校のテニスにもなると体が大きくなって、攻めの意識の高さや、繋ぎの球のレベルの高さが重要になり、中学までのテニスではあまり通用していかないと感じました。そして今回初めての団体戦でしたが、まず感想として「緊張」というのがとても多くありました。個人戦とは違い、背負うものがたくさんあって、1年生として、2年生3年生の分まで背負うというのはとても大きな重圧で毎試合緊張して望んでいました。ですが1年生でこの仙台三高として出る団体戦に出れたのはとても大きな経験値だと思います。団体戦でしか味わえないこの緊張感はとても特別なもので、その緊張感を体感することができたのは今後に大きく繋がっていくと思います。
 今後の部活動では、今回の試合で実感した自分の弱点を補うことや、逆に自分の武器を磨くことに専念してやっていきたいと思います。そして大会では今回の団体戦での試合経験を忘れることなく活かして、しっかりと結果を残していけるよう頑張ります!

1年 今井勇樹(柳生中出身)