10月4~6日に泉庭球場で新人戦 団体の部が行われ、仙台三高が決勝リーグに進出し、見事優勝を果たしました。
優勝は2年連続です。応援のメンバーも含めてチーム全体で勝ち取った勝利でした。
そして10月25~27日には青森県の新青森県総合運動公園テニスコートで全国選抜高校テニスの東北地区大会に出場し、そこでは第3位になり見事全国大会への出場を決めました。
また、12月14日まで実施された冬季ジュニアテニス大会はシングルスは2年今井勇樹(柳生中出身)が優勝、1年白鳥伊吹(将監中)が準優勝を達成、ダブルスは今井と白鳥ペアが優勝を果たしました。加えて本校から13名の選手がベスト32に進出する大活躍をみせました。
選手主体の系統立てられた練習にも磨きがかかり、最近では雑誌「スタンダード宮城」にも特集されています。
次のチームとしての目標は3月の福岡県で行われる「全国選抜高校テニス大会」での活躍です。寒さもこれから一層増してきますが一丸となって頑張ります。
私は去年の新人戦の時コートの外から応援をしていました。この一年は先輩方や同級生の熱いプレーを見て自分も団体メンバーになり、みんなのためにテニスをしたいという思いで練習をしていました。今年の春に福岡で行われた全国選抜大会に補欠として行かせてもらい今までの部活や県大会では感じられなかった強い刺激を受け取れました。そのことが成長やモチベーションに大きな影響を与えてくれたと思います。そして、それまで経験不足も自分の課題の一つでしたが選抜大会が大きな経験の一つになりました。そして迎えた今年の新人戦。去年の自分とは比べ物にならないくらいの自信を持ってプレーできたと思います。しかし、納得いくプレーができたかと言われればできていません。日頃の練習で自信がつくまで本気でする必要があると思います。三高テニス部の強みの一つでもある部活生とクラブ生が切磋琢磨しあうことを生かして全国選抜大会や高総体に向けてもう一段階ギアを上げていこうと思います。そしてこの記事を見た方は気軽に大会会場で話しかけてください。
2年宮本大輝(五橋中出身)
私は、新人戦・東北選抜・冬季ジュニアを経て、主に心の部分で大きく成長することができました。新人戦の個人戦では思うような結果を出すことができず悔しい結果に終わってしまいました。そのため、前期期末考査後に行われた団体戦ではその悔しい気持ちをぶつけるつもりで試合に臨みました。ですが、自分自身初めての団体戦ということや、仙台三高を背負う重圧などが重なり、序盤はかなり動きに固さがありました。しかし、ペアの好プレーや応援に後押しされ、徐々にではありましたが自分が得意としているストロークを中心に立て直すことができ、最終的には団体戦優勝という最高の結果で終えることができました。約二週間後に行われた東北選抜では、「誰よりも勝ちに貪欲にプレーする」という目標で試合に臨みました。新人戦後に力を入れて練習したボレーや前衛にぶつけるストロークを軸に自信をもってプレーすることができました。しかし、岩手高校との準決勝の大事な場面で自分たちの試合が回ってきた時、極度な緊張と焦りで序盤に相手に流れを渡してしまい、そのまま2-6で負けてしまいました。自分の圧倒的な力不足によって負けてしまったことはとても悔しく、何よりもメンバーに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。ですが、この大舞台に出場できたことは自分を更に成長させてくれました。その一つとして、12月の初旬に行われた冬季ジュニアではダブルスで初めて県ベスト8に進むことができ、自分の心・技・体全てにおいてかなり成長を感じることができる大会でした。
3月には全国選抜が控えています。チームの大きな目標である「全国ベスト16」を達成できるように、残り3ヶ月という短い期間をどうしたら有意義な3ヶ月にできるのかを日々考え、これまでに学んだ様々なことを活かしながら全国選抜に臨み、三高テニス部の歴史の新たな一ページを作れるように、これからも練習に励みたいと思います。
2年岡崎友翔(富谷二中出身)