SSH学校設定科目実践事例集

理科の領域横断的な物の見方や，基礎知識の定着，実験方法の習得により課題研究に向けての基盤を育成する。物理・生物を中心とし，化学・地学分野を含めた，領域横断的な学習を実施している。

「理数数学Ⅰ」の内容に「理数数学特論」や「理数数学Ⅱ」の内容を加え，分野ごと及び理科との関連性を踏まえ系統化する。情報分野と連携することで，データの分析方法について深く学び，課題研究への活用を目指す。「理数数学Ⅰ」の内容を習得するとともに，データの活用・処理方法についての内容を深く学び，課題研究で行う実験のデータの分析・検証に役立てる。理科，情報分野との領域横断型展開する。

英語表現の学習に，基礎的な理数分野の知識を加え，科学的なコミュニケーション能力の育成も目指す。科学的な語彙の習得やプレゼンテーションをグループ単位で行う。国境を越えた環境問題などのグローバルシチズンシップメニューを実施する。

生活，社会学，科学的なテーマを題材にして，課題を発見していくプロセスを体験させ，「SS課題研究Ⅰ」に向けた各自の研究テーマを設定していくことを目指す。家庭科で減じた内容及び「気づき力育成プログラム」等の「気づき」や「試行錯誤」から生じる課題発見スキルの習得，学習及び実験を踏まえた汎用的スキルの習得を行う。

探究学習に必要な汎用的スキルの習得を図る。「課題の決定」などの探究活動の基本的な流れを学ぶことを目指す。構成的ALの手法を用いた汎用性スキル習得メニュー，キャリア形成などを行う。