活動報告
【硬式テニス部】新人戦東北大会で第3位になりました。
10月27~28日に山形県総合運動公園テニスコートにて全国選抜高校テニス大会の東北地区大会がありました。仙台三高は宮城県の第1代表として試合に臨み、第3位となった結果16年ぶりに全国大会への出場が決定しました。
2 回 戦 対 盛岡第四高校 5-0
準 決 勝 対 日大山形高校 2-3
フィードイントーナメント 対 青森高校 3-0
3位決定戦 対 岩手高校 3-1
この大会では9名で戦うのでチーム内に強いプレイヤーが数名いただけでは勝ち抜くことはできません。県大会で優勝した勢いそのままでチーム三高として一丸となって臨みました。
勝ち進んで挑んだ準決勝では、優勝した日大山形に対し果敢に挑みましたが惜敗でした。
結果は3位という好成績でしたが生徒達は優勝を目指して努力してきましたので、この悔しさを日々の練習と3月の福岡で行われる全国大会にぶつけてくれると思います。
僕にとっての東北大会での課題はフォアハンドについてだった。県大会ではイップスになってしまい自分のプレーができなかったからだ。初日の一回戦目は自分のプレーができかなり嬉しかった。しかし準決勝のあの場で自分を出しきれない形となってしまった。僕は最も重要な5番手のシングルスを任されており、言われた時は「やってやろう」と思っていた。しかし、試合が近づくにつれ今までにないぐらい緊張し、心配や不安という気持ちがかなり強くなった。
自分の出番が、恐れていた2-2で回ってきてしまい今まで一緒に戦ってきた味方や部活動で一緒に練習をしたみんなの思いを無駄にはしたくないと思いながらコートに立った。僕は、コートに立ったその瞬間かなりの緊張により体が震えた。今でも思い出すほど怖かった。ベンチコーチに入ってくれた部員に励まされながら試合が始まり、自分のプレーが縮こまってしまった。「このままではダメだ」と思いながらもあっという間に試合が進んでしまった。負けてしまった瞬間僕は今まで戦ってきた仲間や部員のみんなに申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいになった。
自分は他にもたくさんの課題があることに気づいた。しかし、その後の試合には勝ち全国選抜に行けることができた。この結果はチームのみんなが引っ張ってくれた結果だと僕は思っている。東北大会での不甲斐ないプレーが今後ないように日々の練習をもっと真剣に取り組んでいきたい。
1年 石原一輝(仙台一中出身)
【硬式テニス部】新人戦(団体の部)で優勝しました
10月3~5日に泉庭球場で新人戦 団体の部が行われ、仙台三高が決勝リーグに進出し、見事優勝を果たしました。
近年では3年連続で3位となっていましたが、昭和57年以来、41年ぶり2度目の優勝です。
ここ5、6年で「三高で団体優勝を果たしたい!」と入学してきた主力メンバーが代々意志を受け継ぎ、
ようやくここまで辿り着くことができました。
東北大会は今月27日から山形で行われます。
全国大会へ向けてまた一丸となって努力していきます。
今回の新人戦団体は自分にとって初めての団体戦ということもあり、考査が終わってから新人戦までの練習ではかなり集中して取り組むことが出来ていました。さらに、仙台三高がここ何年も惜しいところで負けていると聞き、俄然やる気に満ちていました。新人戦が始まると、団体戦ならでは緊張感を感じることができ、いい経験になったと思います。いざ試合が始まると、詰めが甘かったり、もったいないミスがあったりと至らない部分もありましたが、自分にできることをやれるだけやれたと思います。仙台三高として一番の山場となる最後の優勝決定戦では、自分達より先に入ったダブルスの選手がいい流れを持ってきてくれたことで、ここを勝ったら優勝というはやる気持ちもありましたが、自分達の試合に集中していつも通りのプレーをして勝つことが出来ました。これから東北選抜がありますが、仙台三高としての目標は全国選抜なので、今回の優勝に慢心せず、県予選や練習試合で見つかった弱いところを改善して東北選抜でも優勝して全国選抜に臨みたいと思います。
1年 鬼柳洸樹(広瀬中出身)
自分はこの大会に優勝だけを目指して臨みました。2位までが東北選抜に出場できるなかで、2位以上を目指すのではなく1位だけを目指すとチームで決め、強い思いで大会までの練習を積めたと思います。いざ大会を振り返ると、初日からプレーに固さはあったと思います。第1ダブルスとして絶対に落とせない立場であり、なおかつ1年とのペアということもあり、自分が引っ張らないといけない点からも緊張を生んでしまいました。しかし最後の優勝決定戦までに全勝で進めたのはとても心に余裕を持つことができたと思います。が、最後の試合は正直あまり覚えていません。最初は強がらないとやってられないくらいの緊張がありました。しかし試合が進むたびに、緊張がだんだんと楽しい、気持ちいいという感覚に変わっていったんだと思います。格上相手に自分達の実力の120%をだすことができていたと自信をもって言える試合でした。勝った瞬間は嬉しいが込み上げてくるというよりは、興奮が体に残り、ふわふわした状態でした。一生忘れられない感覚でした。チームとして最後に強豪チームに勝ったときは本当に嬉しかったです。全国レベルの絶対的な2本柱のチームメイトがいながらも自分らが不甲斐ない試合をしたせいで勝てない場面が今まで続いてきた分、やっと貢献できたという安心感もありました。ここからはまず東北選抜、そして全国選抜に向けて新人戦や練習試合を通してみつけた個人、そして全体の弱点を補い、全員が勝てるチームを目指して日々の練習に臨んでいきたいと思います。
2年 佐藤勇人(高森中出身)
【男子硬式テニス部】夏の大会の報告
7月27~30日に実施された宮城県民体育大会において、2年石川楓(広瀬中出身)がシングルスで優勝、1年今井勇貴(柳生中出身)が第5位、2年佐藤勇人(高森中出身)が第6位となりました。
またダブルスは2年佐藤と1年今井ペアが第3位という成績でした。
非常に暑い期間の中で各選手は苦しみましたがそれぞれが最大限のパフォーマンスを発揮することができました。
また2年佐藤は昨年怪我で活躍の機会に恵まれませんでしたが、8月12日の夏季ジュニア大会でも第8位と着実に結果を残せるようになりました。
現在は9月の新人戦に向けて練習を重ねています。
何とか団体戦で全国へコマを進められるようにチーム全体でスキルアップを図っていきたいです。
【男子硬式テニス部】インターハイ出場を決めました
5/26~28に仙台市泉庭球場で高校総体の団体戦と上位に進出した選手の個人戦が行われました。
団体戦は準決勝まで進出しましたが惜しくも敗れ、第3位となりました。
どの試合も実力は両校拮抗し、どちらが勝ってもおかしくない状況でした。
試合は観客席のあるセンターコートで行われたので部員による盛大な応援も選手を後押ししましたがあと一歩及びませんでした。この悔しさは6月に岩手で行われる東北大会にぶつけていきたいと思います。
一方、個人戦はダブルスで3年城義弥(富沢中出身)と2年石川楓(広瀬中出身)のペアが優勝を果たし、北海道のインターハイ進出を決めました。加えてシングルスも2年石川楓が上位4名による決勝リーグを全勝し、優勝でこちらもインターハイ出場を決めました。例年は私立の強豪校がインターハイ出場を独占しており、苦戦を強いられていましたが公立高校として意地を見せることができました。
2人はテニススクールに通いながらも、部活動でも他メンバーと練習メニューを考えたり、技術面でのサポートも行ったりと献身的に参加を続けてきました。今回の大会を通じて、この活躍を近くで見ていたメンバー含め三高テニス部全体がテニスや部活に対して多くの事を感じたと思います。この機会を今後の活動にぜひ活かしてほしいと思います。
私は2年間、三高テニス部で最高の選手生活を送ることができました。この部活動は自分にとって特別なもので、1年生の頃から絶対に悔いなくやり切りたいという強い思いがありました。恵まれた環境の中で多くの人に支えられ、テニスに集中することが出来た幸せな時間でした。
今回の高総体の個人戦は、自分の苦手なプレースタイルの選手との対戦が多く苦しい試合が続きました。しかし、集中して諦めずに戦う姿勢を貫くことが出来て、自信を持ってやりきったと言える試合でした。団体戦は第3位で東北大会出場という結果でした。今年こそはインターハイに出場したいという思いがありましたが、達成することはできませんでした。学校代表というプレッシャーの中で、各校のトッププレイヤーと全力で戦ってくれた団体メンバーには、感謝の気持ちでいっぱいです。今年は声出し応援が解禁されて、コートの中から見る三高の圧倒的な応援は選手としてとても心強いものでした。自分はダブルスで実力者と対戦しましたが、常に私たちが試合の流れを掴んでいて、応援の力を感じました。この三高の強みと私たちの思いを引き継ぎ、来年は後輩たちが目標を達成してくれることを信じています。
また私は1年間、三高テニス部の部長として活動してきました。入部した頃は自分が部をまとめる立場になるとは想像することもできませんでしたが、部長になったことで選手としても人としても成長することができました。自分は硬式テニスの経験が浅く、常にプレッシャーを感じていて辛いことも多くありました。しかし、にぎやかで温かい仲間に支えられ、自分の役割を果たすことができました。このメンバーで同じ目標に向かって活動することができた経験は一生の宝物です。この部活の部長になることができたことを誇らしく思います。
三高テニス部で過ごした時間は、自分の人生で最も充実したものでした。私たちの活動を見守ってくださった草先生、茂野先生、応援してくださった全ての方々、本当にありがとうございました。これからは自分の新しい目標に向かって頑張ります。
3年 部長 村上治都(寺岡中出身)
中学までのテニスではより多く繋げる人が勝っていく感じでしたが、高校のテニスにもなると体が大きくなって、攻めの意識の高さや、繋ぎの球のレベルの高さが重要になり、中学までのテニスではあまり通用していかないと感じました。そして今回初めての団体戦でしたが、まず感想として「緊張」というのがとても多くありました。個人戦とは違い、背負うものがたくさんあって、1年生として、2年生3年生の分まで背負うというのはとても大きな重圧で毎試合緊張して望んでいました。ですが1年生でこの仙台三高として出る団体戦に出れたのはとても大きな経験値だと思います。団体戦でしか味わえないこの緊張感はとても特別なもので、その緊張感を体感することができたのは今後に大きく繋がっていくと思います。
今後の部活動では、今回の試合で実感した自分の弱点を補うことや、逆に自分の武器を磨くことに専念してやっていきたいと思います。そして大会では今回の団体戦での試合経験を忘れることなく活かして、しっかりと結果を残していけるよう頑張ります!
1年 今井勇樹(柳生中出身)
【男子硬式テニス部】高校総体個人戦に出場しました
5月の19~21日に、高校総体の県予選(個人の部)があり、参加してきました。
3年生は部活動最後の舞台となります。
本校では3年の城義弥(富沢中出身)と2年石川楓(広瀬中出身)がシングルスではベスト8、ダブルスではベスト4に進出し今週末のトーナメントにコマを進めました。
高体連の大会ではコロナ後初めて「保護者の方の来場」と「声を出しての応援」が可能になりました。
部員一人一人が日ごろの練習の成果を発揮し、3年間の思いを試合にぶつけることができました。
また、学校対抗戦に選ばれたメンバーは今週末の団体の部にも出場します。
昨年は3位、一昨年は2位、3年前も2位と、インターハイまでもう少しのところで敗退しています。
何とか優勝できるようにチーム一丸となって全力で頑張ってきます。
最後の高総体の個人的な目標は悔いの残らないよう全力で楽しむことでした。
シングルスでは最終日まで残ることがなかったので、今回初めて残ることができ、ハッピーな気持ちです。ブロックの準々決勝で第3シードのテニススクール出身の選手と当たり、大敗北を喫しました。しかし、自分の納得のいくプレーができたため、後悔はしませんでした。目標達成です。ダブルスでは、私の尊敬するパートナーと組んで試合をすることができました。試合の結果は良かったと言えるものではありませんでしたが、楽しく試合をすることができました。目標達成です。
この三年間の部活はとても有意義なものでした。練習環境に恵まれ、仲間に恵まれ、顧問に恵まれる。そんな部活でした。また、多くの友人、先輩後輩と出会うことができました。部活をまとめてくれる仲間、ふざけて笑わせてくる仲間、ボケたときに突っ込んでくれる仲間、テニスを教えてくれる仲間、など。三高テニス部で得たものは数え切れません。この学校のこの部活に入って良かったと、心の底から思います。お世辞なしです。
高総体はまだ団体戦が残っていますが、これまでの人生の中で一番応援しています。今年は声出し応援が解禁になったので、声が枯れても応援したいと思います。信じています。
最後に、高総体の運営に携わった方々、草先生、茂野先生、チームメイトの皆、本当にありがとうございました。
3年 今野透志(蒲町中出身)