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【10/7】生物 ✕ 倫理
先日、3年生「理数生物、生物」の授業において、倫理科と連携した教科横断型STEAM授業(生物 ✕ 倫理)を行いました。
今回のテーマは「利他行動(自己の利益を犠牲にして他個体を助ける行動)」です。
授業では、まず倫理の視点から「人間における利他行動」を、次に生物の視点から「動物における利他行動」を考察しました。
その後、両者を比較することで共通点や相違点を探究し、多角的な視点から「利他行動」の本質に迫りました。
生徒たちは、理系・文系の枠を超えた視点で学ぶこの授業を楽しみにしてくれていたようです。授業後も活発に議論を交わしたり、テーマについて深く思考を巡らせたりする姿が見られ、知的な刺激にあふれた時間となりました。
【9/17】生物基礎 ✕ 免疫劇場
仙台第三高校の生物基礎の授業では、「生体防御」について学んでいます。免疫に関わるさまざまな細胞の特徴や、それらがどのように連携して細菌やウイルスから体を守っているのかを理解するために、生徒たちはこの仕組みを擬人化した劇で表現しました。
各班はストーリーを丁寧に練り上げ、自分たちで小道具を準備し、協力しながら演技を通して学びを深めました。細胞たちが登場人物として活躍する劇を通じて、生徒たちは楽しみながら免疫のしくみを体感的に理解することができました。
1年生 生物基礎「生物の多様性と生態系」「時習の森」授業紹介
仙台第三高校1年生の生物基礎の授業では、学校林「時習の森」を活用した特色ある授業を展開しています。
今回は、「生物の多様性と生態系」の単元の一環として、森の各地点の土壌中に生息する生物の種類を、ツルグレン装置を用いて調査しました。
時習の森の土壌生物の多様性については、これまで詳細な調査が行われておらず、未知の領域です。 生徒たちは、自分たちで採取したデータをもとに、森の状態を考察するという貴重な経験をしました。
学年全体でデータを集計し、様々な角度から分析することで、森の生態系についてより深く理解することができました。
今回の授業を通して、生徒たちは生物多様性の重要性や、自然環境を守ることの大切さを改めて認識しました。
1年生 生物基礎「時習の森」の観察
1年生生物基礎の授業では、森林の階層構造や、森林にできるギャップについて学習しました。
仙台三高の隣の森では実際にその様子が見られるため、観察を行いました。
以前、他の授業でも森の観察は行いましたが、学習した知識があると見える景色も違って見えます。
どのような場所で階層構造が見られるか、どこにギャップがあり林床の様子はどのようになっているか、など生徒は森に散らばって学んだことが理解できる場所を時間内に探し回りました。
「生物✕倫理」利他行動について
3年生の生物の授業では、倫理の先生とコラボし、生物の利他行動について考える授業を行いました。
生物の利他行動についての例を、倫理の先生、生物の先生それぞれから学び、両者の共通点や相違点について考えました。
今回はFigjamを使い、お互いに意見を交わしながら考えをまとめました。
理数生物 ✕ 倫理 利他行動を考える
3年生理数生物の授業では、倫理の先生とコラボし、利他行動(自己の利益を犠牲にして、他個体を助けるような行動)の意味について考える授業を行いました [STEAM 生物 ✕ 倫理]
授業の最初に利他行動の意味について自分なりの意見をまとめました。
その後、倫理的な考えや生物的な考えを授業として学び、再び授業後に自身の考えをまとめ、考えに変化があったかをお互い話し合いました。
相手の考えが自身と異なるところも多く、様々な面から利他行動を考える学びの多い授業になりました
ウニの受精と発生
3年生の生物の授業では,バフンウニを使い受精と発生の観察を行いました
授業で既に学んだ内容ではあるものの,実際に受精膜が形成される様子や受精の早さに驚きがありました
受精した後に細胞分裂が進む過程で作られる紡錘体も、透明ではありますが,細胞をうまく押しつぶすことで存在を確認することができました。
一般的な産卵期からズレていることもあり,発生がうまく進んだものは少なかったですが,遊泳を始めるものも観察できました。
仙台三高の生物室には,なかなか普通の高校には無い蛍光顕微鏡があり,蛍光色素を使った観察もできます。
精子の頭部には核が有ることや,受精卵が卵割する際には核分裂が起こることは教科書で学んだことではありましたが,実際にDNAを蛍光染色して観察できたことに生徒一同感動しておりました