研究開発 の 内容  

① 学校設定科目「SSベーシックサイエンス」

物理・生物を中心とし,化学・地学分野を含めた領域横断的な学習を行います。理科の領域横断的な物の見方や,基礎知識の定着,実験方法の習得により,「SS課題研究Ⅰ」,「SS課題研究Ⅱ」に向けての基盤を育成します。

② 学校設定科目「SS理数数学Ⅰ」   右 指導事例がご覧いただけます

「理数数学Ⅰ」の内容を習得するとともに,データの活用・処理方法についての内容を深く学び,課題研究で行う実験データの分析・検証に役立てます。理科,情報分野との領域横断的な学習を行います。「理数数学Ⅰ」の内容に「理数数学特論」や「理数数学Ⅱ」の内容を加え,分野ごと及び理科との関連性を踏まえ系統化します。情報分野と連携することで,データの分析方法について深く学び,課題研究への活用を目指す。さらには2年次に学習する「SS理数数学Ⅱ」へと発展させ,「科学する力」を培うと共に,大学の学習への接続を試みます。

③ 学校設定科目「SS理数数学Ⅱ」   右 指導事例がご覧いただけます

「理数数学Ⅱ」の内容を深め,大学で学ぶ数学への連携を実施していきます。理科分野や課題研究で必要な内容との領域横断型授業を展開します。「理数数学Ⅱ」の内容に「理数数学特論」の内容を加え,各分野及び理科との関連性を踏まえ系統化します。「極限」や「線形代数」などの発展的な内容を多く取り入れ,大学で学ぶ内容との接続を目指します。

④ 学校設定科目「SS課題研究基礎」  右指導事例がご覧いただけます①  

家庭科で減じた内容及び「気づき力育成プログラム」等の「気づき」や「試行錯誤」から生じる課題発見スキルの習得,学習及び実験を踏まえた汎用的スキルの習得を目的としています。生活,社会学,科学的なテーマを題材にして,課題を発見していくプロセスを体験させ,「SS課題研究Ⅰ」に向けた各自の研究テーマを設定していくことを目指します。「科学する力」の育成に向け,「SSプレゼンテーションスキル」におけるプレゼンテーションスキルの向上や「SS課題研究Ⅱ」における論文作成の手法習得など,発展的な学習を行うための基本的なスキル習得と位置づけています。

⑤ 学校設定科目「SS課題研究Ⅰ」

課題研究の実践,高度な研究への取組,外部発表会への参加を促します。高次のアクティブラーニング(本校における非構成的アクティブラーニング,学習者が課題を設定する探究学習,生徒自らが求める学びのこと)によりラーニングサイクルを1年間の中で反復体験させ,「科学する力」の総合的育成を目指します。

⑥ 学校設定科目「SS英語表現Ⅰ」   右指導事例がご覧いただけます① 

科学的な語彙の習得やプレゼンテーションをグループ単位で行います。また国境を越えた環境問題などのグローバルシチズンシップメニューを実施します。英語表現の学習に,基礎的な理数分野の知識を加え,科学的なコミュニケーション能力の育成も目指します。2年次にはプレゼンテーション能力の向上や言語能力獲得を目的とした「SSプレゼンテーションスキル」,2・3年次には発信力や総合力に磨きをかける「SS英語表現Ⅱ」などへ発展的な学習を展開しています。

⑦ 学校設定科目「SS英語表現Ⅱ」

様々なテーマについてのプレゼンテーションやディベート,留学生とのディスカッションなどを通して,グローバルシチズンシップメニューを展開します。2年次では,2単位から3単位に増単し,実践的なコミュニケーション活動と理数分野・科学に関するプレゼンテーションを行います。あわせて,その過程で視野・視座の自在性を身に付けることを目指します。また3年次では,プレゼンテーションを通して,自分の考えや必要な情報を英語で発表することでグローカルな視点に磨きをかけ,総合実践力を向上させることを目指します。

⑧ 学校設定科目「SSプレゼンテーションスキル」

ポスター発表・口頭発表におけるプレゼンテーションスキルのレクチャーを行います。東北大学GLCによる「SSプレゼンテーションスキル」における英語プレゼンテーション指導及び助言などの積極的活用を試みます。日本語及び英語による口頭発表,ポスター発表のためのプレゼンテーション能力の向上と言語能力獲得への積極的な資質及び態度の育成を目指します。

⑨ 学校設定科目「SS探究基礎」

構成的アクティブラーニングの手法を用いた汎用性スキル習得メニュー,キャリア形成などを通して,探究学習に必要な汎用的スキルの習得を図ります。「課題の決定」などの探究活動の基本的な流れを学ぶことを目指します。2年次に取り組む「SS探究Ⅰ」,3年次に取り組む「SS探究Ⅱ」への発展的な学習を展開する礎と位置づけています。

⑩ 学校設定科目「SS探究Ⅰ」

個別テーマ設定によるゼミに所属し,本格的な探究活動を行います。第1期SSHで培った探究学習の指導法を波及させます。「SS探究基礎」で習得した汎用的なスキルを用い,普通科での探究学習を通じて生徒の「深い学び」の達成を目指します。

⑪ 学校設定科目「SS課題研究Ⅱ」

論文作成に関するレクチャー,論文作成,キャリア形成活動を行います。課題研究の成果を論文にまとめる過程で,論文作成の手法を学ぶとともに,キャリア形成に役立てることを目指します。

⑫ 学校設定科目「SS探究Ⅱ」

ゼミでの課題研究の総まとめ,論文作成,キャリア形成活動を行います。2年次までの研究を論文としてまとめ,発表することで自らのキャリア形成の方向性を定めることを目指します。

⑬ 高大連携等

東北大学工学部における工学部研修及びポスター指導によるキャリア形成及びポスター作製・発表スキルの習得,東北大学GLCによる「SSプレゼンテーションスキル」における英語プレゼンテーション指導及び助言,宮城教育大学の助言をもとにした各評価方法の洗練化,県内大学の協力による「SS課題研究Ⅰ・Ⅱ」,「SS探究Ⅰ・Ⅱ」における研究指導,JICA国際協力開発機構による「SS探究Ⅰ・Ⅱ」における研究指導・協力など,外部との連携により俯瞰的・客観的視点からの研究開発を目指します。

⑭ 校外研修活動

台湾研修,つくば研修,フィールドワークにおける実験・調査・実習などを行います。特に来年度実施予定である理数科2学年全員及び普通科希望生徒による台湾研修に向け,英語による合同課題研究発表会や合同フィールドワーク,実習や国際交流の一層の充実,改善開発を行います。

⑮ SSH生徒研究発表会・交流会等の参加

三高探究の日,GSフェスタ,宮城県高等学校理数科課題研究発表会,宮城県高等学校生徒理科研究発表会,SSH生徒研究発表会,みやぎサイエンスフェスタ,東北地区サイエンスコミュニティ研究発表会,国際科学系各種オリンピック,科学の甲子園,日本学生科学賞,高校生科学技術チャレンジ,東北大学「科学者の卵」,各種学会,高校生発表会,各種科学コンテストなどへの参加・発表を行います。

⑯ 国際性の育成

台湾研修,東北大学GLC・宮城教育大学等における指導,「SS英語表現Ⅰ」を通したグローバルシチズンシップメニューの実施などを通して国際性の育成を図ります。

⑰ その他の課外活動

特別課題研究,SS講演会,理数科講演会,わくわくサイエンス,ひらめきサイエンス等の実施・派遣を行います。

⑱ 運営指導委員会の開催

定期的に運営指導委員による助言・指導をいただき事業に反映しています。

⑲ 成果の公表・普及

「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」への参加,「みやぎサイエンスフェスタ」への協力・参加を通して,成果の公表と県全体に対する普及活動を積極的に行います。

⑳ 事業の評価

研究開発事業の多角的視点による点検・評価を行います。