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わくわくサイエンス 出前科学教室(風の音)

 7月25日木曜日に出前科学教室が介護老人福祉施設十符・風の音で行われました。参加者は施設のお年寄りの方約20名と利府町立利府小学校の1〜3年生約10名でした。

 今回のわくわくサイエンスはあいにくの大雨で来られない人も出てしまいましたが,好奇心旺盛な子供たちが熱心に理科の話を聞いていました。またお年寄りのみなさんは,実験を通して子どもたちと会話を楽しんでいました。

実験の内容は,

1, 「液体窒素」の実験

2, 「空気砲」で空気の流れを実感しよう!

3, 「この指とまる風車」を作って遊ぼう!

でした。

わくわくサイエンスを通して,多くの子供たちが理科に興味を持ってくれればうれしいです。

第2回SSH講演会

 7月22日(月)第2回SSH講演会がありました。東北大学電気通信研究所の塩入諭教授に,「視覚科学から情報技術へ」について講演してもらいました。

 前半は,「目の錯覚とは」「注意負荷と有効視野の関係を用いた運転時の危険予測」などについて講義してもらいました。

 後半は,色々な錯覚画像を用いて,錯覚の個人差についての実習を行いました。


図1

 図1は白いラインの交点に点が見えます。  


図2

 図2は渦巻きに見えますが,実際は円の集合です。

 人によっていろいろな見え方があるのが分かって面白かったです。

第1回理数科講演会

本日7月8日,第1回理数科講演会が開かれました。「宇宙の謎を解き明かす最先端科学」と題して東京大学素粒子物理国際研究センターの山下了准教授に講演していただきました。

講演はテレビドラマ「ガリレオ」の話から始まり,宇宙に関する不思議な事を分かりやすく,噛み砕いた表現で説明していただき,興味を持ち続けながら聞くことができました。

ヒッグス粒子等の素粒子のお話も参考になることが多かったです。一番小さい単位の素粒子の研究が宇宙というとてつもなく大きなものを解明するのに重要だということが,面白いと思いました。

今北上山地に誘致しようとしているILC(国際リニアコライダー)についてもお話をいただき,とても有意義な2時間を過ごすことができました。

わくわくサイエンス第1回 親子科学実験教室

6月29日,第1回わくわくサイエンス親子科学実験教室を本校にて開催しました。
80名ほどの参加がありました。

内容としては
・液体窒素を用いた実験
・空気砲を使って空気を見る実験
・さまざまな色の炎を見る炎色反応の実験
・風車を作って回す実験
・空気圧によるものの膨張実験
・傘袋ロケットを作って飛ばす実験
・顕微鏡を用いて細胞を見る実験
を行いました。


前半は生徒によるデモンストレーションを行いました。後半は学年別に分かれて児童参加型の実験を行いました。実験は昨年以上の盛り上がりがありました。さらに内容も多彩なものとなり,より科学の楽しさを知っていただけたかと思います。

次回の親子科学実験教室は10月になります。たくさんの応募お待ちしております!

第1回コアSSH講演会

6月22日,第一回コアSSH講演会がありました。「Probability and Molecules」と題して,東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)助教のDaniel M.Packwoodさんに講演していただきました。

講演はすべて英語で行われたため,理解することが難しい場面もありました。しかし,たくさんのわかりやすい例を示してくださり,スライドも見ながら,なんとか(こんな感じかな)と考えることができました。
特に印象的だったのが,波の形を考える際に,より小さな原子を反射させると,より細かな結果が得られ,さらにそれがを確率の考えを用いて方程式で表すことができるということです。

今回の講演会で,原子の運動を考える際に数学の確率論を用いる。ということを学べただけでなく,科学においての英語の重要性を改めて考えることができました。