2013年8月の記事一覧

わくわくサイエンス 出前科学教室(仙台市立太白小学校)

8月9日(金),出張科学教室が仙台市立太白小学校にて行われました。参加者は,太白小学校の3〜6年生の児童およそ20名でした。


実験は,

・液体窒素を用いた実験

・空気砲を使って空気を体感する実験

・さまざまな色の炎を見る炎色反応の実験

・空気圧によるマシュマロの膨張実験

を行いました。

参加児童の皆さんの反応がとてもよく,三高の生徒も楽しく実験を行えました。

これからも皆さんに楽しい実験が提供できるように頑張っていきたいと思います。

つくば研修

今年度のつくば研修は8月1日から3日の3日間でした。
各班とも予習をしっかりとやり臨みました。
1日目は,農業科学研究所を訪れ,江口定夫さんから講義を聞きました。
講義の前半では,「土の中での水の動き」や「硝酸性窒素による地下水汚染」の話を聞き,
後半では,講義にちなんだ実験をしました。

2日目は,高エネルギー加速機構を訪れました。
「物質の起源」や「国際リニアコライダー」などの講義を聞いたり,
普段は見ることのできない,日本で一番大きい加速器や
放射光実験施設を見ることができました。

また,昼食を食堂で食べることができ,値段も手ごろでおいしかったです。

3日目は,JAXAを訪れました。
一般の展示ブースでは,多くの人工衛星の実物を見ることができました。

今回のつくば研修は,貴重な話をたくさん聞くことができとてもいい体験になりました。

白神フィールドワーク

 今年の白神フィールドワークは8月2~4日までの3日間で行われました。講師にはいわさきエコクラブ会長神林友広先生と弘前大学農学生命科学部地域環境工学科教授の檜垣大助先生をお迎えしました。

 1日目は神林先生ご指導の下「ブナ林の毎木調査」を行いました。ブナ林の直径を測り,昨年,一昨年と比較してブナ林の成長を見ました。
 また,夜には「世界遺産白神山地と十二湖」という題で講義をして頂いた後,「発行生物の観察」としてホタルの観察を行いました。ホタルだけでなく,星空もとてもきれいでした。

  

 2日目,初めは「樹木の成長と光環境」の調査を行いました。樹木の芽生えの真上の写真を撮り,そこの照度と樹木の成長を見ました。

 次に檜垣先生ご指導の下「地すべりと追良瀬川の土石流」の調査を行いました。檜垣先生には地すべりによってどのような地形に変動していったのかということについて説明して頂きました。日本キャニオンでは普段は見ない黒曜石などを見ることができました。追良瀬川では川の深さや流れの速度などを測り,断面積や体積を計算しました。また,道中でクマを発見し,とても驚きました。

 3日目は「十二湖地域の地形」として十二湖をまわり,また,日本キャニオンを上から眺めました。その中で檜垣先生に地形についての瀬梅井をして頂きました。

 この3日間はとても充実した時間を過ごすことができました。今回観察,調査を行ったものは班ごとにまとめ,11月に行われるサイエンスフェスタで発表することになります。