SSイベント関連情報

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令和4年度 SSH交流会「探究活動まなびあい教員研究会」を実施しました。

 8月10日9:30~12:30 仙台三高を会場に、令和4年度 SSH交流会「探究活動まなびあい教員研究会」を実施しました。来校(25名)とオンライン(26名)のハイブリッド形式で実施し、宮城県内26校、県外12校の計38校(内、小中学校・中等教育学校10校含む)の参加と全国規模の研究会になりました。アドバンストコースは国立米子工業高等専門学校の谷藤尚貴教授、スタンダードコースは宮城教育大学の見上一幸名誉教授を講師としてお迎えし、講演と分科会による協議で行いましたが、設定した時間を終えてもなお話題が尽きず、参加された先生方の探究への熱意と各校での取組を知り、各校でのアイデアを共有することができました。今回の研究会をきっかけとして、サイトでの情報交換や探究活動を通じての協力関係を継続していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。以下に研究会参加者の声や今後のテーマなどを抜粋しましたので、ご覧下さい。

 

◎参加者感想(抜粋)

 ・ファシリテーターのあり方として、教員は「教えない」「問いを通して生徒を導く」立場であると学んだ。もっと時間があればと思った。

 ・中学校や他県の様子、高校でもSSH校と就職の多い学校と、様々な背景をもつ学校の先生方と情報共有でき、非常に参考になりました。

 ・探究活動の目的(誰を対象にするのか)や、対比などの手法、質的、量的研究のバランスなど、大変参考になりました。

 

◎今後、探究の分科会として興味を持っているテーマ(抜粋)

 ・他校との協働を取り入れた探究活動

 ・評価に関する論理的な内容

 

○開会式(校長挨拶)

  ○アドバンストコースのようす

 ○スタンダードコース(講演会)

 ○スタンダード(分科会)

 ○閉会式(見上教授の挨拶)

 ○zoom参加者

令和4年度 SSひらめきサイエンス教室を実施しました。

7月29日(金)10:00~11:30 宮城教育大学附属小学校体育館を会場にドローンプログラミング教室を実施しました。抽選で選ばれた10名の児童(保護者同伴)が参加し、三高生が企画した課題に対して、一生懸命に取り組む児童とそれをサポートする高校生の姿が印象的でした。児童からは、「自分で色々な事を考え、試行錯誤しながら、とても楽しく出来た事がよかったです。」という感想もあり、児童の論理的思考力の育成や科学技術に対する興味や関心を深めることができたと感じました。次はどこかでドローン教室を開催すると思いますので、見つけたときにはご参加お願いします!

 

 

イノベーション理数探究基礎のミニ探究Ⅱ化学分野スタート!

現在開発中の「イノベーション理数探究基礎」のミニ探究Ⅱ化学分野がスタートしました。ノギスで測定器具の内径を測り、それらの器具で50mLの水を測り取ることで、測定器具の内径と測定誤差の関係を考察できる実験を行いました。測定して得られたデータは紙に記録しながら、クロームブックでスプレッドシートにも記録しました。今後はデータサイエンスの授業で、誤差や相関を分析する予定です。夏休み明けの実験もお楽しみに。

7月3日 仙台市科学館でポスター発表&実験教室を実施しました。

7月3日(日)10:00~15:00,仙台市科学館を会場に「令和4年度宮城県SSH指定校合同発表会」が行われました。

本校からは45名が参加し、理数科の課題研究2班、普通科の探究3班がポスター発表をしたほか、科学実験教室とドローンプログラミング教室で出展しました。ポスター発表は大盛況で、科学実験教室では150セット用意したスライムが14時過ぎに終了し、ドローンプログラミング教室には50名を超える児童が参加してプログラミングを楽しんでいました。今後も科学的な探究活動の普及を進めていきますので、機会があればご参加下さい。

第1回先端科学講演会(東北大 出澤教授)を実施しました。

7月4日(月)15:30~17:00 本校大講義室において第1回先端科学講演会を実施しました。

 題名「未来の医療を変えるMuse細胞の発見と秘話:チャンスはどのように訪れるのか」

 講師 東北大学大学院 医学系研究科 教授 出澤 真理 氏

 様々な細胞に分化する機能を持つMuse細胞の性質や研究、発見までの経緯「失敗からの発見」について、生物選択の生徒以外にも分かりやすい説明で講演に聴き入っていました。最先端医療の研究を知り、探究心が強く刺激された生徒達から講演会終了まで多くの質問がでました。今回の講演を聞き、Muse細胞の研究をしたい、自分も研究を通して発見をしたいなど生徒の科学的な探究心の高まりを実感しました。将来の医療を支えるMuse細胞の研究が今後飛躍的に進むことを期待しています。

 ※本講演会は、石戸谷先生(仙台三高理数科1回生)のご紹介で実現しました。この場を借りて感謝申し上げます。

豚眼球の解剖

3年生の生物の授業は、刺激を受容する器官として眼や耳の構造や働きを学びます。

その一環として、ブタ眼球の解剖を行いました。

初めは少し引き気味の様子衝撃・ガーンでしたが、実際に解剖してみると、内部の構造の精巧さや美しさに感動していましたにっこり

Googleのjamboardも利用しながら解剖の様子をまとめました。

1年理数科 SSサイエンス総合実験(物理分野)

気柱の長さによる音の大きさの変化を調べました。

①.440Hzのおんさを利用して

 1.気柱を長くしていったときに音が大きくなる長さを測る。

 2.班で話し合って,次に音が大きくなるときの長さを予想(仮説の設定)

 3.予想した長さに気柱を設定して音が大きくなるか確認(仮説の検証)

 4.気柱を調節して,音が大きくなるときの気柱の長さの測定

②.振動数不明のおんさを利用して

 ①と同様に実験を行う

③.①②の測定を通じて,規則性・法則性を考える。

といった内容で行いました。いったい振動数不明のおんさは何Hzだったのやら・・・

ニワトリの脳の解剖

3年生の生物の授業では,鶏頭水煮缶を使った脳の解剖観察を行いました。

初めは恐る恐るでしたが,授業で学んだことが実際に観察できると,熱中して観察を行いました。

突然の雷雨&雹 撮影に成功!

6月2日12:20~ イノベーション理数探究基礎終了間際、西の空が急激に曇りはじめ、雷鳴とともに豪雨となりました。雹交じりの豪雨は20分程度続き、その後快晴が訪れました。

〇落雷の瞬間

〇雷の後、少しして豪雨となる。

〇雨には雹が混じっていました。

3年物理の授業で電位差体感&電位模型を作成しました。

3年生の物理電気分野で、電位を見える化を目的とした電位差の体感と電位模型作成を行いました。生徒は目に見えない電位をビリビリ実験で体感したあと、テスターを使いながら電位を測定し、段ボールで電位模型を作成しました。実験を通して、電位への理解を深めるとともに模型作成の達成感を感じていました。これからも、座学だけでは終わらせず、可能な限り実験をします!

 

◎電位差をビリビリで体感。※生徒の感想:電気風呂みたいでした。

◎テスターで電位測定

◎段ボールで模型作成

◎各班1つずつ模型を作りました。

 

イノベーション理数探究基礎で物理チャレンジ実験をしました。

ドローンプログラミング実習の次は、物理分野の実験です。

今回は物理チャレンジの課題に、理数科80名で挑戦しました。

条件を変えながら、お湯の温度変化を記録し、お湯の冷め方について調べました。

クロームブックで動画を撮影しながら、別なクロームブックで記録を取り、

ICTを活用して効率的にかつ、より正確なデータ取得のために工夫をしました。

6月は実験データをまとめて、論文作成をします。

 

◎実験の様子(クロームブックを使った実験の記録)

 

 

1年理数科 SSサイエンス総合実験(地学・物理分野)

今回はクリノメーターを利用して,三高南校舎の幅を測定しました。

座学では,この方法を応用することで恒星までの距離を求めることができることを学んでいました。

実際に装置を使うことで,知識の定着と技能の向上を図ることができました。

三高探究の日で82班が発表!台湾師範大学附属高級中学との英語口頭発表も実現!!

5月17日(火)に『三高探究の日』を開催しました。午前は、8月の全国総文祭出場予定の自然科学部化学・生物・地学の発表から始まり、ポスター発表では79班が教室や体育館を会場に90分間発表を行いました。午後の口頭発表では、オンラインで台湾師範大学附属高級中学との英語での発表をはじめ、計28会場で発表しました。これらの経験を通して、多くの参加者が三高探究の日の目的であるプレゼンテーション能力と科学的なコミュニケーション能力を向上させることができました。3年生の発表に刺激を受けた1・2年生諸君の今後の探究活動に大いに期待しています。がんばれ、三高生!

発表班一覧:台湾師範大学附属高級中学1班(オンラインでの英語による口頭発表)、白石高校2班(ポスター発表)、志津川高校1班(ポスター発表)、自然科学部3班、理数科18班、普通科58班

発表の様子

○開会式

○ポスター発表(体育館)

○ポスター発表(教室)

○大講義室(台湾との英語による口頭発表)

○口頭発表(教室)

ウニの受精と発生

3年生の生物の授業では,バフンウニを使い受精と発生の観察を行いました鉛筆

授業で既に学んだ内容ではあるものの,実際に受精膜が形成される様子や受精の早さに驚きがありました驚く・ビックリ

受精した後に細胞分裂が進む過程で作られる紡錘体も、透明ではありますが,細胞をうまく押しつぶすことで存在を確認することができました。

一般的な産卵期からズレていることもあり,発生がうまく進んだものは少なかったですが,遊泳を始めるものも観察できました。

仙台三高の生物室には,なかなか普通の高校には無い蛍光顕微鏡があり,蛍光色素を使った観察もできます。

精子の頭部には核が有ることや,受精卵が卵割する際には核分裂が起こることは教科書で学んだことではありましたが,実際にDNAを蛍光染色して観察できたことに生徒一同感動しておりました笑う

ドローンをプログラミングで飛ばしました。

イノベーション理数探究基礎の授業で「ドローンプログラミング実習①」を実施しました。

4人グループで話し合って、Scratchを利用したプログラミングでドローンを操りました。

試行錯誤しながら調整を行い、全班が見事課題をクリアしました。

◎課題 直角三角形の軌道を描き、スタート地点に戻れ!

 

プログラミングの様子 ~直角三角形の軌道になるように調整中~

ドローン飛行の様子 ~プログラム通り飛んでいます!~

ドローン飛行中①

ドローン飛行中②

1年理数科 SSサイエンス総合実験(物理分野)

1年理数科のSSサイエンス総合(物理分野)の授業で,天井からつるしたおもりの運動の観察を行いました。

つるされたおもりの真下に磁石を置くことで,普段とは異なる力を受ける運動条件を設定しました。

 

初めての生徒実験ではありましたが,協力して取り組むことができていました。

この実験の本質は今後の学習にて!

課題研究ワカメ班 理研食品訪問

2年生理数科の課題研究では、本年度ワカメ研究班が活動しています。

ワカメの研究を行っている理研食品さんは本校に出前授業で何度かお越し頂いており、本年度は課題研究にもお手伝い頂くことになりましたにっこり

研究に先立ち、実験材料を頂くため理研食品ゆりあげファクトリーにお邪魔しました。

実験材料だけでなく、ワカメに関する特別講義も行って頂きました驚く・ビックリ

本年度1年間をかけて、ワカメの神秘を明らかにしていこうと思います!

自然科学部地学班、探究指向賞を受賞!国際大会への出場が決定!つくばScience Edge 2022にて

2022年3月25~26日に茨城県つくば市で開催された科学の祭典「つくば Science Edge 2022」で本校、自然科学部が発表を行い入賞を果たしました。自然科学部化学班と地学班は、エントリーのあった147チームのうち、8チームに選抜され、金賞を受賞することとなりました。

そのうち地学班は「探究指向賞」に選ばれ、シンガポールで開かれる国際大会「Global Link」で発表をする代表に選抜されました!

生物班は受賞こそ逃したものの、ポスター発表で水準の高い研究を紹介し大変好評でした。

仙台三高では、自然科学部が4分野ごとに熱心に活動しています。今後の研究がどうなっていくか目が離せません!

 

今回の研究発表のテーマは以下の通りとなっています。

・探究指向賞・金賞受賞:自然科学部地学班
『仙台西部・カルデラの謎に迫る〜珪藻化石・野外調査に基づいて〜』 

・金賞受賞:自然科学部化学班

『銅青色着色の謎を解く~宮城に根付く伝統工芸の利用に向けて~』 

・自然科学部生物班

『人工産卵床の開発を通したタナゴ類の産卵行動における進行条件モデルの考案~ゼニタナゴの保全に向けて~』 

 

日本水産学会春季大会 高校生ポスター発表

理数科2年生の課題研究グループ(メダカ班、クラゲ班)が、日本水産学会春季大会高校生ポスター発表(オンライン)に参加しました会議・研修

仙台にいながら全国の高校生や大学の先生から意見を頂ける貴重な機会なので、生徒は張り切って発表を行いましたにっこり

残念ながら受賞することはできませんでしたが、実験や考察について様々な意見をもらうことができ、これから研究をまとめる上で参考になることが多い発表でした。

1年理数科 SSベーシックサイエンス実験

1年理数科のSSベーシックサイエンスの授業では、体細胞分裂の観察を行いました虫眼鏡

実験手順を自分たちで考えながら進め、観察した視野の中の、様々な細胞分裂時期の細胞数を、Chromebookを使って理数科全員で協同して収集しましたにっこり

実験としては良く知られたものですが、ICT機器を利用することで大きなデータを一緒に扱えるようになりました。

1年理数科 SSベーシックサイエンス出前講義

2月22日の1年理数科SSベーシックサイエンスの授業では、山形大学工学部機械システム工学科,久米裕二 准教授をお招きして(オンラインで),「材料力学」に関する講義を行って頂きましたにっこり

実際の力学に関する問題も出題され,大学レベルの内容に生徒は必死で取り組んでいました。

工学部についての紹介や大学院についての話など,進路についての話もあり,幅広い内容について講義して頂きました。

出前講義「数学で人体を診る」

1月31日(月)の1・2年理数科の「SS理数数学」の授業内で,東北大学材料科学高等研究所の水藤寛教授をお招きし,「数学で人体を診る~高校で習う数学から医療現場へ~」と題して特別授業を開催しました。

希望する普通科の生徒38名も参加し,高校3年間で学ぶ数学が医療やその他の現場にどのように繋がっていくのか,数学を応用させることで何ができるようになったのかを分かりやすく説明いただきました。

生徒からの質問も多く,授業が終わってからも個別に質問に行く生徒もいました。

数学がいかに重要な学問か分かったかな?

 

ひらめきサイエンス ドローンプログラミング教室を実施しました。

1月27日(木)15:40~17:00 物理実験室で「ひらめきサイエンス ドローンプログラミング教室」を実施しました。プログラミングのしくみやScratchを使ったプログラミング実践を実施しました。生徒は高得点を目指してプログラムを試行錯誤し、ドローンの動きに歓声が上がりました。

今後は、高校生による小学生向けプログラミング教室を実施予定です。

○プログラミング実践の様子

     

1月13日に令和3年度 第2回SS講演会を実施しました。

1月13日(木)15:40~17:10 物理実験室を会場にSS講演会を実施しました。

27名の生徒が身の回りの電磁波の活用例について理解を深め、実験では「木は磁石と反応するか」というテーマで実験を行い、実験装置を自作し、木と磁石の関係について検証しました。

○講義の様子

○実験の様子

 

SS課題研究基礎 分野別ゼミ

後期中間考査が明け,1年理数科のSS課題研究基礎では,各クラス20人ずつに分かれ,4つの分野で順番にゼミを行います。

理科,社会,家庭,数学それぞれ2年次に行う課題研究に向けて,どのような研究があるか,考えるべきことは何か,など興味津々な内容ばかりです。

本校の理数科では毎度のことですが,議論が白熱しすぎて授業を終えにくいというのが難点です…心配・うーん

 

SS課題研究基礎 理科基礎実験&統計処理

1年生理数科のSS課題研究基礎では,理科の基礎的な実験手法を学び,さらにそのデータを使って統計処理の方法を学びます。

一人一台Chromebookを持っているので,データ取得の段階からICTを活用しています。

高校入学から半年が経ちましたが,既にICT機器を使いこなす姿は,さすが現代の高校生だな,と感じます心配・うーん