カテゴリ:授業の様子
【9/17】生物基礎 ✕ 免疫劇場
仙台第三高校の生物基礎の授業では、「生体防御」について学んでいます。免疫に関わるさまざまな細胞の特徴や、それらがどのように連携して細菌やウイルスから体を守っているのかを理解するために、生徒たちはこの仕組みを擬人化した劇で表現しました。
各班はストーリーを丁寧に練り上げ、自分たちで小道具を準備し、協力しながら演技を通して学びを深めました。細胞たちが登場人物として活躍する劇を通じて、生徒たちは楽しみながら免疫のしくみを体感的に理解することができました。
【7/15 (火)】SS English Café を実施しました!
令和7年7月15日(火)に、本校にて『SANKO ENGLISH CAFÉ』が実施されました。大学の研究者をお招きし、3学年全生徒対象に、以下のような研究分野に関する講義を実施いただきました。
【理系生徒対象】『キラル選択性ガラスセラミクスの物質開拓と設計指針の確立』:Junjie ZHAO先生(東北大学)
【文系生徒対象】『気候正義(Climate Justice)と地球環境保全のためにできること』Giselle L. MIOLE先生(東京大学)
講義では、研究そのものに加え、講師の先生の出身国やその文化、研究者を志した理由を始めとした内容まで扱って頂きました。大学の学びに対するイメージを具体的に持つことができただけではなく、1つの学びを深く追究していくことのおもしろさややりがいを学ぶことができました。また、文系生徒対象の講義では、生成AIにプログラムされたクイズに各自挑戦するなどのアクティビティも行われ、自らの選択が環境・経済・文化にどのような影響を与えるのかを実践的に学ぶことができ、主体的に講義へ参加することができました。
授業後に実施したアンケートでは、講義全体に対する反響が多く寄せられました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 生徒の感想 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「外国人の先生だと、日本と違う環境で国や気候変動を見てきたことから、新しい視点で気候変動、地球温暖化について考えることが出来、とても良い時間だったと思う。」
「異文化を背景に持った研究者と関わることができて良い経験になった。」
「リスニングの力や要約する力を養えるだけではなく、英語での研究のプレゼンの仕方や海外の人の研究で重視する所や研究を組み立てる上でのプロセスなど日本人にはない視点を学ぶことができた。」
「内容は難しかったが、比較的易しい表現を選んでくれていたのでとても理解しやすかった。逐一図と解説が入っていたのでそこもわかりやすかった。」
1年生 生物基礎「生物の多様性と生態系」「時習の森」授業紹介
仙台第三高校1年生の生物基礎の授業では、学校林「時習の森」を活用した特色ある授業を展開しています。
今回は、「生物の多様性と生態系」の単元の一環として、森の各地点の土壌中に生息する生物の種類を、ツルグレン装置を用いて調査しました。
時習の森の土壌生物の多様性については、これまで詳細な調査が行われておらず、未知の領域です。 生徒たちは、自分たちで採取したデータをもとに、森の状態を考察するという貴重な経験をしました。
学年全体でデータを集計し、様々な角度から分析することで、森の生態系についてより深く理解することができました。
今回の授業を通して、生徒たちは生物多様性の重要性や、自然環境を守ることの大切さを改めて認識しました。
1年生 生物基礎「時習の森」の観察
1年生生物基礎の授業では、森林の階層構造や、森林にできるギャップについて学習しました。
仙台三高の隣の森では実際にその様子が見られるため、観察を行いました。
以前、他の授業でも森の観察は行いましたが、学習した知識があると見える景色も違って見えます。
どのような場所で階層構造が見られるか、どこにギャップがあり林床の様子はどのようになっているか、など生徒は森に散らばって学んだことが理解できる場所を時間内に探し回りました。
「生物✕倫理」利他行動について
3年生の生物の授業では、倫理の先生とコラボし、生物の利他行動について考える授業を行いました。
生物の利他行動についての例を、倫理の先生、生物の先生それぞれから学び、両者の共通点や相違点について考えました。
今回はFigjamを使い、お互いに意見を交わしながら考えをまとめました。