SSイベント関連情報
【高大連携】2年生理数科・普通科理系の生徒を対象に金沢大学の先生に講演していただきました。
令和5年12月1日(金)に金沢大学医薬保健研究域薬学系より松永 司 教授にお越しいただき,
本校の大講義室にて「がんの本質に挑み予防や治療に活かす」という題で,本校の2年生理数科と普通科理系の生徒を対象にお話をしていただきました。
高校生にとっても非常にわかりやすく,がんの本質について説明していただきました。そして,新薬を開発するターゲットと新薬を開発する難しさについて教えていただきました。
生徒からは以下のような感想が聞かれました。
「癌についてがんになる要因や開発中の治療法、がん予防法などを知ることができとても興味深いと思った」
「薬学の研究者に興味を持っていたのでとても面白かったです。研究者になるまでも大変で、なったあとも苦労することが多いと思うので今から頑張って行きたいと思った」
本校でも医療や薬学を志す生徒は多く,大学の先生をお招きして貴重なお話を伺うことができました。がんのことはもちろん,進路についても考える機会となったようです。
イノベーション理数探究Ⅰ13班とSS白神フィールドワーク研究班が学会でポスター発表をしました。
イノベーション理数探究Ⅰ13班とSS白神FWの研究班が第28回東北森林科学会(10月28日(土)~29日(日)に青森市(ねぶたの家 ワ・ラッセ)で行われた東北森林科学会でポスター発表を行いました。イノベーション理数探究Ⅰ13班は時習の森を題材とした課題研究「仙台三高学校林「時習の森」における小規模林冠ギャップが森林内に与える影響とその経時的変化」という研究題で,SS白神FWの研究班は「白神山地における木の成長と環境」という研究題で発表しました。たくさんの専門家の研究者の方々から研究内容を高く評価していただくとともに,研究について助言をいただくことができました。また,学会中に行われた表彰式で高校生研究奨励賞を受賞しました。
令和5年度イノベーションフェスタが11月9日(木)開催されました!
令和5年11月9日(木)、仙台第三高校を会場にSSH生徒中間発表会「三高探究の日 ~イノベーションフェスタ~」が開催されました。
学校間交流発表(日本語)では、 対面形式とオンライン形式(Zoom)の3会場で三高の自然科学部と県内外の連携校7校(堀川高校、立命館宇治中学校・高等学校、安積高校、横手高校、山形東高校、多賀城高校、本吉響高校)による学校間交流を行いました。対面形式、オンライン形式のどちらでも活発な議論が行われました。
ポスター発表Ⅰ・Ⅱ(日本語)では、本校理数科のイノベーション理数探究Ⅰ、普通科のイノベーション探究Ⅰの探究活動の成果、自然科学部の研究活動に加え、湯沢高校、山形東高校、古川黎明高校、白石高校、角田高校と共に発表を行いました。さらに、本校のOB大学院生、連携企業のポスター発表をいただき、生徒達の良いお手本となるだけでなく、進路の道しるべにもなりました。また、特設WEBサイト「WEB研究紹介2023秋」(←リンクよりサイトに接続できます)を開設し、本校の発表したポスターを掲載し、内外へ発信できました。
WEB研究紹介のサイトはこちらから→「WEB研究紹介2023秋」
口頭発表Ⅰ・Ⅱ(英語)では、本校理数科2年生が東北大学グローバルラーニングセンター(GLC)の留学生と県内のALTの多数の講師、校内外の聴講者に対して、スライドを用いた英語による研究発表を行いました。研究内容を伝えるために表現方法を工夫して発表し、質疑応答では質問者の発言に耳を傾け、英語を用いて堂々したディスカッションができました。今年度は仙台第一高校、古川黎明高校、東北大学さくらサイエンス(JST事業)で来日したタイの高校生(マヒドンウィッタヤンソーンスクール、カムノエヴィディア科学アカデミー、スアンクラーブウィッタヤライ校)も参加し、昨年度以上に多様で活発な発表およびディスカッションとなりました。
GLC事業のサイトはこちらから→GLC特設サイト(2023)
また,タイの高校生と2年生理数科の生徒で午後にランチセッション,交流会を行いました。交流会では生徒がタイの高校生に校舎を案内し,学校生活について英語で説明して,日本の学校について知ってもらうとともにタイの学校の様子についても教えてもらいました。生徒の国際的な視野が広がるとともに,国際交流に関しても学びを深めることができました。
これらの経験を通して、多くの生徒が多角的な視点と視座を身につけ、今後の研究活動に必要なプレゼンテーション力やディスカッション力を身につけることができたと思います。
わくわくサイエンス仙台三高「時習の森」グリーンアドベンチャーを実施しました。
近隣の小学生を対象にわくわくサイエンス仙台三高「時習の森」グリーンアドベンチャーを実施しました。
先の夏休みの白神フィールドワークに参加した仙台三高の生徒1~2年生が小学生の先生役を務め,樹木名の同定,巡検,葉拓づくりを指導しました。また,イベント全体の運営には宮城県仙台地方振興事務所林業振興部に御協力をいただきました。
まず,宮城県仙台地方振興事務所林業振興部より講話「樹木の二酸化炭素固定機能を主とした,地球温暖化防止機能について」をお話しいただき,森林の機能について知ることができました。
続いて,例題として用意した葉から樹木の名前を同定するクイズに取り組みました。葉から樹木名を同定する作業はなかなか難しいところもありましたが,小学生と三高生が一生懸命に図鑑を見ながら同定していました。
次に巡検では時習の森の中を実際に歩きながら,葉の採集を行いました。
そして,採集した葉を図鑑で調べて,最後は葉拓を取り,記念に持ち帰ってもらいました。
天候にも恵まれ,小学生・三高生ともに楽しみながら森林や環境について理解を深めることができました。参加した小学生の皆さんとは別の機会にまたお会いしたいものです。
※本事業の実施・運営には仙台市の【環境社会実験「未来プロジェクトin 仙台」の助成金が活用されています。
時習の森に樹名札が設置されました。
仙台三高の学校林 時習の森の樹木に樹名札が取り付けられました。
設置に際しては宮城県林業技術総合センターに御協力をいただきました。
樹名札を取り付けることで,学校林に行くだけで実施の樹木を見ながら,樹木の名称と特徴を学習することができ,環境教育や日頃の授業,イノベーション理数探究,イノベーション探究等の研究などにおいて活用できます。
そして,さっそく10月22日(日)には近隣の小学生を対象とした わくわくサイエンス仙台三高「時習の森」グリーンアドベンチャーを実施します。SS白神フィールドワークに参加した生徒たちが自分たちの学んだことを地域の小学生に還元していき,三高生にとっても学びを深める機会としていきます。
※樹名札の設置に際しては仙台市の【環境社会実験「未来プロジェクトin 仙台」の助成金が活用されています。
【10/12】2年生の探究発表に3年生が的確なアドバイス!
10月12日14:20~15:20 2年生普通科の学校設定科目「イノベーション探究Ⅰ」で、3年生普通科に向けて探究の成果を発表しました。11月に予定しているイノベーションフェスタに向けて、発表の仕方とポスターの改善点について3年生からアドバイスを受けました。発表に不慣れな2年生でしたが、3年生からのアドバイスを受けて「指摘の内容が的確でした。」「イノベーションフェスタまでに修正します。」など、前向きに捉えていました。この2、3年生のやりとりで、これまでの探究活動のノウハウが生徒間で受け継がれる瞬間を目撃できました。2年生諸君!11月のイノベーションフェスタでの発表、期待しています!!
全体のようす① |
発表のようす① |
全体のようす② |
発表のようす② |
「三高メソッド」を公開!授業や探究活動で活用できる実践事例集です。ご活用下さい。
「三高メソッド」を公開しました。
授業や探究活動で活用できる実践事例集です。
オンライン発表やスライドポスターなどフォーマットがありますので、探究活動でご活用下さい。
【10/3】台湾姉妹校と時習の森(学校林)で国際交流!
令和5年10月3日(火)9:00~12:00 国立台湾師範大学附属高級中学の理数科60名が来校し、本校理数科2年生80名と交流しました。2013年から続く姉妹校交流で今年度から相互訪問が再開しました。
今回は三高生が台湾師大附中の生徒とペアを組み、「時習の森」を観察しながら、気に入った葉を採集しました。採集した葉の同定作業では、宮城県仙台地方振興事務所林業振興部林業振興班と宮城県林業技術総合センター試験研究部のご協力により、記念プレートの作成まで行うことができました。閉会行事を終え、バスに乗り込むまで分かれを惜しむ生徒たちの姿が随所で見られました。12月12日~15日には仙台三高理数科2年生が台湾を訪れ、国立台湾師範大学附属高級中学を訪問します。今回の交流をきっかけにさらに深い関わり合いを期待しています。
生徒の感想(抜粋):
・英語で話していくうちに様々な新しい事を知ることができてとても楽しかった。
・国が違っても話す内容や話題などにかなり共通点があることに気付き、親近感が湧いた。
・もっと英語をスムーズに話せればもっと楽しめると思うので、12月の修学旅行までに英語の学習を頑張りたいです。
SSH第Ⅲ期「時習の森」の開発は、宮城県林業技術総合センターからご支援いただいております。この場を借りて感謝を申し上げます。
集合写真 |
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開会行事 |
記念品の交換 |
学校林実習 |
学校林の頂上にて |
植物の同定作業 |
林業センター職員による確認作業 |
仙台三高と虹の美しいコラボレーション!
2023年10月6日7:30 仙台三高と虹の美しいコラボレーションが見られました。
SS南三陸フィールドワーク 事後指導を行いました。
令和5年7月15日(土)に宮城県南三陸町をフィールドとして行われたSS南三陸フィールドワークの事後指導を9月8日(金)に本校にて実施しました。
南三陸町ネイチャーセンターから講師として阿部拓三先生をお招きし,南三陸町の折立海岸の干潟にいる生物の調査結果のデータ整理を行いました。また,過去のSS南三陸フィールドワークで得られたデータと比較を行いました。
事後指導を通して,折立海岸の干潟に関して非常に興味深いデータが得られました。その成果はイノベーションフェスタ(令和5年11月9日実施予定)でポスター発表をしていきます!
コラボ授業「生物×倫理」
3年生理数生物の授業では、倫理の先生とコラボし、利他行動の意味について考える授業を行いました [生物 ✕ 倫理]
ハチの例などから生物的な方向から考える場合と、小説「小僧の神様」を読み倫理的な方向から考える場合を合わせ、自分なりに考える利他行動の意義をまとめました。
相手の考えが自身と異なるところも多く、様々な面から利他行動を考える学びの多い授業になりました
令和5年度 三高探究の日(イノベーション フェスタ)の参加申込を開始しました。
令和5年度 三高探究の日(イノベーションフェスタ)の参加申込を開始しました。
三高探究の日(イノベーションフェスタ)は、本校理数科2年生「イノベーション理数探究Ⅰ」および普通科2年生「イノベーション探究Ⅰ」で行ってきた研究活動・探究活動の成果発表の場です。研究発表を通して、生徒間の交流ができればと考えております。ご参加をお待ちしております。あわせて、教員の視察を受け入れております。詳しくは開催要項・申込要項をご覧ください。
令和5年11月9日(木) 宮城県仙台第三高等学校 体育館・大講義室・他
8:40~ 9:00 受付
9:00~ 9:30 開会行事(体育館) (30分)
9:40~10:55 学校間交流発表(日本語)【理数・普通・外部】 (75分)
11:15~12:05 ポスター発表Ⅰ(日本語)【理数・普通・外部】 (50分)
13:00~13:50 口頭発表Ⅰ(英語)【理数・外部】 (50分)
ポスター発表Ⅱ(日本語)【普通・外部】 (50分)
14:00~14:50 口頭発表Ⅱ(英語)【理数・外部】 (50分)
15:10~15:30 閉会行事(体育館)
参加対象
①学校間交流発表(日本語):仙台三高、SSH指定校、全国の高等学校(中等教育学校含む)
②口頭発表(英語):仙台三高生徒、全国の高等学校生徒 ※タイの高校生が発表予定
③ポスター発表(日本語):仙台三高生徒、全国の高等学校生徒、小中学校児童生徒
④教職員視察:全国の現職の教職員
〇 開催要項
R5 三高探究の日(イノベーションフェスタ)開催要項・申込要項.pdf
〇 生徒(児童)発表申込 申込締切日 令和5年10月17日(火)
※生徒の発表を希望される場合は、下の参加申込様式(Excelファイル)をダウンロードしてください。
R5_三高探究の日_参加申込様式_高校向け.xlsx
R5_三高探究の日_参加申込様式_小中向け.xlsx
〇 教職員の視察申込 申込締切日 令和5年10月24日(火)
※詳しくはR5 三高探究の日(イノベーションフェスタ)開催要項・申込要項.pdfをご覧ください。
令和5年度SSH交流会「探究活動まなびあい教員研究会」を開催しました。
令和5年8月10日(木)9:30~12:30 仙台三高を会場に、令和5年度SSH交流会「探究活動まなびあい教員研究会」を開催し、宮城県内高等学校(14校)、県外高等学校(4校)、県内中学校(2校)の20校から61名が参加しました。
今回は「探究活動の多様なテーマに対して、どのようなアドバイスができるか」をテーマに、東京学芸大学監事、ESD学会会長の見上先生を講師にお迎えし、『高等学校教育における実践の展望「総合的な探究の時間」を軸に~ 持続可能な社会の創り手を育む ~ 』と題して講演をいたきました。
後半のグループ協議では、対面4グループ、オンライン1グループで実施し、各校での探究活動の取り組みやアドバイス方法、探究の悩みなどを紹介いただき、県内外や異校種間での情報交換ができました。
今回の研究会をきっかけに、探究担当の先生方の仲間づくりが広がればと思います。
何かあれば、仙台三高理数科部までお問い合わせください!
令和5年度 SSH交流会支援 探究活動まなびあい教員研究会 報告書(実践事例集)
※ご活用下さい。
プログラム |
開会行事 |
講話 |
グループ協議① |
グループ協議② |
グループ協議③(オンライン) |
令和5年度つくば研修を実施しました。
筑波にて本校の参加希望生徒(1-2年生)40名が研修を行いました(令和5年8月7日~9日)
食と農の科学館,防災科学技術研究所,筑波宇宙センター(JAXA),KEK高エネルギー加速器研究機構,筑波実験植物園,国土地理院地図と測量の科学館において実習・講義・見学を行いました。
先進的な研究施設設備を保有し国際的な研究者が集まる研究機関での研修に,生徒たちは理数系領域への興味関心をさらに深めました。たくさんの刺激を受けた生徒たちの目は輝いていました。
令和5年度SS白神フィールドワークを実施しました。
弘前大学農学生命科学部地域環境工学科の鄒青穎 氏,深浦町 神林友広氏を講師としてお迎えし,世界遺産白神山地(青森県深浦町)をフィールドに本校の参加希望生徒(1-2年生)20名でフィールドワークを行いました。(令和5年8月7日~9日)
ブナ林の毎木調査,ウミホタルとホタルの観察,磯の生物観察とシュノーケル実習,十二湖地域の地形の成り立ちと日本キャニオン巡検など,現地でしか体験・実習できないことを存分に学ぶことができました。
このあとは生徒たちは今回学んだことをポスターやわくわくサイエンスなどを通じて校内外発信してきます。
鶴ヶ谷市民センターでわくわくサイエンスを実施しました
8月5日(土)、鶴ヶ谷市民センターで1年生から6年生までの30名を対象に、わくわくサイエンスを実施しました。実施内容は空気砲(観察)、ダイラタンシー(実験)、くるくるクラゲ(工作)です。空気砲では空気穴の形を丸以外に三角や星形にしたもので煙がどのような形になるか予想したあと実演しました。ダイラタンシーは片栗粉と水を混ぜるとドロドロとしているのに握ると固くなるものです。水と片栗粉の割合が重要です。くるくるクラゲは糸をつけてるとくるくると回ります。どれも大盛況でした。
始まりの挨拶
空気砲 くるくるクラゲ
令和5年7月15日(土)SS南三陸フィールドワークが行われました
令和5年7月15日(土)南三陸町を舞台に参加希望生徒(1,2年生)を対象にSS南三陸フィールドワークが実施されました。
まずは,南三陸高校との研究意見交流会として仙台三高,南三陸高でいままで生徒たちがやってきた研究を発表しました。その後,仙台三高生徒と南三陸高校の生徒一緒になって南三陸町ネイチャーセンターの指導の下,干潟の生きもの調査を行いました。
干潟ではさまざまな種類の生物を採集し,その後ネイチャーセンターで種の同定をしました。同じようなカニでも詳しく見ると種が異なり,興味深いですね。
午後には「みなみさんりく発掘ミュージアム」見学後,「みなみさんりく発掘ミュージアム」館長の指導の下,化石採集を行いました。アンモナイトの化石はもちろん,日本では南三陸町でしか採掘されていない「のうとう類」の化石を発見する生徒もおりました。
いろいろと興味深く,学びの深いフィールドワークとなりました。今後,事後指導を受け,過去のデータと比較しながら研究発表用ポスター作成をし,さらに深い学びにしていきます。
本校学校林「時習の森」をフィールドとしたSS白神フィールドワーク事前実習を行いました。
令和5年7月19日(水)13:25~16:00に本校にて「時習の森」をフィールドとしたSS白神フィールドワーク事前実習を行いました。
宮城県林業技術総合センター試験研究部 田中 一登 氏,名取 史晃 氏に講師としてお越しいただき,SS白神フィールドワークの参加生徒,本実習希望生徒を対象に広葉樹同定実習を行いました。
広葉樹同定実習では,葉の付き方や形,枚数などから何の樹木なのかを同定する実習を行い,樹木について同定できるようになりました。
実習終了後も残って樹木の同定に取り組む生徒や講師の先生方に自身の課題研究について熱心に質問する様子が見られ,積極的に学ぼうとする三高生の姿を見ることができました。
本番のSS白神フィールドワーク(8/7-8/9)が楽しみになりましたね。
第3回全国バーチャル課題研究発表会に参加しました。
令和5年7月18日(火)14:50~16:40 第3回全国バーチャル課題研究発表会(兵庫県立加古川東高校幹事校)が行われ、仙台三高から6班が参加しました。
イノベーション理数探究Ⅰやイノベーション探究Ⅰで行っている探究活動について、オンライン県外5校の生徒に発表し、質疑にも丁寧に答えていました。
終了後、生徒はとても充実した顔で、今後さらに調査研究を進めたいと意気込みを話していました。研究は始まったばかりです。積極的に発表し、良いものを吸収してください。
東北大大学院留学生(GLC)と英語セッション開始!
令和5年6月28日(水)13:20~15:10 東北大学グローバルラーニングセンター(GLC)の協力を得て、大学院留学生との英語セッションが開始され、第一回目は英語で自己紹介や研究紹介を通して楽しく交流することができました。
この企画は学校設定科目「Research ExpressionⅡ」(2学年)で実施し、6月から12月までで合計8回の英語セッションを対面を基本に計画しています。理数科2年生のイノベーション理数探究Ⅰの研究内容について英語でディスカッションしながら、研究方針や考察、スライドのまとめかたに至るまで英語でのアドバイスを受け、12月の台湾研修での英語発表に生かすものです。
理数探究を計画的に進めて、英語でのセッションを楽しみましょう!
鶴谷中で出前授業を実施(探究3年)
5月30日(火) に鶴谷中3学年59名を対象にした出前授業を本校普通科の三年生4名が行いました。今回の出前授業は「探究学習」の一環で行われたもので,授業のテーマは「SNSの炎上を防ぐために自分たちができること」です。
中学生は,高校生の説明に対して真剣に耳を傾けるとともに,話し合いの場面では,自分の意見を積極的に述べていました。この出前授業を通して,今後のSNSを利用に向けて,気をつけなければならないポイントなどを学ぶことができたようです。
鶴谷中学校の皆様方,ありがとうございました。
【御案内】令和5年度 探究活動まなびあい教員研究会の開催について
令和5年度 探究活動まなびあい教員研究会を開催いたします。
日時:令和5年8月10日 9:30~12:30
研究テーマ『探究活動の多様なテーマに対して、どのようなアドバイスができるか』
場所:宮城県仙台第三高等学校 大講義室等
本研究会は探究活動担当教員を対象としております。情報交換を通して、今後の探究活動の仲間づくりができればと考えておりますので、多くの先生方の申込みをお待ちしております。
以下のファイルをダウンロードして期日までにお申し込みください。
参加申込み書期限:7月12日(水)※②参加申込み(Excel)を担当までメール添付。
提出資料期限:7月31日(月)※③提出資料(Word)を担当までメール添付。
① 20230705改訂 探究活動まなびあい教員研究会実施要項.pdf
②【〇〇高校】まなびあい教員研究会参加申込書.xlsx(7月7日様式変更)
③【〇〇高校】アドバイスの事例(提出資料).docx
Intermag2023のポスターセッションでディスカッションを体験!
令和5年5月18日に1学年理数科の生徒80名が国際センターで開催されたIntermag2023のポスターセッションを見学しました。生徒達は海外研修者から磁気に関する最先端研究を聞き、疑問点について英語で質問をし、ディスカッションを楽しんでいました。三高生に対応してくれた海外研究者のみなさん、ありがとうございました。
この経験を今後の学習に生かして、国際的な視点を身につけた三高生になってください!
工学部遠藤教授から入場前の説明のようす |
海外研究者とのディスカッション① |
海外研究者とのディスカッション② |
ポスター会場のようす |
令和5年度 東北大研修で研究室訪問&対面での交流に感動!
令和5年5月18日13:00から東北大学青葉山キャンパスを会場に本校1年生理数科が東北大研修を実施しました。
13:00 サイエンスキャンパスホールで工学部の全体説明
13:30-14:30 各研究室に移動し、研究室訪問
生徒は工学部についての全体説明を受け、その後、希望した研究室を訪問し、最先端の研究に触れるとともに、研究室の学生と交流しました。
早い段階から研究に対する意思の向上を促すために、今年度から1年生での実施に切り替えましたが、生徒はみな意欲的に取り組み大成功の企画となりました。
生徒の感想(抜粋)
・研究についてはロケットを飛ばす映像で意外なところに流体が利用されていると思いました。また私達の質問にわかりやすく丁寧に教えてくれてありがとうございました。
・研究生の方々のおかげで、カーボンニュートラルを進めるためにはどのような技術が必要とされているのかがわかりました。また、大学での研究にとても興味が持てました。将来は私も社会に貢献できるような研究をしたいです。
工学部の全体説明 |
機械知能・航空工学科 |
電気情報物理工学科 |
化学・バイオ工学科 |
建築・社会環境工学科 |
材料科学総合学科 |
三高探究の日で87班が発表!韓国のチョンリョル女子高校との英語口頭発表を実施!!
令和5年5月16日(火)9:10~15:20 「三高探究の日」を実施しました。「三高探究の日」は、3年生の科学的な探究活動の集大成となる発表であり、1・2年生にとっては今後の探究活動の参考となる大きなイベントです。
昨年度国際大会で入賞した自然科学部の代表発表を皮切りに、理数科・普通科の探究活動、外部校の探究活動など全87班の成果発表が行われました。今年度は、韓国のチョンリョル女子高校とオンラインでつなぎ、生徒たちがお互いの活動について英語で発表し、活発な質疑が繰り広げられました。
次の研究発表イベントは11月9日(木)のイノベーションフェスタです。今回のイベントで刺激を受けた1・2年生の科学的な探究活動に期待しています。
WEB研究紹介2023特設サイト ※科学的な探究活動の「要旨」と「ポスター」を公開しています。
https://sites.google.com/gs.myswan.ed.jp/sankoutankyuunohi2023/
○開会行事 | ○代表発表 |
○ポスター発表(体育館) | ○口頭発表(クロームブックを活用) |
○韓国チョンリョル女子高校交流(zoom) | ○閉会式 |
理研食品ゆりあげファクトリー訪問
2年生のイノベーション理数探究Ⅰでは,ワカメ生殖研究グループとワカメ食品開発グループが研究を進めています。
この研究は昨年度に引き続き,公益財団法人中谷医工計測技術振興財団から助成を受けて進められています。
5月2日には,昨年度から研究のアドバイスを頂いている理研食品ゆりあげファクトリーを訪問し,これからの研究についてのディスカッションさせて頂きました。
参加できなかった生徒のためにZoomもつないでいただき,貴重なアドバイスを多く頂きました。
あまりにもディスカッションが盛り上がりすぎて気づけばこんな時間に…
無事帰宅できて良かったです
令和5年度三高探究の日を開催します。
5月16日(火)に三高探究の日を開催します。
3年生の課題研究(理数科)・探究(普通科)の集大成として,3年生のポスター発表,口頭発表を中心に研究の成果を発表します。
来校やZoomでの視察を受け入れておりますので,興味のある方は要項をご覧ください。
1年普通科物理基礎
昔から,動物の動きを人間生活に応用することがされてきました。
今回は,猫の動きに注目しました。「猫は逆さに落ちても,足から着地できる」
これをA4サイズのプリントを加工することで再現してみました。
試行錯誤の末,何の動力を使わずとも10cm程度の高さから落下させても再現することができました。
2年生物 腎臓の解剖
2年生の生物では,授業内でブタ腎臓の解剖を行いました。
授業では腎臓の構造や働きを学んでいますが、実際に切り開いてその構造を見てみるのはかなりドキドキです。
動脈から墨汁を注入して,実際に不要物が濾過されている様子を顕微鏡でも観察しました。
1年理数科 SSサイエンス総合実験(物理・化学分野)
今回の実験は生徒たちが工夫を凝らして計画を立てました。
内容は「海水の分析」。分析といっても,今回は定性的な内容で実施しました。
今までにこの授業で学習した分離・精製の方法だけでなく,他科目の「イノベーション理数探究基礎」で酸塩基に関する実験や「Research Expression I」で観察した「Flame Reaction」も盛り込んでいました。
リービッヒ冷却器って誰が開発したのだろう?
これは黄色・・・だったかな?
海水ってBTB溶液は緑じゃないの?!
白石高校課題研究全体発表会で研究発表!
1月24日(火)10:00~12:00に「令和4年度 宮城県白石高校 課題研究 全体発表会」で3件の外部発表をしました。SSH校としての先進的な取り組みを県内高校へ普及するとともに、発表を通して相互に刺激を受けることができたようです。今後も研究を進め、5月の三高探究の日での成果発表を期待します。
発表班とテーマ
①自然科学班 炭の還元性の研究
②理数科課題研究 紙竹とんぼの浮揚
③普通科探究 NEXT50 ~鶴ヶ谷の未来に向けて~
第3回先端科学講演会~君たちが主役となる舞台です!NanoTerasu~実施!
令和5年1月24日(火)15:30から大講義室にて、生徒184名、本校教員のほか、他校教員1名が参加し、第3回先端科学講演会を行いました。
「 君たちが主役となる舞台です!NanoTerasu(ナノテラス) 」をテーマに、高田昌樹 教授(一般財団法人 光科学イノベーションセンター (PhoSIC) 理事長、東北大学 総長特別補佐)を講師にお迎えし、ナノテラスが果たす役割や若手研究者への期待についてご講演いただきました。「イノベーション=新しい結合」、「ナノテラスは東北を世界の課題解決の中心に創り変えるエンジン」、君たち(若手研究者)には、ナノテラスを活用して、様々な視点を取り入れ・組合せ、課題を解決して欲しいという熱いメッセージを受けて、生徒の中で「イノベーション」が起こっていました。2024年のナノテラス本格運用に向けて、ワクワクしながら注目していきたいと思います。講演ありがとうございました。
『知の博物館』令和4年度分更新しました!
『知の博物館』課題研究・探究活動データベースに今年度(令和4年度)の成果物を追加しました。
探究活動のテーマ決めなどにご活用下さい。
※継続研究大歓迎です。
生物実験…光合成色素の分離
2年生の生物の授業では、薄層クロマトグラフィーによる光合成色素の分離実験を行いました。
実験材料は各自で考えて持ち寄り、様々な生物種毎に光合成色素の比較を行いました。
自宅からコケを採ってきた生徒や、お弁当のサラダを持ってきた生徒など様々でしたが、全員の実験データをGoogleのjamboardで共有して理解することができました。
データ活用講習会(1学年普通科)
12月21日(水)に外部講師の宮城大学の高山先生,株式会社ミヤックスの髙橋様,株式会社藤崎の千葉様をお招きしたデータ活用講習会を行いました。
生徒たちは,科目「SSデータサイエンス」の「モデル化」の学習において,今回の講師の先生方から「店舗における食品ロスの軽減」のテーマをいただき,それを受けて,授業時間内に気象などの様々なデジタルデータを用いて,グラフ化したり,それをもとに分析したりしながら問題点を明確にし解決方法を探る学習活動を行ってきました。
今回の講習会では,生徒たちが発表した分析方法や解決手段などについて,講師の先生方が「マーケティング」や「データサイエンス」の専門家としての目線から御指導をいただきました。
生徒たちは,感情ではなくデータを用いて論理的に分析することで,「無価値なモノを価値化」したり,「じゃないモノ」に目を向けたりすることができる,などといった講師の話に真剣に耳を傾けていました。データから物事をみることの重要性や,多角的・多面的に物事をみる視点などについて理解を深めることができました。
講師の先生方,御指導をいただきありがとうございました。
三高探究の日イノベーションフェスタ開催!!
11月8日(火)に三高探究の日 イノベーションフェスタを開催しました。昨年度まで実施していたGSフェスタから名前を変え、全校生徒が全日参加する行事として実施しました。学校間交流やポスター発表で多くの学校に参加いただき、リアル、オンラインともに充実した一日となりました。詳細はこちらのReviewからご覧ください。
第2回先端科学講演会開催!
令和4年11月25日(金)13:30~15:30に第2回先端科学講演会を開催しました。講師にブラウン大学地球環境惑星科学科上席研究科学者の廣井孝弘氏をお迎えし、「はやぶさ・はやぶさ2と宇宙創成の神秘、そして未来の科学による世界平和」と題して講演をいただきました。はやぶさ・はやぶさ2の開発とミッション達成までの試行錯誤や工夫についての話を受けて、生徒は宇宙開発への興味関心や未知なものへの探究心を深めていました。先端科学講演会で得たものを、今後の学校生活に活かしましょう。
〇講演の様子
〇質問の様子
トレードフェアin京都 に参加しました
11月27日日曜日に京都大学で行われた「ユースエンタープライズ トレードフェア(起業教育の見本市)」に理数科2年課題研究16班が参加しました。
ワカメ入り米粉麺を独自の配合で開発し,県内の米粉の製麺業者に依頼し「なして,わかめん」という商品名で製作し,その取り組みの発表と販売をしました。他の大学生の取り組みや発表を見聞きしたり,アドバイスをもらったりすることで大変勉強になりました。審査もあり,特別賞を頂きました。
世界最先端放射光施設 Nano Terasu で最先端に触れる!
10月25日(火)13:00~17:30の日程で30名の生徒がナノテラスの講演会と施設見学会に参加しました。はじめの講演では、スタンフォード大学のJerome Hastings教授による講演「世界の放射光の歴史とNano Terasuへの期待」と理研の石川 哲也による講演「日本の放射光の歴史と展望」でナノテラスの意義を学び、15:00からの施設見学では、ナノテラスの施設について説明を受けながら、測定装置の入っていない施設内の貴重なようすを見ることができました。世界最先端の科学技術に直接触れ、「ここで研究がしたい」と参加した生徒達の知的好奇心が強く刺激されたようです。本格運転を開始する24年度に期待が膨らむ見学会でした。
※見学会のようすは宮城県内の報道機関により取り上げられました。
〇Jerome Hastingsの講演 |
〇施設見学のようす |
〇施設の説明のようす |
〇集合写真 ※測定器設置前の貴重な写真です。 |
花王株式会社の出前授業で界面活性剤のはたらきと進化を学ぶ!
10/24日(月)の1年理数科ライフサイエンスの授業で「花王株式会社」の方を講師としてお招きし,出前授業を行いました。界面活性剤のはたらきを体験する実験や,界面活性剤の進化と開発に関する企業努力,原料調達→生産→配送→販売→購入→使用→廃棄→再利用という商品のライフサイクル全ての面でSDGs達成に向けて現状を見直し改良し続けていることをご教授いただき,SDGsを「自分ごと」として消費者としてのあり方を問われ,考える授業でした。
〇出前授業のようす
理研食品株式会社の出前授業でわかめの観察実験を実施!
10/18(火)の1年理数科ライフサイエンスの授業で「理研食品株式会社」の方を講師としてお招きし,出前授業を行いました。海藻の種類や健康効果,持続可能な未来への研究についての講義に加えナノテラスなどの最新の情報もいただき,多種の海藻やわかめの配偶子・幼葉・原藻などの観察,アルギン酸の2種の実験も体験させていただきました。海藻の奥深さ,活用の広がりと未来を感じる内容で,非常に充実した2時間でした。
〇実験観察のようす
北海道大学 海の宝アカデミックコンテスト
北海道大学で開催された海の宝アカデミックコンテスト2022に、理数科の課題研究グループ[ワカメ米粉麺研究班、ワカメ生殖研究班、クラゲGFP研究班]が応募しました
応募の結果、ワカメ米粉麺研究班は、マリン・カルチャー部門で奨励賞をもらうことができました
北海道大学からは、他のグループにも景品を頂くことができ、これからの研究の励みになりました
理数生物 ✕ 倫理 利他行動を考える
3年生理数生物の授業では、倫理の先生とコラボし、利他行動(自己の利益を犠牲にして、他個体を助けるような行動)の意味について考える授業を行いました [STEAM 生物 ✕ 倫理]
授業の最初に利他行動の意味について自分なりの意見をまとめました。
その後、倫理的な考えや生物的な考えを授業として学び、再び授業後に自身の考えをまとめ、考えに変化があったかをお互い話し合いました。
相手の考えが自身と異なるところも多く、様々な面から利他行動を考える学びの多い授業になりました
イノベーション理数探究基礎 第3弾 時習の森フィールドワーク!
9月29日から生物分野(全4回)が始まり、時習の森(学校林)に潜む課題を発見し、解決方法を発見することを目的として、フィールドワークを実施しました。
南門から歩いて、たった1分で時習の森に到着。時習の森は小さな森ですが、1歩足を踏み入れるとやはり森、別世界です。生徒は慣れない山道を歩きながら、成木と立枯れの胸高円周を測定するとともに、林冠や林床のようすを記録しました。今後は記録した情報をもとに考察を深めていきます。
東北大学理学部の研究室を訪問しました。
9月26日15:00~17:00の日程で、東北大学理学部研究室訪問を実施しました。
天文分野の田中研究室と生物分野の田村研究室に訪問し、現在取り組んでいる研究や最先端の話題など興味関心のあるテーマについて質問をしました。今回参加した生徒は、研究室訪問の報告としてポスターを作成し、その内容は11月8日(火)のイノベーションフェスタで公開する予定です。本企画にご協力頂きました東北大学理学部の先生方ありがとうございました。
〇田中研究室では、天文学に関する最先端研究の紹介や生徒の宇宙に関する素朴な疑問にもざっくばらんに答えて頂きました。
〇田村研究室では、古生物と現存している生物との関係についての研究に関する興味深いお話を聞かせて頂きました。
↑ 田中研究室の様子
↑ 田村研究室の様子
イノベーション理数探究基礎 化学実験② 溶液のpH
9月8日の午前中にイノベーション理数探究基礎の化学実験②を行いました。
pH1の塩酸とpH13の水酸化ナトリウムから希釈して、pH1~12の溶液を作り、指示薬で変色域を確認しました。
2回の化学実験を通して、ガラス器具の使い方にも慣れ、正確な測定のためのスキルアップができました。
次の実験は生物分野です。更なるスキルアップを目指しましょう。
つくば研修を実施しました
8月3日(水)~5日(金)の3日間つくば研修を実施しました。
高エネルギー加速器研究機構や物質・材料研究機構、理化学研究所など最先端の研究施設を見学し、参加した生徒たちは刺激を受けたようです。
夜は宿舎でプレゼンの仕方やポスターのまとめ方についてみんなで考えました。
3日間充実した時間を過ごすことができました。
今回の研修で学んだことは11月のイノベーションフェスタで発表します。
Maker Faire Tokyo への参加(自然科学部物理班)
9月4日(日) に東京ビッグサイトにて行われた Maker Faire Tokyo に,物理班の生徒3名が古川黎明高校の自然科学部の生徒たちと合同で参加してきました。
このイベントでは,たくさんの企業や大学などが,ものづくりに関する技術を公開したり,作品を紹介したりしていました。
今回のイベントに参加した生徒たちは,新しい知識や技術に触れたことで,今後の活動に向けたたくさんのヒントをいただくことができました。
本校部員の説明を聞いていただいた皆様,そして,古川黎明高校自然科学部の皆さん,ありがとうございました。
南三陸フィールドワーク実施しました!
8月12日に南三陸フィールドワークを実施しました。仙台三高では、宮城県南三陸町の自然をテーマにフィールドワークを行っています。
ラムサール条約湿地に認定されている志津川湾は、黒潮と親潮が合流し、多様な生きものが生息する豊かな海です。この志津川湾の干潟で生物種の同定を行いました。海洋研究の第一人者である阿部拓三さんの指導の下、生物の多様性と干潟の環境について調査しました。
午後は地層について観察します。南三陸町では、世界でも最古のギョリュウ化石が産出している大沢層で化石採取体験を実施。中生代の化石を探しました。日本で発見された事例は南三陸町のみとなる希少な化石、「囊頭類(のうとうるい)」の化石も発見できました。
令和4年度 SSH交流会「探究活動まなびあい教員研究会」を実施しました。
8月10日9:30~12:30 仙台三高を会場に、令和4年度 SSH交流会「探究活動まなびあい教員研究会」を実施しました。来校(25名)とオンライン(26名)のハイブリッド形式で実施し、宮城県内26校、県外12校の計38校(内、小中学校・中等教育学校10校含む)の参加と全国規模の研究会になりました。アドバンストコースは国立米子工業高等専門学校の谷藤尚貴教授、スタンダードコースは宮城教育大学の見上一幸名誉教授を講師としてお迎えし、講演と分科会による協議で行いましたが、設定した時間を終えてもなお話題が尽きず、参加された先生方の探究への熱意と各校での取組を知り、各校でのアイデアを共有することができました。今回の研究会をきっかけとして、サイトでの情報交換や探究活動を通じての協力関係を継続していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。以下に研究会参加者の声や今後のテーマなどを抜粋しましたので、ご覧下さい。
◎参加者感想(抜粋)
・ファシリテーターのあり方として、教員は「教えない」「問いを通して生徒を導く」立場であると学んだ。もっと時間があればと思った。
・中学校や他県の様子、高校でもSSH校と就職の多い学校と、様々な背景をもつ学校の先生方と情報共有でき、非常に参考になりました。
・探究活動の目的(誰を対象にするのか)や、対比などの手法、質的、量的研究のバランスなど、大変参考になりました。
◎今後、探究の分科会として興味を持っているテーマ(抜粋)
・他校との協働を取り入れた探究活動
・評価に関する論理的な内容
○開会式(校長挨拶) |
○アドバンストコースのようす |
○スタンダードコース(講演会) |
○スタンダード(分科会) |
○閉会式(見上教授の挨拶) |
○zoom参加者 |