SSHクラブ・ブログ

SSHつくば研修

私たちは7月30日〜8月1日の間,茨城県つくば市で研修を行って来ました。
班ごとに事前学習を行い,各施設についての予備知識を持って挑みました。

1日目はJAXA•筑波宇宙センターへ行きました。地球と宇宙の結びつきや,地球から打ち上げた様々な人工衛星のことを学びました。

2日目は,高エネルギー加速器研究機構で,大規模な加速器などの施設を案内してもらい,また,宇宙の始まりや素粒子の世界,放射光を観測するという実習を含んだ講義を聴講してきました。

3日目は,国土地理院に行きました。
ここでは,地震などによる,津波•液状化•火山活動といった現象のメカニズムや,先の東日本大震災における地殻変動について学びました。また,日本における測量や地理調査の歴史などを施設見学を通して学びました。

3日間を通し,私たちの知らな世界のことに肌で触れ,感じ,私たちの知的好奇心を刺激することができたと思います。それぞれが事前研修をしてはいたものの,まだまだ難しいことも多く,しかし,どれも興味深い体験•経験となりました。

これらの研究•実験が私たちの未来にどのような影響をもたらしてくれるのか,とても興味があります。ただ,私たちの世代がこれらの恩恵を受けるだけでなく,これらの技術発展にどのようにして関わっていけるのか,ということも今後大事になって行くと思います。
今回,このような貴重な体験をさせていただいたこと,先生方,各施設の関係者の皆様にお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。

日本物理教育学会

2014年7月26日に島根大学松江キャンパスの応用物理・物理系学会中国四国支部合同学部講演会に参加して来ました。
仙台三高からは2つのチームが参加しました。

午前中は,大学生・大学院生の口頭発表を聞きました。大学生・大学院生の発表は実験結果も発表もすばらしかったです。

昼食は,物理教育学会昼食交流会に参加しました。発表直前ではあるものの,リラックスした時間となりました。

その後,特別講演として島根大学の波場直之教授の「素粒子と宇宙」の講演を聞きました。興味深い内容であり,みんなと会話をしているような波場教授の講演はとても楽しいものでした。

そして,ついに私たちが発表するジュニアセッションが始まります。

仙台三高からは「イオンクラフトの推進力向上を目指して」「巨大空気包の生活への利用」の2つのチームが口頭発表しました。

その後,ポスター発表もしました。

口頭発表では,教授たちからの厳しい指摘や質問を受け,これから改善すべきことなどを知ったので私たちにとってとても意味のある発表になりました。ポスター発表では,他校の研究を聞きに行って質問したりして他校との交流もしました。

今回の物理教育学会での研究発表により,理数系領域への興味関心がさらに深化し,発表することへの自信がつきました。

この経験と自信をこれからの課題研究と次からの発表に活かしていきたいと思います。

日本動物学会東北支部会

はじめまして,SSHクラブ委員&自然科学部生物班1年のBlueskyです!

今後,自分が出た学会等を報告していくつもりですのでよろしくお願いします。

ということで‥…
7月12日(土)に生物班4名(+先生)で盛岡の岩手大学復興祈念銀河ホールで行われた
『日本動物学会東北支部会』
に参加してきました。

高校生の発表に参加したのは計10チームでしたが、なかには中学生のチームも!
ヒトデやプラナリア,サンショウオなど様々な生物について,どのチームも興味深い発表でした。

そして,私達生物班は‥…

9番目に1年生(3名)が
「エゾイソアイナメの発光細菌の培養と環境条件の違いによる発光の変化」

10番目に2年生(1名)が
「納豆菌ファージФNIT1の宿主および納豆菌に感染するバクテリオファージの探索」
について発表してきました!

初めての学会、緊張しましたが上手くいった気がします。

…多分。

8月も学会ばかりですが,夏休みなので勉強も頑張りたいと思います...

以上Blueskyでした!

コアSSH第1回講演会・第1回国際交流

6月28日土曜日,東北大学原子分子材料科学科学高等研究機構(AIMR)でコアSSH第一回講演会・第一回国際交流が行われました。

前半はDaniel M.Packwood助教授による英語での講義。演題は「Probability and Molecules」で,分子の性質と材料科学について,スライドを利用して説明してくださいました。

後半は他校の生徒と合同で,研究室訪問をしました。こちらの説明も全て英語で,文系生徒にはとても理解しづらい内容でした。
今回の国際交流で,物理や化学の知識が殆ど無かった私でも,少し科学の世界に近づいた気がしました。

2年理数科研修会(東北大工学部研修)

6月25日(水),私たち理数科2年は東北大学工学部で研修して来ました。それは,東北大工学部の各研究室に4人ずつ行き,話を聞くというものです。

私は今回,岡部研究室に行きました。その岡部研究室では,機械の元となる素材をいかに強く軽くするか,ということについて研究しています。そのために,まず,素材の壊れやすさをみることと,素材の成形過程において欠陥はないかをシミュレーションすることの2つを行っているそうです。

その後,大学院の2年生の方から,学校の年間行事や授業,研究室,勉強のアドバイスなど,いろいろなことについて話を聞くことができました。

短い時間ではありましたが,とても充実した,楽しい時間を過ごすことができました。この経験を生かして,課題研究と勉強をがんばっていきたいと思います。

そして,最後に,お世話になった東北大学工学部の皆さん,ありがとうございました。

(写真は津田研究室のものです。)