2013年6月の記事一覧
わくわくサイエンス第1回 親子科学実験教室
6月29日,第1回わくわくサイエンス親子科学実験教室を本校にて開催しました。
80名ほどの参加がありました。
内容としては
・液体窒素を用いた実験
・空気砲を使って空気を見る実験
・さまざまな色の炎を見る炎色反応の実験
・風車を作って回す実験
・空気圧によるものの膨張実験
・傘袋ロケットを作って飛ばす実験
・顕微鏡を用いて細胞を見る実験
を行いました。
前半は生徒によるデモンストレーションを行いました。後半は学年別に分かれて児童参加型の実験を行いました。実験は昨年以上の盛り上がりがありました。さらに内容も多彩なものとなり,より科学の楽しさを知っていただけたかと思います。
次回の親子科学実験教室は10月になります。たくさんの応募お待ちしております!
わくわくサイエンス第0回 わくわくサイエンスとは?
初めましてこんにちは!!わくわくサイエンス記録班です。
「わくわくサイエンス」では科学の楽しさを未来の世代に伝えるため、子供たちにむけて実験を行っています。科学に対する知的好奇心を高めてもらうことを目的としています。
わくわくサイエンスには4つの班があります。
・親子科学実験教室班…親子科学実験教室を開催する際に、生徒が主体となり子供たちに向けて実験やその手伝いを行う班です。第一回は6月29日に行われました。
・出張実験教室班…おもに仙台三高外で実験教室を行う班です。皆さんのご要望お待ちしております。三高のHPから申し込むことができます。
・台湾準備班…私たちが台湾にてこれまで研究してきた内容を発表します。それの準備を行う班です。
・記録班…写真を撮ったりこのブログを更新したりと事務的な活動を行います。
このように、班分けをして精力的に活動しています。
皆さんのご参加をお待ちしております!
第1回コアSSH講演会
6月22日,第一回コアSSH講演会がありました。「Probability and Molecules」と題して,東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)助教のDaniel M.Packwoodさんに講演していただきました。
講演はすべて英語で行われたため,理解することが難しい場面もありました。しかし,たくさんのわかりやすい例を示してくださり,スライドも見ながら,なんとか(こんな感じかな)と考えることができました。
特に印象的だったのが,波の形を考える際に,より小さな原子を反射させると,より細かな結果が得られ,さらにそれがを確率の考えを用いて方程式で表すことができるということです。
今回の講演会で,原子の運動を考える際に数学の確率論を用いる。ということを学べただけでなく,科学においての英語の重要性を改めて考えることができました。
第1回コアSSH国際交流
6月22日,第一回コアSSH講演会に続き,AIMRで第一回コアSSH国際交流が行われました。仙台三高の他にも,仙台一高,白石高校,気仙沼高校,古川黎明高校から40名ほどが集まりました。
9グループに分かれ,1グループに一人AIMRの研究員がつき,研究室を紹介してもらいました。さまざまな国から来た外国人研究員の方々は,皆さんとても親切で気さくだったので,最初は戸惑いがあり躊躇してしまう場面もありましたが,慣れていくにつれて,こちらからも話しかけることができるようになりました。
交流の最後に,それぞれのグループが案内してもらった研究員についての簡単なプレゼンテーションを行いました。終わったあとに研究員の方に「良かったよ!」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。
今回,外国人研究員の方と英語で話すことができたことももちろん,他校の人とも交流できたことはとてもよい経験となりました。学校の授業だけではなく,コミュニケーション英語を日ごろからどんどん使っていきたいと思います。
皆さんも機会があればぜひ参加してみてください。英語が好きな人はもちろん,そうでない人も,必ずなにか発見があると思います。
2年理数科研修会
6月21日(金)に,私たち理数科2年生は東北大工学部で研修してきました。学科だけでなく,研究室別に分かれて行われました。
まず,昼休み中に貸切りバスに乗り東北大工学部へ行きました。それから研究室ごとのグループ(1班4人程度)に分かれ,研究室に向かいました。
私が今回行ってきたのは,情報知能システム総合学科の光物性学を研究している研究室です。
ここでまず,それってどんなことしてるの?ということになりますよね。私たちのグループで下調べをした内容,それと今日,教授自らにプレゼンテーションしていただいた内容を簡単にまとめると…
ガラスを利用して,光を制御・操作する!
という事でした。
では何の為に?⇒
膨大な情報をより速く遠くに届けるため!
情報を届けるとき(要はケーブル)
現在… 光⇒電気⇒光 の順。
理想… 光⇒光⇒光 の順。
光だけで操作が可能になれば,今よりもっと速く,より多くの情報を遠くに届けることができる!!そうです。
ここでキーとなるのが,皆さんご存知の“ガラス”です。このガラスの透明な性質を使って,光を制御・操作することを目標として研究が行われているようです。
次にガラスを作っているところを見せてもらいました。
ガラスを作る際に使われる器具や材料となるもの,実際にそこで作られたガラスなどを見せてもらいました。
中でも,ガラスを溶かす電子炉は見ていてすごかったです。内部を見ることが出来たのはほんの一瞬だけでしたが,離れていても熱が伝わってきて,見ていてとても良かったです。シャッターチャンスを逃したことが悔やまれます…。
その後,大学院生の方に進路や大学生活,年間行事などの質問をしました。自分の糧になるような話も聞けたので,面白かったし,ためになったと思います。この研究室ではソフトボール大会や,スキー旅行があるらしいです。
今回の研修では本当に充実した時間を過ごせたと思います。