カテゴリ:行事
日本動物学会東北支部会
はじめまして,SSHクラブ委員&自然科学部生物班1年のBlueskyです!
今後,自分が出た学会等を報告していくつもりですのでよろしくお願いします。
ということで‥…
7月12日(土)に生物班4名(+先生)で盛岡の岩手大学復興祈念銀河ホールで行われた
『日本動物学会東北支部会』
に参加してきました。
高校生の発表に参加したのは計10チームでしたが、なかには中学生のチームも!
ヒトデやプラナリア,サンショウオなど様々な生物について,どのチームも興味深い発表でした。
そして,私達生物班は‥…
9番目に1年生(3名)が
「エゾイソアイナメの発光細菌の培養と環境条件の違いによる発光の変化」
10番目に2年生(1名)が
「納豆菌ファージФNIT1の宿主および納豆菌に感染するバクテリオファージの探索」
について発表してきました!
初めての学会、緊張しましたが上手くいった気がします。
…多分。
8月も学会ばかりですが,夏休みなので勉強も頑張りたいと思います...
以上Blueskyでした!
コアSSH第1回講演会・第1回国際交流
6月28日土曜日,東北大学原子分子材料科学科学高等研究機構(AIMR)でコアSSH第一回講演会・第一回国際交流が行われました。
前半はDaniel M.Packwood助教授による英語での講義。演題は「Probability and Molecules」で,分子の性質と材料科学について,スライドを利用して説明してくださいました。
後半は他校の生徒と合同で,研究室訪問をしました。こちらの説明も全て英語で,文系生徒にはとても理解しづらい内容でした。
今回の国際交流で,物理や化学の知識が殆ど無かった私でも,少し科学の世界に近づいた気がしました。
2年理数科研修会(東北大工学部研修)
6月25日(水),私たち理数科2年は東北大学工学部で研修して来ました。それは,東北大工学部の各研究室に4人ずつ行き,話を聞くというものです。
私は今回,岡部研究室に行きました。その岡部研究室では,機械の元となる素材をいかに強く軽くするか,ということについて研究しています。そのために,まず,素材の壊れやすさをみることと,素材の成形過程において欠陥はないかをシミュレーションすることの2つを行っているそうです。
その後,大学院の2年生の方から,学校の年間行事や授業,研究室,勉強のアドバイスなど,いろいろなことについて話を聞くことができました。
短い時間ではありましたが,とても充実した,楽しい時間を過ごすことができました。この経験を生かして,課題研究と勉強をがんばっていきたいと思います。
そして,最後に,お世話になった東北大学工学部の皆さん,ありがとうございました。
(写真は津田研究室のものです。)
台湾師範大学・附属高級中学教員との交流会(2日目)
5月19日~21日の三日間,姉妹校である台湾師範大付属高級中学の先生方が仙台三高にいらっしゃいました。
そのうち,20・21日は三高の生徒を交えたフィールドワークが行われました。
ここでは,21日の南三陸・女川でのフィールドワークの様子を紹介します。
21日はあいにくの雨模様で,天候を心配しながらの出発でした。
いわゆる観光バスでの移動だったので,車中にはそこはかとなく遠足ムードが漂っていました。
バスに揺られることおよそ一時間,まずは道の駅「もくもくランド」で途中休憩。
もくもくランドでは数々の手造りの工芸品が展示販売されていました。
それらを眺める台湾の先生方は興味津々のご様子。
その一方で,三高生の参加者は物産販売コーナーでアイスを買っていました。
味はなんとわさびと焼きそば!
個性的な味だったようです……
さらにバスで移動したのち,第一の目的地である南三陸町に到着。
志津川で,南三陸町防災対策庁舎を見学しました。
この庁舎は海の近くに位置しており,東日本大震災に伴う15.5メートルの津波により,骨組みと各フロアの床や屋根を残して破壊されました。
講師の先生(東北大)の説明をお聞きしながら,特殊な機械で調査を襲った津波の高さを計測しました。
次に訪れたのは歌津大橋跡地です。
歌津大橋もまた,津波に破壊された建築物のひとつでした。
震災前は橋長304mの長大橋だったようですが,津波で橋げたが流され,今ではその橋脚に至るまで完全に撤去されています。
橋のすぐそばの漁港は地盤沈下の影響を抑えるための工事中でした。
その後,港のそばの地面で,たくさんの雄勝石の破片が転がっているのを発見。
地学の先生の説明によれば,それらはなんとジュラ紀の地層なのだそうです!
さらに,バスに乗り込もうとした直前で,台湾の先生方が牡蠣の産直を見つけたようで,ケース買いなさっていました。
なんと一個あたり100円ほどの値段だった模様です。
お得なお買いものに,先生方はたいへん喜んでおられました。
再びバスで移動し,女川に到着。
バスが停車したすぐ近くに,津波で倒壊した建物を見えました。
壁だと思っていた面が実は床にあたる面です。
コンクリートの建物が横転するのですから,津波の力の強さが良く分かります。
傘がひっくり返るほど暴風と雨にもみくちゃにされながら,フィールドワークを開始。
津波によって破壊された手すりが残る階段を上り,女川町地域医療センターを見学しました。
こちらは津波避難所に設定されていた場所で,震災時に1階が津波で破壊されました。
女川の町と港を眼下に見る,約16mの高台にある建物が浸水するとは……。
改めて津波の猛威と恐ろしさを実感しました。
風になぶられ,雨でずぶぬれになったところで,21日のフィールドワークは終了。
各々さまざまなことを学び,考えされられた一日になったことと思います。
台湾師範大学・附属高級中学教員との交流会(1日目)
5月20日、台湾師範大学附属高級中学教員との交流会(研修会)1日目が行われました。
始めに、移動中のバスの中で、お互いの自己紹介をしました。三高生は All English でした。
東北大学に着いてからは、「地震学のススメ」と題して、東北大学大学院理学研究科、地震・噴火予知研究観測センターの海野徳仁先生にご講演いただきました。
私個人の感想としては、授業で習ったこと+αという感じで、自分の知識を現実と照らし合わせることができたと共に、その知識の先を学ぶことができたと思っています。
講演の後は、 MRシステムというものを体験しました。これは、観測データを仮想空間に代入することで、地震や津波、地殻変動を再現するものです。ヘッドギアをつけると、自分の動きに合わせて見える景色も動きます。これには台湾の先生方も興味津々でした。
そのあと、青葉山の地下40mほどのところにあるトンネルを見学しました。
湿度は99%もありました。地震計に影響する気温の変化を抑えるためだそうです。地震計の仕組みについて学び、そして、地下鉄東西線ができるために、地震計の場所を移動するということも伺いました。
また、私たち3年生は、お昼を台湾の先生方と一緒にいただきました。少し緊張もほぐれ、英語で会話することもできました。
東北大学での見学が終わり、バスで蔵王のお釜へと行きました。お菓子をみんなで食べました。日本代表はブラックサンダーと鼈甲あめ、台湾代表はライチのこんにゃくゼリーです。
それから、エコーラインにはまだ雪の壁が残っており、高いところでは3mほどあったと思います。
台湾では雪は滅多に降らないらしく、台湾の先生方はしきりにシャッターを切っていました。
お釜では各自自由に歩いて周りました。
1、2年生は山を登り、台湾の先生方は雪に興奮しておられました。
たくさんのことがありすぎて、まだまだこれでも書き足りないくらい、充実した1日を過ごすことができました。
この貴重な経験を心に留め、一層受験勉強に励んでいきたいと思います。