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みやぎサイエンスフェスタ(2) 科学実験教室

11月16日(土)に仙台三高で行われたみやぎサイエンスフェスタでは,行事の一環として科学実験教室があり,さまざまな分野の実験が行われていました。


その中の1つとして「自分のDNAを見てみよう」という題で実験が行われました。
これは仙台一高の生物部の方が企画運営をし,幼稚園児くらいの子から大人の方まで幅広い年齢層の方が参加していました。
実験の説明の際に難しい薬品などもありましたが,一高生物部の方が丁寧に教えていました。また,参加者も真剣に聞いている様子でした。
実験を終えて参加者は「普段体験できないのでいい経験になった」「授業の説明だけだったので実際に見ることができて良かった」とコメントしていました。このような機会が増えていけばいいと思いました。


生物実験室では「結晶の華」と題して仙台一高の生徒さんが酢酸ナトリウムの過冷却実験を行ってくれました。これは過冷却された液体に固体の同じ物質をいれると液体が固体化(結晶化)するという性質を利用したものだそうです。 実験では,わずかな酢酸ナトリウムであっという間に結晶化が進み,会場はどよめきました。 特に小さな子どもは目を輝かせていました。

磁石を使った実験では,物体の磁性・反磁性を用いて水道の水を曲げてみたり,磁石によって引っ張られたクリップを緩ませたりしていました。また,簡易ガウス加速器も見ることができました。実験をしているせいは,とても親切で気軽に話しかけることができました。

石巻高校がマイクロスケール化学実験キットをつかい,実験デモンストレーションを行いました。
特に『爆鳴気の実験』では,大きな爆発音が教室内に鳴り響きみんなビックリしていました!

・麩を使った火山噴火実験!( `△´)
コーラなどの噴出と同じ原理で空気を貯め,火山の模型の火口に麩を入れて中の空気を一気に放出すると言う方法で行われてました。 フム(( ?ω ? *))フム
かなりの大きな音と共に麩が飛び出し,隣の扇風機に煽られまばらに散り,どの位の範囲に麩(火山灰)がかかるかが分かりました!
・コイルガン!(`・ω-)『 』??┻┳?一
コイルガンとは、コイルを使って莫大な電力を使って一瞬だけ電流を流すと,磁界の変化により中の弾が飛び出すと言う銃!(おもちゃ)です。
ポリエチレンの箱をいとも簡単に貫通させるほどの威力で凄かったです!Σ(゚□゚;)

最後に実演して下さった方に質問してみました( ? ?ω?? )?
・麩を使った火山噴火実験
M「なぜ、麩を使ったのですか(?_?)」
Aさん「粒の大きさが違く,火山灰に一番近いからです。片栗粉でも大丈夫ですよ。」
M「では、大勢の人の前で発表した感想をお願いします!」
A・Bさん「緊張した!でも,いい経験になった!」「経験を積んでもっと頑張りたい。」
・コイルガン
M「コイルガンの利用法はなんですか?」
Cさん「軍事に使いたかったが,電気がとても必要なので使えません(/ _ ; )おもちゃとして使われていますが,静かなのでそこを利用できないか検討中です!」
M「では,大勢の人の前で発表した感想をお願いします!」
C・D さん「口頭発表で,英語で話したのでとても緊張した。」「どんどん頭が真っ白になったけれど、経験が積めたのでよかった!」

やはり,経験が大切なんですね(^-^) 質問に答えていただき,ありがとうございましたm(__)m

みやぎサイエンスフェスタ(3) 国際交流

11月16日,みやぎサイエンスフェスタの科学イベントとして第2回国際交流会が行われました。普通科・理数科から合わせて約30名の生徒が参加しました。

今回は東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)から6名の留学生に訪問して頂き,6グループに分かれて交流を始めました。

交流では留学生の研究内容や日本に来た動機,母国の紹介や趣味などについて話し合いました。もちろん交流は英語で行われたため,最初は戸惑う生徒の姿が見られましたが,交流を進める中で自分の英語が伝わることを実感し,積極的かつ意欲的な姿勢が見られるようになりました。交流の最後は,前回と同様それぞれのグループの留学生紹介という簡単なプレゼンテーションが行われました。終了後に留学生から「頑張ったね!」という言葉をかけてもらえたことは,とても嬉しかったです。

今回,国際交流会に参加することで英語の重要性や楽しさを身を以て感じることが出来ました。皆さんも機会があれば是非参加してみてください。英語に対する姿勢がきっと変わると思います。

みやぎサイエンスフェスタ(4) サイエンスカフェ

今回のサイエンスカフェでは,三高のOB1名を含む5名の大学院生にお越し頂きました。

最初のほうこそ生徒が消極的だったものの,イベントが進むにつれて盛んに意見や質問が飛び交うようになりました。大学院の方々にも各質問に丁寧にお答えいただき,進路に関わる大切な情報から,大学院生の生活のちょっとしたことまで様々なことを知ることが出来ました。

今回のイベントを通しておぼろげながら大学院に対するイメージがもてたので今後の進路選択に役立てたいと思います。

みやぎサイエンスフェスタ(5) ポスター発表

午後からは,体育館でポスター発表が行われました。

このイベントでは三高生はもちろん外部の小、中学校、高校、企業の方々も発表者として参加しました。
小学校低学年くらいの子供から一般企業の方々までとてもユニークで分かりやすい発表は体育館のあちこちに輪ができるほどでした。

他にも今年8月にあった「白神フィールドワーク」や「SSHつくば研修」についての発表もあり、とても盛り上がりました。
また、それらのポスター発表を聞く生徒達には「good jobシール」というシールが配られ、たくさんの発表を聞き、それぞれ思い思いのポスターの端にくっつけていました。

発表者も見学者もとても良い経験になったのではないでしょうか。

第3回SSH講演会

 10月31日の第3回SSH講演会では東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻の高橋信教授に正しい放射線の知識についてお話しいただきました。

 前半の講演では,放射線の基本的な知識や放射線による被害の状況などを例えを使って分かりやすく教えていただきました。後半の実習では,高橋先生と日本原子力文化振興財団の方指導のもとβ線の磁石による偏向の実験をしました。これによって講演の内容をより深く理解できたと思います。

 今回の講演会全体を通して,放射線は私たちの生活と常に関係していて,大量に浴びると危険であるなどこれからの生活に使える知識を学んだものだったと思います。とても参考になり,これからも役立てることができそうな今の時期に合った講演会でした。

第2回理数科講演会

10月21日に行われた第2回理数科講演会は,仙台管区気象台 気象防災部 予報課 調査係長の加茂祐一先生による気象のお話でした。

加茂先生は三高のOBでもあり,卒業後すぐに気象大学校へ進学したそうです。

「気象の一般的な知識について」と題した加茂先生のお話は,気象庁の仕事や,天気図など,大変興味をそそられるものでした。また,実際に天気予報をしてみるなど,初めての経験ができて面白かったです。

ありがとうございました。

SSH台湾海外研修

10月13日~17日にSSH台湾海外研修が行われました。本校からは,6名の生徒が参加しました。

14日は国立台湾師範大学付属高級中学の生徒さんたちと研修と交流をしました。
研修内容は,国立台湾師範大学付属高級中学を訪問し,課題研究に関する合同ポスター発表会及び口頭発表会に参加し,英語での発表を行いました。その後,生徒,教員同士の交流や校内見学などを行いました。

15日は国立台湾師範大学付属高級中学のフィールドワークに本校の生徒たちも参加しました。

写真からもうかがえるように,非常に楽しく有意義な時間を過ごしました。

16日には午前に国立台湾科学教育館,午後に国立故宮博物館で調べ学習を行いました。

普段見ることのできないさまざまな展示品に興味津々でした。

 この研修に参加した2年生は
 「今回の台湾研修で思ったことの第一は,英語がどれだけ必要かということ。これは一番思いました。『どうしよう話せない・・・』なんてシーンが何回かありましたから。
 研究発表をした感想は,『やり切った。頑張れた。』というところが大きかったです。英語での会話や質問なども,楽しみながらできた方だと思いました。
 印象に残っているのは,やはり屋台でしょうか。安くておいしいものがたくさんありました。ギョーザ,小籠包,たこ焼きもありました。いや,本当にどれもおいしかったです。また,今度は遊びで来たいと思いました。」
と感想を述べていました。

全員が楽しんで多くのことを学んできました。
このような海外の生徒さんとの交流の場がもっと増えていくと,仙台三高にとって飛躍する良い機会になると思います。

第2回わくわくサイエンス親子実験教室

10月5日仙台三高で第二回わくわくサイエンス親子実験教室が行われました。

今回は小学1年生~中学2年生と保護者の方々,合わせて26名が参加して下さいました。ちょっぴり縮小版でしたが,それでも手を抜かないのが三高わくわくサイエンス!!

新しい実験を大いに含んだ,楽しい半日となりました。

張り切りすぎたあるスタッフは,どうやら待ち時間に実験を披露したようです(笑)

さて,今回のメニューです。
前半:デモンストレーション
最早定番!『液体窒素実験:-196℃の世界』
いつもよりバージョンアップ!『空気砲実験:空気の動きを見てみよう』
体験もしました!『共振鍋実験:ものの振動を体感しよう』

後半:学年で二つに分かれて実験

<小学5年生~中学2年生>
説明を少し難しくした『マシュマロが膨らむ!?空気圧実験』
『電磁誘導の実験』
一番人気が高かった『ヘリウムガスによる音の実験』

<小学1年生~4年生>
どんな色に変わったかな?『紫芋から作ったpH指示薬の実験』
デモンストレーションのミニバージョン『アンモニウムの噴水実験』
砂鉄を混ぜると?『磁石で動く手作りスライムの実験』

さて,みなさんお気づきでしょうか。
『共振鍋』『電磁誘導』『ヘリウムガス』『紫芋pH指示薬』『アンモニウムの噴水』『磁石で動く手作りスライム』は新しく加わった実験です。そうです,わくわくサイエンスは日々進化しているのです!!
わくわくサイエンスの今後の発展も見どころですね!

来てくれたみなさんには,「理科がもっとすきになった!」「学校でできない体験ができて楽しかった」「分からないことを知ることができて,勉強になりました」などのたくさんの感想をいただきました。わくわくサイエンス班冥利に尽きます!ありがとうございました。

そして,わくわくサイエンス親子実験教室担当の2年生は,今回で引退となってしまいます。
これからのわくわくサイエンスの,ますますの盛り上がりを後輩に期待しています!
それでは,みなさんのまたのご参加,お待ちしております!

わくわくサイエンス 出前科学教室(燕沢小学校)

 わくわくサイエンス出前科学教室は,9月7日土曜日10時00分から45分間,燕沢児童館のホールにて開催されました。小学1年生から3年生の子どもたち約45名が参加し,大変な盛り上がりをみせ,無事終えることができました。

今回の出前教室では経験豊富な2年生2名(仙台三高の担当生徒)の指導の下,1年生13名(上に同じ)が主力として活動しました。来年度に向け貴重な経験を積むことができたと思います。


 今回は45分間という短い時間しかなく,「液体窒素実験」と「ものづくり実験(この指とまる風車)」の二つの実験しか行うことができませんでした。しかしながら,子どもたちの反応は上々で積極的に参加してくれました。


 「液体窒素実験」では,−196℃という超極低温の物質を実際に目にして,その温度を体験できるという滅多にない経験を,子どもたちに提供することができました。

 実験以外の簡単な講義でも,たくさんの挙手が見られるなど意欲的に取り組んで貰えたのが大変嬉しかったです。

 「ものづくり実験」では,手作りの抗力型水平軸風車(この指とまる風車)を用いて,風の力を体感してもらうことができました。普段何気なく見ている現象を科学的見地で考えるということは,子どもたちにとって新鮮なことだったようです。このように身近な現象についても「何故そうなるのか?どのような過程を経て,そんな結果に至るのか?」と考えること,疑問を持つことは科学にとって非常に重要なプロセスです。この実験を通して,そのような科学的素養を高めることができたと思います。

 今回の出前教室では子どもたちの積極的な参加が印象に残りました。我々の活動は「科学への関心を子どもたちにもってもらいたい!」という思いで行っています。

その点で言えば,今回の出前教室は科学へ関心をもつ良いきっかけとなれたと思います。

わくわくサイエンス 出前科学教室(仙台市立太白小学校)

8月9日(金),出張科学教室が仙台市立太白小学校にて行われました。参加者は,太白小学校の3〜6年生の児童およそ20名でした。


実験は,

・液体窒素を用いた実験

・空気砲を使って空気を体感する実験

・さまざまな色の炎を見る炎色反応の実験

・空気圧によるマシュマロの膨張実験

を行いました。

参加児童の皆さんの反応がとてもよく,三高の生徒も楽しく実験を行えました。

これからも皆さんに楽しい実験が提供できるように頑張っていきたいと思います。