SSイベント関連情報
ウニの受精と発生
3年生の生物の授業では,バフンウニを使い受精と発生の観察を行いました
授業で既に学んだ内容ではあるものの,実際に受精膜が形成される様子や受精の早さに驚きがありました
受精した後に細胞分裂が進む過程で作られる紡錘体も、透明ではありますが,細胞をうまく押しつぶすことで存在を確認することができました。
一般的な産卵期からズレていることもあり,発生がうまく進んだものは少なかったですが,遊泳を始めるものも観察できました。
仙台三高の生物室には,なかなか普通の高校には無い蛍光顕微鏡があり,蛍光色素を使った観察もできます。
精子の頭部には核が有ることや,受精卵が卵割する際には核分裂が起こることは教科書で学んだことではありましたが,実際にDNAを蛍光染色して観察できたことに生徒一同感動しておりました
ドローンをプログラミングで飛ばしました。
イノベーション理数探究基礎の授業で「ドローンプログラミング実習①」を実施しました。
4人グループで話し合って、Scratchを利用したプログラミングでドローンを操りました。
試行錯誤しながら調整を行い、全班が見事課題をクリアしました。
◎課題 直角三角形の軌道を描き、スタート地点に戻れ!
プログラミングの様子 ~直角三角形の軌道になるように調整中~
ドローン飛行の様子 ~プログラム通り飛んでいます!~
1年理数科 SSサイエンス総合実験(物理分野)
1年理数科のSSサイエンス総合(物理分野)の授業で,天井からつるしたおもりの運動の観察を行いました。
つるされたおもりの真下に磁石を置くことで,普段とは異なる力を受ける運動条件を設定しました。
初めての生徒実験ではありましたが,協力して取り組むことができていました。
この実験の本質は今後の学習にて!
課題研究ワカメ班 理研食品訪問
2年生理数科の課題研究では、本年度ワカメ研究班が活動しています。
ワカメの研究を行っている理研食品さんは本校に出前授業で何度かお越し頂いており、本年度は課題研究にもお手伝い頂くことになりました
研究に先立ち、実験材料を頂くため理研食品ゆりあげファクトリーにお邪魔しました。
実験材料だけでなく、ワカメに関する特別講義も行って頂きました
本年度1年間をかけて、ワカメの神秘を明らかにしていこうと思います
自然科学部地学班、探究指向賞を受賞!国際大会への出場が決定!つくばScience Edge 2022にて
2022年3月25~26日に茨城県つくば市で開催された科学の祭典「つくば Science Edge 2022」で本校、自然科学部が発表を行い入賞を果たしました。自然科学部化学班と地学班は、エントリーのあった147チームのうち、8チームに選抜され、金賞を受賞することとなりました。
そのうち地学班は「探究指向賞」に選ばれ、シンガポールで開かれる国際大会「Global Link」で発表をする代表に選抜されました!
生物班は受賞こそ逃したものの、ポスター発表で水準の高い研究を紹介し大変好評でした。
仙台三高では、自然科学部が4分野ごとに熱心に活動しています。今後の研究がどうなっていくか目が離せません!
今回の研究発表のテーマは以下の通りとなっています。
・探究指向賞・金賞受賞:自然科学部地学班
『仙台西部・カルデラの謎に迫る〜珪藻化石・野外調査に基づいて〜』
・金賞受賞:自然科学部化学班
『銅青色着色の謎を解く~宮城に根付く伝統工芸の利用に向けて~』
・自然科学部生物班
『人工産卵床の開発を通したタナゴ類の産卵行動における進行条件モデルの考案~ゼニタナゴの保全に向けて~』