SSHクラブ・ブログ

みやぎサイエンスフェスタ(1) 口頭発表

 サイエンスフェスタ午前の部では,理科研究の口頭発表が行われました。

 大講義室で発表したのは宮城県内から集まった高校生の5つのチームです。どのチームもパワーポイントを駆使して興味深い発表をしてくれました。なかには英語で発表したり,デモンストレーションを行ったチームもあり,会場は大いに盛り上がりました。

 また,外部からお越しいただいた講師の先生方からは,生徒たちの研究について鋭い指摘や講評をたくさんいただきました。来場してくださったみなさん,ありがとうございました。

 書道室では,おもに生物・化学分野のテーマを中心に発表が行われました。今回はサイエンスフェスタということで三高以外にも,普段見ることができない他校の方の発表も見ることができました。

 どのグループも自分たちの研究した内容から導き出した考察を自信を持って発表していました。私も自分の研究内容を自信を持って発表できるようになりたいです。

 質疑応答では、東北大学の渡辺教授をはじめ,多くの先生方から質問を受けていました。先生方の質問はそれぞれの発表における疑問点を厳しく指摘していました。緊張感が張りつめ,見ている方が思わず息をのんでしまうほどでしたが,そんな空気にも屈することなく淡々と質問に答えていたグループが多かったので,とても驚きました。

 これから私も課題研究をすることになるので,サイエンスフェスタで学んだことを生かしていきたいと思います。

みやぎサイエンスフェスタ(2) 科学実験教室

11月16日(土)に仙台三高で行われたみやぎサイエンスフェスタでは,行事の一環として科学実験教室があり,さまざまな分野の実験が行われていました。


その中の1つとして「自分のDNAを見てみよう」という題で実験が行われました。
これは仙台一高の生物部の方が企画運営をし,幼稚園児くらいの子から大人の方まで幅広い年齢層の方が参加していました。
実験の説明の際に難しい薬品などもありましたが,一高生物部の方が丁寧に教えていました。また,参加者も真剣に聞いている様子でした。
実験を終えて参加者は「普段体験できないのでいい経験になった」「授業の説明だけだったので実際に見ることができて良かった」とコメントしていました。このような機会が増えていけばいいと思いました。


生物実験室では「結晶の華」と題して仙台一高の生徒さんが酢酸ナトリウムの過冷却実験を行ってくれました。これは過冷却された液体に固体の同じ物質をいれると液体が固体化(結晶化)するという性質を利用したものだそうです。 実験では,わずかな酢酸ナトリウムであっという間に結晶化が進み,会場はどよめきました。 特に小さな子どもは目を輝かせていました。

磁石を使った実験では,物体の磁性・反磁性を用いて水道の水を曲げてみたり,磁石によって引っ張られたクリップを緩ませたりしていました。また,簡易ガウス加速器も見ることができました。実験をしているせいは,とても親切で気軽に話しかけることができました。

石巻高校がマイクロスケール化学実験キットをつかい,実験デモンストレーションを行いました。
特に『爆鳴気の実験』では,大きな爆発音が教室内に鳴り響きみんなビックリしていました!

・麩を使った火山噴火実験!( `△´)
コーラなどの噴出と同じ原理で空気を貯め,火山の模型の火口に麩を入れて中の空気を一気に放出すると言う方法で行われてました。 フム(( ?ω ? *))フム
かなりの大きな音と共に麩が飛び出し,隣の扇風機に煽られまばらに散り,どの位の範囲に麩(火山灰)がかかるかが分かりました!
・コイルガン!(`・ω-)『 』??┻┳?一
コイルガンとは、コイルを使って莫大な電力を使って一瞬だけ電流を流すと,磁界の変化により中の弾が飛び出すと言う銃!(おもちゃ)です。
ポリエチレンの箱をいとも簡単に貫通させるほどの威力で凄かったです!Σ(゚□゚;)

最後に実演して下さった方に質問してみました( ? ?ω?? )?
・麩を使った火山噴火実験
M「なぜ、麩を使ったのですか(?_?)」
Aさん「粒の大きさが違く,火山灰に一番近いからです。片栗粉でも大丈夫ですよ。」
M「では、大勢の人の前で発表した感想をお願いします!」
A・Bさん「緊張した!でも,いい経験になった!」「経験を積んでもっと頑張りたい。」
・コイルガン
M「コイルガンの利用法はなんですか?」
Cさん「軍事に使いたかったが,電気がとても必要なので使えません(/ _ ; )おもちゃとして使われていますが,静かなのでそこを利用できないか検討中です!」
M「では,大勢の人の前で発表した感想をお願いします!」
C・D さん「口頭発表で,英語で話したのでとても緊張した。」「どんどん頭が真っ白になったけれど、経験が積めたのでよかった!」

やはり,経験が大切なんですね(^-^) 質問に答えていただき,ありがとうございましたm(__)m

みやぎサイエンスフェスタ(3) 国際交流

11月16日,みやぎサイエンスフェスタの科学イベントとして第2回国際交流会が行われました。普通科・理数科から合わせて約30名の生徒が参加しました。

今回は東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)から6名の留学生に訪問して頂き,6グループに分かれて交流を始めました。

交流では留学生の研究内容や日本に来た動機,母国の紹介や趣味などについて話し合いました。もちろん交流は英語で行われたため,最初は戸惑う生徒の姿が見られましたが,交流を進める中で自分の英語が伝わることを実感し,積極的かつ意欲的な姿勢が見られるようになりました。交流の最後は,前回と同様それぞれのグループの留学生紹介という簡単なプレゼンテーションが行われました。終了後に留学生から「頑張ったね!」という言葉をかけてもらえたことは,とても嬉しかったです。

今回,国際交流会に参加することで英語の重要性や楽しさを身を以て感じることが出来ました。皆さんも機会があれば是非参加してみてください。英語に対する姿勢がきっと変わると思います。

みやぎサイエンスフェスタ(4) サイエンスカフェ

今回のサイエンスカフェでは,三高のOB1名を含む5名の大学院生にお越し頂きました。

最初のほうこそ生徒が消極的だったものの,イベントが進むにつれて盛んに意見や質問が飛び交うようになりました。大学院の方々にも各質問に丁寧にお答えいただき,進路に関わる大切な情報から,大学院生の生活のちょっとしたことまで様々なことを知ることが出来ました。

今回のイベントを通しておぼろげながら大学院に対するイメージがもてたので今後の進路選択に役立てたいと思います。

みやぎサイエンスフェスタ(5) ポスター発表

午後からは,体育館でポスター発表が行われました。

このイベントでは三高生はもちろん外部の小、中学校、高校、企業の方々も発表者として参加しました。
小学校低学年くらいの子供から一般企業の方々までとてもユニークで分かりやすい発表は体育館のあちこちに輪ができるほどでした。

他にも今年8月にあった「白神フィールドワーク」や「SSHつくば研修」についての発表もあり、とても盛り上がりました。
また、それらのポスター発表を聞く生徒達には「good jobシール」というシールが配られ、たくさんの発表を聞き、それぞれ思い思いのポスターの端にくっつけていました。

発表者も見学者もとても良い経験になったのではないでしょうか。