SSHクラブ・ブログ

白神フィールドワーク

 今年の白神フィールドワークは8月2~4日までの3日間で行われました。講師にはいわさきエコクラブ会長神林友広先生と弘前大学農学生命科学部地域環境工学科教授の檜垣大助先生をお迎えしました。

 1日目は神林先生ご指導の下「ブナ林の毎木調査」を行いました。ブナ林の直径を測り,昨年,一昨年と比較してブナ林の成長を見ました。
 また,夜には「世界遺産白神山地と十二湖」という題で講義をして頂いた後,「発行生物の観察」としてホタルの観察を行いました。ホタルだけでなく,星空もとてもきれいでした。

  

 2日目,初めは「樹木の成長と光環境」の調査を行いました。樹木の芽生えの真上の写真を撮り,そこの照度と樹木の成長を見ました。

 次に檜垣先生ご指導の下「地すべりと追良瀬川の土石流」の調査を行いました。檜垣先生には地すべりによってどのような地形に変動していったのかということについて説明して頂きました。日本キャニオンでは普段は見ない黒曜石などを見ることができました。追良瀬川では川の深さや流れの速度などを測り,断面積や体積を計算しました。また,道中でクマを発見し,とても驚きました。

 3日目は「十二湖地域の地形」として十二湖をまわり,また,日本キャニオンを上から眺めました。その中で檜垣先生に地形についての瀬梅井をして頂きました。

 この3日間はとても充実した時間を過ごすことができました。今回観察,調査を行ったものは班ごとにまとめ,11月に行われるサイエンスフェスタで発表することになります。

わくわくサイエンス 出前科学教室(石巻市立大原小学校)

7月31日(水),わくわくサイエンス出前科学教室班は石巻市立大原小学校に行ってきました!

迎えてくれた児童のみなさんは,明るい笑顔と好奇心に満ち溢れた瞳で私たちを歓迎してくれました!!

この日は4つの実験をしました。 
暑い夏にぴったり!『液体窒素』 

みんなも発射してみました!『空気砲』

花火といえば!『炎色反応』

落とさないようにダッシュ!『くるくるまわる風車』

です!

私たちも最後までとても楽しい時間を過ごすことができました!
夏休みの宿題の「一行日記」に書いて頂ければ本望です。

わくわくサイエンス 出前科学教室(柴田町立柴田小学校)

私たちわくわくサイエンス出前科学教室は7月29日,柴田町立柴田小学校に4人のメンバーで行ってきました!

待っていたのは約40名の児童みなさん。
暑い中にも関わらずご参加いただき,どうもありがとうございました!

この日に行った実験は
・「液体窒素」
・「この指とまれ風車」
・「空気圧」
です。

約2時間という短い時間のなかでも,たくさんの科学の楽しさを感じてもらえたと思います。
柴田小学校の先生にも準備などを手伝って頂いたおかげで,準備もスムーズにできました。
今回は4人のメンバーでの出前科学教室だったので,はじめは少人数で上手くできるか不安でした。しかし,児童のみなさんがキラキラ輝く素敵な笑顔だったので,つられて私たちも楽しく実験をすることができました。

どうもありがとうございました!

次回のご参加もお待ちしております!

わくわくサイエンス 出前科学教室(柴田町立西住小学校)

7月26日,柴田町立西住小学校にて出前科学教室を開催しました。参加者は,小学生1~6年生の約100名,スタッフの三高生21名と,とても大規模になりました。場所は体育館をお借りして行いました。

実験内容は
液体窒素実験

この指とまる風車

空気砲実験

炎色反応実験
を行いました。

とても大規模で盛り上がり,良い成果を収めることができました。

わくわくサイエンス 出前科学教室(風の音)

 7月25日木曜日に出前科学教室が介護老人福祉施設十符・風の音で行われました。参加者は施設のお年寄りの方約20名と利府町立利府小学校の1〜3年生約10名でした。

 今回のわくわくサイエンスはあいにくの大雨で来られない人も出てしまいましたが,好奇心旺盛な子供たちが熱心に理科の話を聞いていました。またお年寄りのみなさんは,実験を通して子どもたちと会話を楽しんでいました。

実験の内容は,

1, 「液体窒素」の実験

2, 「空気砲」で空気の流れを実感しよう!

3, 「この指とまる風車」を作って遊ぼう!

でした。

わくわくサイエンスを通して,多くの子供たちが理科に興味を持ってくれればうれしいです。

第2回SSH講演会

 7月22日(月)第2回SSH講演会がありました。東北大学電気通信研究所の塩入諭教授に,「視覚科学から情報技術へ」について講演してもらいました。

 前半は,「目の錯覚とは」「注意負荷と有効視野の関係を用いた運転時の危険予測」などについて講義してもらいました。

 後半は,色々な錯覚画像を用いて,錯覚の個人差についての実習を行いました。


図1

 図1は白いラインの交点に点が見えます。  


図2

 図2は渦巻きに見えますが,実際は円の集合です。

 人によっていろいろな見え方があるのが分かって面白かったです。

第1回理数科講演会

本日7月8日,第1回理数科講演会が開かれました。「宇宙の謎を解き明かす最先端科学」と題して東京大学素粒子物理国際研究センターの山下了准教授に講演していただきました。

講演はテレビドラマ「ガリレオ」の話から始まり,宇宙に関する不思議な事を分かりやすく,噛み砕いた表現で説明していただき,興味を持ち続けながら聞くことができました。

ヒッグス粒子等の素粒子のお話も参考になることが多かったです。一番小さい単位の素粒子の研究が宇宙というとてつもなく大きなものを解明するのに重要だということが,面白いと思いました。

今北上山地に誘致しようとしているILC(国際リニアコライダー)についてもお話をいただき,とても有意義な2時間を過ごすことができました。

わくわくサイエンス第1回 親子科学実験教室

6月29日,第1回わくわくサイエンス親子科学実験教室を本校にて開催しました。
80名ほどの参加がありました。

内容としては
・液体窒素を用いた実験
・空気砲を使って空気を見る実験
・さまざまな色の炎を見る炎色反応の実験
・風車を作って回す実験
・空気圧によるものの膨張実験
・傘袋ロケットを作って飛ばす実験
・顕微鏡を用いて細胞を見る実験
を行いました。


前半は生徒によるデモンストレーションを行いました。後半は学年別に分かれて児童参加型の実験を行いました。実験は昨年以上の盛り上がりがありました。さらに内容も多彩なものとなり,より科学の楽しさを知っていただけたかと思います。

次回の親子科学実験教室は10月になります。たくさんの応募お待ちしております!

わくわくサイエンス第0回 わくわくサイエンスとは?

初めましてこんにちは!!わくわくサイエンス記録班です。

「わくわくサイエンス」では科学の楽しさを未来の世代に伝えるため、子供たちにむけて実験を行っています。科学に対する知的好奇心を高めてもらうことを目的としています。

わくわくサイエンスには4つの班があります。

親子科学実験教室班…親子科学実験教室を開催する際に、生徒が主体となり子供たちに向けて実験やその手伝いを行う班です。第一回は6月29日に行われました。

出張実験教室班…おもに仙台三高外で実験教室を行う班です。皆さんのご要望お待ちしております。三高のHPから申し込むことができます。

台湾準備班…私たちが台湾にてこれまで研究してきた内容を発表します。それの準備を行う班です。

記録班…写真を撮ったりこのブログを更新したりと事務的な活動を行います。

このように、班分けをして精力的に活動しています。

皆さんのご参加をお待ちしております!

第1回コアSSH講演会

6月22日,第一回コアSSH講演会がありました。「Probability and Molecules」と題して,東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)助教のDaniel M.Packwoodさんに講演していただきました。

講演はすべて英語で行われたため,理解することが難しい場面もありました。しかし,たくさんのわかりやすい例を示してくださり,スライドも見ながら,なんとか(こんな感じかな)と考えることができました。
特に印象的だったのが,波の形を考える際に,より小さな原子を反射させると,より細かな結果が得られ,さらにそれがを確率の考えを用いて方程式で表すことができるということです。

今回の講演会で,原子の運動を考える際に数学の確率論を用いる。ということを学べただけでなく,科学においての英語の重要性を改めて考えることができました。

第1回コアSSH国際交流

6月22日,第一回コアSSH講演会に続き,AIMRで第一回コアSSH国際交流が行われました。仙台三高の他にも,仙台一高,白石高校,気仙沼高校,古川黎明高校から40名ほどが集まりました。

9グループに分かれ,1グループに一人AIMRの研究員がつき,研究室を紹介してもらいました。さまざまな国から来た外国人研究員の方々は,皆さんとても親切で気さくだったので,最初は戸惑いがあり躊躇してしまう場面もありましたが,慣れていくにつれて,こちらからも話しかけることができるようになりました。

交流の最後に,それぞれのグループが案内してもらった研究員についての簡単なプレゼンテーションを行いました。終わったあとに研究員の方に「良かったよ!」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。

今回,外国人研究員の方と英語で話すことができたことももちろん,他校の人とも交流できたことはとてもよい経験となりました。学校の授業だけではなく,コミュニケーション英語を日ごろからどんどん使っていきたいと思います。

皆さんも機会があればぜひ参加してみてください。英語が好きな人はもちろん,そうでない人も,必ずなにか発見があると思います。

2年理数科研修会

 6月21日(金)に,私たち理数科2年生は東北大工学部で研修してきました。学科だけでなく,研究室別に分かれて行われました。
 まず,昼休み中に貸切りバスに乗り東北大工学部へ行きました。それから研究室ごとのグループ(1班4人程度)に分かれ,研究室に向かいました。

 私が今回行ってきたのは,情報知能システム総合学科の光物性学を研究している研究室です。

 ここでまず,それってどんなことしてるの?ということになりますよね。私たちのグループで下調べをした内容,それと今日,教授自らにプレゼンテーションしていただいた内容を簡単にまとめると…

ガラスを利用して,光を制御・操作する!

という事でした。

 では何の為に?⇒

膨大な情報をより速く遠くに届けるため!

情報を届けるとき(要はケーブル)
 現在…    光⇒電気⇒光     の順。
 理想…    光⇒光⇒光      の順。

 光だけで操作が可能になれば,今よりもっと速く,より多くの情報を遠くに届けることができる!!そうです。

 ここでキーとなるのが,皆さんご存知の“ガラス”です。このガラスの透明な性質を使って,光を制御・操作することを目標として研究が行われているようです。


 次にガラスを作っているところを見せてもらいました。

 ガラスを作る際に使われる器具や材料となるもの,実際にそこで作られたガラスなどを見せてもらいました。

 中でも,ガラスを溶かす電子炉は見ていてすごかったです。内部を見ることが出来たのはほんの一瞬だけでしたが,離れていても熱が伝わってきて,見ていてとても良かったです。シャッターチャンスを逃したことが悔やまれます…。

 その後,大学院生の方に進路や大学生活,年間行事などの質問をしました。自分の糧になるような話も聞けたので,面白かったし,ためになったと思います。この研究室ではソフトボール大会や,スキー旅行があるらしいです。


 今回の研修では本当に充実した時間を過ごせたと思います。

理数科の日

本日5月20日,本校大講義室と書道室で「理数科の日」が開催されました。これは,理数科3年生の先輩方がこれまでの課題研究の成果を発表する行事です。聴衆は理数科1,2年生で,また,他校や大学からお越しいただいた先生方にも発表を聞いていただきました。

発表は2つの方法で行われました。午前中は大講義室と書道室での口頭発表,つまりパワーポイントを用いた発表です。主に大講義室では数学・物理分野,書道室では生物・科学・地学分野の発表でした。アメンボの研究やオーロラの研究など,計21種類の内容の発表を聞くことができました。質疑応答の時間には生徒からの質問や先生方のご指導を頂戴し,非常に有意義な時間となりました。

 

昼休憩を挟み,午後には書道室でポスター発表が行われました。こちらは各班がポスターを掲示し,それを自由に見て歩くという形式になっています。ここでは午前中に聞けなかった発表を聞いたり,改めて発表をもう一度聞いたりと自由に選んで発表を聞くことができます。

 

2つの発表を終えた後,先生方よりご講評を頂きました。科学の様々な分野の専門の先生方からの有り難いお言葉でした。実際に発表した3年生の皆さんは勿論,1,2年生にも有意義な一日となったと思います。

エッグドロップ

今日,1年生理数科のSSH課題研究基礎の授業でエッグドロップという実験をしました。

エッグドロップとは高い所から卵を落としても割れない装置を作るという内容です。

実験の結果は1組が10班中8班,2組は10班中9班とほとんどの班が成功しました。


どの班も卵が割れないように様々な工夫をしていました。

第1回SSH講演会

本日のSSH講演会『身近にあふれるサイエンス』ではサイエンスライターの内田麻理香先生にお越し頂きました。

先生はテレビなどでもご活躍なされていて,昨年に比べ,SSH講演会,第一回目から定員オーバーという素晴らしい生徒からの人気でした。
定員40名という狭い枠で,抽選から落ちてしまった人もいたのが残念です。

『身近にあふれるサイエンス』というタイトルで,準備されたのは生クリーム(液体)とイチゴジャム。

生徒の私たちは「一体どんな科学をするのだろう」という期待と不安に胸を高鳴らせ講演会に臨みました。


講義では,サイエンスライターという仕事がどんなものか,そして電子レンジをはじめとした,日常にあふれる,まさに家庭の科学についてお話して頂きました。

そして実習では,準備された生クリームを泡立ててみよう!というものでした。
勿論ただ混ぜるだけではなく,イチゴジャムを入れた班とそうでない班に別れて作りました。
「なぜ液体の生クリームが個体になるのか?」「なぜイチゴジャムを混ぜると生クリームが固まり易くなるのだろうか?」
という解説を頂きながら,生徒も熱心に取り組んでいました。


頑張り過ぎてバターにしてしまった班が殆どでした。


最後の質疑応答の時間では,2年生をはじめとした沢山の生徒,先生の質問があり,とても充実した時間でした。


今回は生クリームとイチゴジャムという,実に突飛な材料で,とても楽しい科学に触れることが出来ました。
しかし今回の講演会では『身近にあふれる科学』のほんの一例に触れたに過ぎません。
これからも,ふと気付いた現象に常に疑問を持って追究して行けたらいいなと思います。

また,今回残念ながら抽選に落ちてしまった人も,是非次回のSSH講演会に参加してくださいね♪

SSHクラブ・ブログ開設

Rion(以降R):はじめまして!
仙台三高SSHクラブのRionです( ̄▽ ̄)ゞ


Karuta(以降K):どうもーっ!,て,あれっ
『時は2013年。科学は日々進歩し,今や次世代を築く高校生にもその知識と技術を導入される時代となった。』
的なのはないんですね?


R:げふんげふん
おっほん…


時は2013年
日々進歩する科学に対し
進化し続けるそれを敬遠する者が増えたこの時代
そんな中,仙台三高の生徒が名乗りを挙げる
「我等科学を愛する者なり
我等が未来の科学の担い手にならん!!」


K:あー,今日はいい天気だ…
さてさて,ではまぁ,簡単にこのblogの紹介をしましょう!
ここは三校の生徒(と一部先生)が経営するサイトです!


R:SSH行事はもちのろん。
日々のちょっとした出来事もどんどん書いていきたいと思うので
どうぞ!

K&R:よろしくお願いします(*^^*ゞ


R:あとは?

K:いいんじゃないかな?

それではこれをもちまして挨拶とさせて頂きます!!

K&R:第一発目を乗っ取ったRionとKarutaでした!!