SSHクラブ・ブログ

第3回SSH講演会

 10月31日の第3回SSH講演会では東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻の高橋信教授に正しい放射線の知識についてお話しいただきました。

 前半の講演では,放射線の基本的な知識や放射線による被害の状況などを例えを使って分かりやすく教えていただきました。後半の実習では,高橋先生と日本原子力文化振興財団の方指導のもとβ線の磁石による偏向の実験をしました。これによって講演の内容をより深く理解できたと思います。

 今回の講演会全体を通して,放射線は私たちの生活と常に関係していて,大量に浴びると危険であるなどこれからの生活に使える知識を学んだものだったと思います。とても参考になり,これからも役立てることができそうな今の時期に合った講演会でした。

第2回理数科講演会

10月21日に行われた第2回理数科講演会は,仙台管区気象台 気象防災部 予報課 調査係長の加茂祐一先生による気象のお話でした。

加茂先生は三高のOBでもあり,卒業後すぐに気象大学校へ進学したそうです。

「気象の一般的な知識について」と題した加茂先生のお話は,気象庁の仕事や,天気図など,大変興味をそそられるものでした。また,実際に天気予報をしてみるなど,初めての経験ができて面白かったです。

ありがとうございました。

SSH台湾海外研修

10月13日~17日にSSH台湾海外研修が行われました。本校からは,6名の生徒が参加しました。

14日は国立台湾師範大学付属高級中学の生徒さんたちと研修と交流をしました。
研修内容は,国立台湾師範大学付属高級中学を訪問し,課題研究に関する合同ポスター発表会及び口頭発表会に参加し,英語での発表を行いました。その後,生徒,教員同士の交流や校内見学などを行いました。

15日は国立台湾師範大学付属高級中学のフィールドワークに本校の生徒たちも参加しました。

写真からもうかがえるように,非常に楽しく有意義な時間を過ごしました。

16日には午前に国立台湾科学教育館,午後に国立故宮博物館で調べ学習を行いました。

普段見ることのできないさまざまな展示品に興味津々でした。

 この研修に参加した2年生は
 「今回の台湾研修で思ったことの第一は,英語がどれだけ必要かということ。これは一番思いました。『どうしよう話せない・・・』なんてシーンが何回かありましたから。
 研究発表をした感想は,『やり切った。頑張れた。』というところが大きかったです。英語での会話や質問なども,楽しみながらできた方だと思いました。
 印象に残っているのは,やはり屋台でしょうか。安くておいしいものがたくさんありました。ギョーザ,小籠包,たこ焼きもありました。いや,本当にどれもおいしかったです。また,今度は遊びで来たいと思いました。」
と感想を述べていました。

全員が楽しんで多くのことを学んできました。
このような海外の生徒さんとの交流の場がもっと増えていくと,仙台三高にとって飛躍する良い機会になると思います。

第2回わくわくサイエンス親子実験教室

10月5日仙台三高で第二回わくわくサイエンス親子実験教室が行われました。

今回は小学1年生~中学2年生と保護者の方々,合わせて26名が参加して下さいました。ちょっぴり縮小版でしたが,それでも手を抜かないのが三高わくわくサイエンス!!

新しい実験を大いに含んだ,楽しい半日となりました。

張り切りすぎたあるスタッフは,どうやら待ち時間に実験を披露したようです(笑)

さて,今回のメニューです。
前半:デモンストレーション
最早定番!『液体窒素実験:-196℃の世界』
いつもよりバージョンアップ!『空気砲実験:空気の動きを見てみよう』
体験もしました!『共振鍋実験:ものの振動を体感しよう』

後半:学年で二つに分かれて実験

<小学5年生~中学2年生>
説明を少し難しくした『マシュマロが膨らむ!?空気圧実験』
『電磁誘導の実験』
一番人気が高かった『ヘリウムガスによる音の実験』

<小学1年生~4年生>
どんな色に変わったかな?『紫芋から作ったpH指示薬の実験』
デモンストレーションのミニバージョン『アンモニウムの噴水実験』
砂鉄を混ぜると?『磁石で動く手作りスライムの実験』

さて,みなさんお気づきでしょうか。
『共振鍋』『電磁誘導』『ヘリウムガス』『紫芋pH指示薬』『アンモニウムの噴水』『磁石で動く手作りスライム』は新しく加わった実験です。そうです,わくわくサイエンスは日々進化しているのです!!
わくわくサイエンスの今後の発展も見どころですね!

来てくれたみなさんには,「理科がもっとすきになった!」「学校でできない体験ができて楽しかった」「分からないことを知ることができて,勉強になりました」などのたくさんの感想をいただきました。わくわくサイエンス班冥利に尽きます!ありがとうございました。

そして,わくわくサイエンス親子実験教室担当の2年生は,今回で引退となってしまいます。
これからのわくわくサイエンスの,ますますの盛り上がりを後輩に期待しています!
それでは,みなさんのまたのご参加,お待ちしております!

科学の甲子園事前課題

はたまた登場Rionです


みなさんもっと更新しましょうよ…

 

えー,本題に戻ります!!

みなさん,科学の甲子園をご存知でしょうか?

知っているというあなたも!!
知らないというあなたも!!
ぜひお付き合いください<(_ _*)>


科学の甲子園とは,物理,化学,生物,地学,数学,情報の6教科の知識を争う大会です。

物理オリンピックや化学オリンピックというものがありますが,これは理系教科全般のオリンピックと言ったところでしょうか。


またさらに特徴的なのは"団体戦"ということです。

1チーム6~8人構成で,チームで協力しながら筆記試験に取り組むことができます。


さらにさらに!!
筆記試験だけではないのが科学の甲子園

工作課題というものがあって,当日限られた材料を使い,与えられた課題に沿ったなにかを作成します。

その"なにか"は当日にならないとわかりません。

去年は方眼紙と木の棒を使って,「より長く回るこま」を作ることが課題だったようです!!


科学の甲子園の説明はざっとこんな感じでしょうか。

 

さて!!(まだまだ続きますよ)
そんな科学の甲子園ですが,事前課題というものがあります。
簡単に言うと宿題ですね。

物理・化学の実験のレポートと生物・地学の実験のポスター作成です。

物理・化学のレポート作成は9月末日が期限で,提出してきました!!(先生に郵送していただきました)

物理の課題が
「単振り子を用いて重力加速度を求めなさい」というもの

化学の課題が
「三種類の溶液,A,B,Cがスクロース水溶液,エタノール水溶液,塩化ナトリウム水溶液のいづれかを特定し,その質量パーセント濃度を求めなさい」というものでした!

難しかったですね…

普段の5倍ほど物理と化学を勉強しました

楽しかったですよ‼
楽しかった‼
本当です。嘘じゃないです‼

 

えー,そして本日生物と地学のポスター作成の課題が発表されました!!
(郵送で届きました)


生物が
「花粉管の伸長を観察しなさい」

地学が
「光沢のある泥だんごを作成しなさい」


みなさん‼
泥だんごですよ‼
小さいころあんなに一生懸命作った経験がこんな所で活かされるなんて…

ぜひとも頑張りたいですね♪


今日早速2つ作成してみましたよ。

光沢ってどうしたらでるんでしょう…
とりあえず細かい砂を使ってみようかな…


みなさんアドバイスありましたらよろしくお願いします。


以上Rionでした