SSH Topics

SSイベント関連情報

東北大学理学部の研究室を訪問しました。

9月26日15:00~17:00の日程で、東北大学理学部研究室訪問を実施しました。

天文分野の田中研究室と生物分野の田村研究室に訪問し、現在取り組んでいる研究や最先端の話題など興味関心のあるテーマについて質問をしました。今回参加した生徒は、研究室訪問の報告としてポスターを作成し、その内容は11月8日(火)のイノベーションフェスタで公開する予定です。本企画にご協力頂きました東北大学理学部の先生方ありがとうございました。

〇田中研究室では、天文学に関する最先端研究の紹介や生徒の宇宙に関する素朴な疑問にもざっくばらんに答えて頂きました。

〇田村研究室では、古生物と現存している生物との関係についての研究に関する興味深いお話を聞かせて頂きました。

 ↑ 田中研究室の様子

 ↑  田村研究室の様子

イノベーション理数探究基礎 化学実験② 溶液のpH

9月8日の午前中にイノベーション理数探究基礎の化学実験②を行いました。

pH1の塩酸とpH13の水酸化ナトリウムから希釈して、pH1~12の溶液を作り、指示薬で変色域を確認しました。

2回の化学実験を通して、ガラス器具の使い方にも慣れ、正確な測定のためのスキルアップができました。

次の実験は生物分野です。更なるスキルアップを目指しましょう。

つくば研修を実施しました

8月3日(水)~5日(金)の3日間つくば研修を実施しました。

高エネルギー加速器研究機構や物質・材料研究機構、理化学研究所など最先端の研究施設を見学し、参加した生徒たちは刺激を受けたようです。

 

夜は宿舎でプレゼンの仕方やポスターのまとめ方についてみんなで考えました。

 

3日間充実した時間を過ごすことができました。

今回の研修で学んだことは11月のイノベーションフェスタで発表します。

Maker Faire Tokyo への参加(自然科学部物理班)

 9月4日(日) に東京ビッグサイトにて行われた Maker Faire Tokyo に,物理班の生徒3名が古川黎明高校の自然科学部の生徒たちと合同で参加してきました。

 このイベントでは,たくさんの企業や大学などが,ものづくりに関する技術を公開したり,作品を紹介したりしていました。

 今回のイベントに参加した生徒たちは,新しい知識や技術に触れたことで,今後の活動に向けたたくさんのヒントをいただくことができました。

 本校部員の説明を聞いていただいた皆様,そして,古川黎明高校自然科学部の皆さん,ありがとうございました。

南三陸フィールドワーク実施しました!

8月12日に南三陸フィールドワークを実施しました。仙台三高では、宮城県南三陸町の自然をテーマにフィールドワークを行っています。

ラムサール条約湿地に認定されている志津川湾は、黒潮と親潮が合流し、多様な生きものが生息する豊かな海です。この志津川湾の干潟で生物種の同定を行いました。海洋研究の第一人者である阿部拓三さんの指導の下、生物の多様性と干潟の環境について調査しました。

午後は地層について観察します。南三陸町では、世界でも最古のギョリュウ化石が産出している大沢層で化石採取体験を実施。中生代の化石を探しました。日本で発見された事例は南三陸町のみとなる希少な化石、「囊頭類(のうとうるい)」の化石も発見できました。

志津川湾の干潟調査の様子生物の同定を阿部拓三さんにご指導いただく南三陸町歌津地区にて化石の採取体験

令和4年度 SSH交流会「探究活動まなびあい教員研究会」を実施しました。

 8月10日9:30~12:30 仙台三高を会場に、令和4年度 SSH交流会「探究活動まなびあい教員研究会」を実施しました。来校(25名)とオンライン(26名)のハイブリッド形式で実施し、宮城県内26校、県外12校の計38校(内、小中学校・中等教育学校10校含む)の参加と全国規模の研究会になりました。アドバンストコースは国立米子工業高等専門学校の谷藤尚貴教授、スタンダードコースは宮城教育大学の見上一幸名誉教授を講師としてお迎えし、講演と分科会による協議で行いましたが、設定した時間を終えてもなお話題が尽きず、参加された先生方の探究への熱意と各校での取組を知り、各校でのアイデアを共有することができました。今回の研究会をきっかけとして、サイトでの情報交換や探究活動を通じての協力関係を継続していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。以下に研究会参加者の声や今後のテーマなどを抜粋しましたので、ご覧下さい。

 

◎参加者感想(抜粋)

 ・ファシリテーターのあり方として、教員は「教えない」「問いを通して生徒を導く」立場であると学んだ。もっと時間があればと思った。

 ・中学校や他県の様子、高校でもSSH校と就職の多い学校と、様々な背景をもつ学校の先生方と情報共有でき、非常に参考になりました。

 ・探究活動の目的(誰を対象にするのか)や、対比などの手法、質的、量的研究のバランスなど、大変参考になりました。

 

◎今後、探究の分科会として興味を持っているテーマ(抜粋)

 ・他校との協働を取り入れた探究活動

 ・評価に関する論理的な内容

 

○開会式(校長挨拶)

  ○アドバンストコースのようす

 ○スタンダードコース(講演会)

 ○スタンダード(分科会)

 ○閉会式(見上教授の挨拶)

 ○zoom参加者

令和4年度 SSひらめきサイエンス教室を実施しました。

7月29日(金)10:00~11:30 宮城教育大学附属小学校体育館を会場にドローンプログラミング教室を実施しました。抽選で選ばれた10名の児童(保護者同伴)が参加し、三高生が企画した課題に対して、一生懸命に取り組む児童とそれをサポートする高校生の姿が印象的でした。児童からは、「自分で色々な事を考え、試行錯誤しながら、とても楽しく出来た事がよかったです。」という感想もあり、児童の論理的思考力の育成や科学技術に対する興味や関心を深めることができたと感じました。次はどこかでドローン教室を開催すると思いますので、見つけたときにはご参加お願いします!

 

 

イノベーション理数探究基礎のミニ探究Ⅱ化学分野スタート!

現在開発中の「イノベーション理数探究基礎」のミニ探究Ⅱ化学分野がスタートしました。ノギスで測定器具の内径を測り、それらの器具で50mLの水を測り取ることで、測定器具の内径と測定誤差の関係を考察できる実験を行いました。測定して得られたデータは紙に記録しながら、クロームブックでスプレッドシートにも記録しました。今後はデータサイエンスの授業で、誤差や相関を分析する予定です。夏休み明けの実験もお楽しみに。

7月3日 仙台市科学館でポスター発表&実験教室を実施しました。

7月3日(日)10:00~15:00,仙台市科学館を会場に「令和4年度宮城県SSH指定校合同発表会」が行われました。

本校からは45名が参加し、理数科の課題研究2班、普通科の探究3班がポスター発表をしたほか、科学実験教室とドローンプログラミング教室で出展しました。ポスター発表は大盛況で、科学実験教室では150セット用意したスライムが14時過ぎに終了し、ドローンプログラミング教室には50名を超える児童が参加してプログラミングを楽しんでいました。今後も科学的な探究活動の普及を進めていきますので、機会があればご参加下さい。

第1回先端科学講演会(東北大 出澤教授)を実施しました。

7月4日(月)15:30~17:00 本校大講義室において第1回先端科学講演会を実施しました。

 題名「未来の医療を変えるMuse細胞の発見と秘話:チャンスはどのように訪れるのか」

 講師 東北大学大学院 医学系研究科 教授 出澤 真理 氏

 様々な細胞に分化する機能を持つMuse細胞の性質や研究、発見までの経緯「失敗からの発見」について、生物選択の生徒以外にも分かりやすい説明で講演に聴き入っていました。最先端医療の研究を知り、探究心が強く刺激された生徒達から講演会終了まで多くの質問がでました。今回の講演を聞き、Muse細胞の研究をしたい、自分も研究を通して発見をしたいなど生徒の科学的な探究心の高まりを実感しました。将来の医療を支えるMuse細胞の研究が今後飛躍的に進むことを期待しています。

 ※本講演会は、石戸谷先生(仙台三高理数科1回生)のご紹介で実現しました。この場を借りて感謝申し上げます。