SSイベント関連情報
【11/28】石ころ探偵の発表会開催!(イノベーション理数探究基礎)
11月28日(木)理数科1年生のイノベーション理数探究基礎で地学分野実験として、「石ころ探偵の発表会」を開催しました。岩石切断機で断面を観察し、石の組成などの基本情報や地理院地図で調べた周辺の地質構造を発表しながら、石が生まれた場所の考察について発表しました。各班さまざまな視点からの調査研究があり、調べた内容を根拠を持って説明している様子が印象的でした。1月からは班ごとの探究活動が始まります。これまでの物化生地4分野の実験を活かして、魅力的なテーマ設定を期待しています!
※「石ころ探偵」は河川敷や道ばたにある石について、石の断面の観察や石を見つけた場所周辺の地質構造から、その石の身元を特定するという地学分野の探究活動です。
【11/15】SSHコーディネーターによる探究講話開催!
11月15日(金)イノベーション探究基礎でSSHコーディネーターの石澤公明先生から講話をいただきました。夏休みのプレ探究が終わり、これから本格的に探究のテーマ設定の時期を迎えた普通科1学年240名は、「テーマの明確さ」や「先行研究調べ」の重要性について説明を受けました。何より分かりやすい具体的なテーマが大切です。
せっかく三高に来たのだから、毎日の授業で学んだことをもとに、「なぜ」の探究をみんなで楽しみましょう。
みなさんの探究を期待しています!
【11/11】山形東高校「探究科レベルアップ講座」で模範発表!
11月11日(月)山形東高校の「探究科レベルアップ講座」で先進校発表として、仙台三高化学班の研究発表をしました。
他校との交流は、大変大きな刺激になりました。
今後の自然科学部の研究に期待しましょう。
【11/7】イノベーションフェスタを開催しました。
11月7日(木)令和6年度イノベーションフェスタを開催しました。
150名を超える参加者を迎えし、仙台三高125題、外部26題の計151題の発表が盛大に行われました。海外交流として台湾の明道高級中学と英語による発表口頭発表で交流したほか、42名のALTの協力もあり、英語での交流に自信を持つことができました。この他、4名の大学院生(卒業生)の参加もありました。生徒達は先輩の研究ポスター発表に興味津々で、先輩の姿を見て進路意識を高めていました。SSHの取り組みを初めて14年が経ち、先輩の協力に感謝です。持続可能な交流を今後もよろしくお願いします。
在校生の皆さんは、イノベーションフェスタでの探究活動の情報交換をもとに探究を深め、今後のコンテストや学会発表に向けて、もう一段進めて欲しいと思います。皆さんの活躍を期待しています。
ご協力頂いた高校生、大学院生、企業の皆様ありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。
〇参加校数等
海外高校 | 県外高校 | 県内高校 | 大学院生 | 企業 | 視察等 |
1校 | 6校 | 3校 | 4名 | 5社 | 126名 |
〇イノベーションフェスタの様子
学校間交流発表 | ポスター発表 |
大学院生によるポスター発表 | 協力企業のポスター |
英語による口頭発表(明道高級中学と交流) | 閉会式(表彰式) |
仙台三高学校林「時習の森」グリーンアドベンチャーを開催しました。(第48回全国育樹祭記念行事)
令和6年10月20日(日)本校にて令和6年度わくわくサイエンス 仙台三高学校林「時習の森」グリーンアドベンチャーを開催しました。この行事は、第48回全国育樹祭記念行事にも指定されております。
本校でSS白神フィールドワークに参加した生徒たちがSS白神フィールドワークで学んだことを還元するのを目的に講師役を務め、県内の小学4~6年生を対象として実施しました。小学生・本校生徒双方にとって森林や環境、科学への興味や関心、理解を深めることを目的としています。
当日は県内から小学生27名とその保護者、講師役の仙台三高生が参加しました。また、宮城県仙台地方振興事務所林業振興部より職員2名にもお越しいただきました。
開会行事の中で、森林の機能や大切さについて宮城県仙台地方振興事務所林業振興部より科学的かつ行政的な見地から講話をいただきました。森林の経済的な価値、機能について理解を深めることができました。
続いて、事前に採集しておいた葉から樹木を同定するクイズを行いました。図鑑を活用しながら樹木を同定するのですが,図鑑の使い方が少し難しいので、三高生1人に対して小学生1~2名でガイド役となり、指導して多くの小学生が正解にたどり着きました。この活動を通じて、参加した児童たちは樹木の同定の仕方についての学ぶことができました。
その後、「時習の森」へ巡検をしました。時習の森では、その成り立ちや植生について説明を受けながら、その後の葉拓で使う葉を採集しました。どんぐりがたくさん落ちていたので、どんぐり拾いもできました。
そして、巡検のあとに葉拓づくりをしました。児童たちは自分たちが採集してきた葉に絵の具を塗り、それを台紙に写し取り,葉拓を作りました。時間に余裕がある児童については、自分が採集してきた葉の樹名を図鑑で調べていました。
本行事を通じて、児童たちは森林や環境への理解を深め、森林の中で学ぶ楽しさを経験できたと思います。また、本校の生徒にとっても自分たちが学んできたことを小学生に還元でき、復習できたとともにコミュニケーションの向上ややりがいにつなげられたようです。これからもこのような活動を通じて、環境や科学への興味・関心を深め、学びの幅を広げていけるようにしていきます。御参加いただいた皆様、そして御協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
※本事業の実施に際して、公益財団法人中谷医工計測技術振興財団の助成金が活用されています。この場を借りて御礼と感謝を申し上げます。