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SSイベント関連情報

「イノベーション探究基礎」オリエンテーションを1年生普通科に対して実施!

令和7年4月11日(金)の6校時、本校1年生普通科生徒240名を対象に、SSH学校設定科目「イノベーション探究基礎」の第1回目となるオリエンテーションを実施しました。

本行事は、本校が力を入れている「探究的な学び」への第一歩として行われたもので、生徒たちはこれから3年間にわたって取り組む探究活動の意義や目的を理解する機会となりました。

 

オリエンテーションでは、まず年間の授業予定についての説明があり、生徒たちは探究活動の具体的な進め方や流れを知ることができました。その後、SSH-授業づくり研究センター長および理数科部長による基調講演が行われました。

SSH-授業づくり研究センター長センター長からは、「自ら課題を見つけることの大切さ」や「社会に対して価値を生み出す姿勢」が求められることについてお話がありました。理数科部長からは、「高校生の探究活動は社会からも注目されている」「探究に真剣に取り組める人は、高校生活全体を通じて成長できる」とのメッセージが伝えられました。

仙台三高はSSHだけでなく、ユネスコスクールにも指定されています。そして、本校では「社会で活躍する力を育む」教育を推進しており、そのために探究に力を入れております。そして、模擬国連や外部発表などの活動を通じて、大学入試にもつながる実践的な学びを展開しています。このオリエンテーションを経て、生徒一人ひとりが探究に対する意欲を高め、主体的に学びに向かう姿勢を育んでいくことを期待しています。

三高探究の日(探究活動成果発表会)を令和7年5月15日(木)に開催いたします。

令和7年5月15日(木)に三高探究の日を開催します。

3年生のイノベーション理数探究Ⅱ(理数科)・イノベーション探究Ⅱ(普通科)の集大成として,

3年生のポスター発表,口頭発表を中心に研究の成果を発表します。

来校やZoomでの視察を受け入れておりますので,興味のある方は要項をご覧ください。

R7_ 三高探究の日(5月)開催要項.pdf

R7_三高探究の日(探究活動成果発表会)(5月15日開催)_生徒参加申込様式.xlsx

【課外活動】東北大学主催 第19回 トランスグレード実習講座「ウズラ胚の実体顕微鏡観察」

 令和7年3月23日(日)、東北大学医工学研究科にて第19回トランスグレード実習講座「ウズラ胚の実体顕微鏡観察」が開催されました。この講座は、東北大学医工学研究科が主催する実習講座で、中高生から社会人まで幅広い年齢層を対象に、 高等学校では体験できない実験を大学での実習を通じて経験できるものです。


今回、本校の2学年普通科理系の女子生徒2名がウズラ胚に興味を持ち、自主的に参加しました。講座では、実験ガイダンスと鳥類胚発生の基礎を学ぶ講義の後、実際に発生段階の異なるウズラの初期胚を実体顕微鏡を操作しながら観察しました。高等学校ではなかなか行えない観察であるため、貴重な体験を通じて動物の発生について深く理解することができました。


このような高校の授業以外の実習講座を通じて、生徒たちは科学への興味をさらに深め、将来の学びや進路選択に繋げることが期待されます。仙台第三高等学校はこのような大学への公開講座への参加を促し、科学技術人材の育成につなげて いきます。

【学会発表】日本森林学会 第12回高校生ポスター発表会(北海道札幌市)

令和7年3月22日(土)、北海道大学(北海道札幌市)で開催された日本森林学会第12回高校生ポスター発表に、本校の理数科イノベーション理数探究Ⅰ12班の生徒2名が現地参加しました。発表題は「仙台三高『時習の森』林冠ギャップが森林内に与える影響」で、1年間取り組んできた課題研究の成果を発表しました。

このポスター発表は、生徒たちにとって非常に貴重な経験となりました。まず、森林科学の専門家から直接助言を受けることができ、研究の質をさらに高めるための具体的なアドバイスを得ることができました。また、他校の生徒たちと研究内容についてディスカッションすることで、異なる視点や新しいアイデアを得ることができました。これにより、森林研究に対する理解が深まり、今後の研究活動においても大いに役立つ知見を得ることができました。

さらに、この発表を通じて、生徒たちは自身の研究を振り返り、1年間の努力と成果を再確認する機会となりました。ポスター発表の準備や発表自体も含めて、学会発表のプロセスを経験することで、プレゼンテーションスキルやコミュニケーション能力も向上しました。

このような学会発表の経験は、生徒たちの将来の学びやキャリアにおいても大きな財産となるでしょう。今後も本校では、生徒たちが積極的に研究活動に取り組み、学会発表などの機会を通じて成長できる環境を提供していきます。

【他校発表会への参加】令和6年度 宮城県宮城第一高等学校 探究活動成果発表会

令和7年3月18日、宮城県宮城第一高等学校で開催された「探究活動成果発表会」に、本校の生徒の希望者が参加し、ポスター発表を行いました。本校から発表した発表題は以下の通りです。

・いつヘルメット被るの?今でしょ
・薬物事犯の再犯防止
・教室をモデルとした屋内緑化
・クラゲの走行性行動に関する研究
・嘘をついた子どもの対応 for parents

開会行事は13時に始まり、講師である株式会社オーナーの菅野定行氏の紹介がありました。

その後、本校の生徒たちがそれぞれのテーマについてポスター発表を行い、熱心に説明しました。

仙台三高の生徒たちは、2学年の理数科と普通科の両方から参加し、イノベーション理数探究Iおよびイノベーション探究Iの授業で取り組んできた課題研究や探究活動の成果を発表しました。
発表を通じて、他校の生徒や教員とのディスカッションを行い、自分たちの課題研究や探究活動をより深く考察することができました。

宮城第一高等学校の発表では、1年次総合的な探究の時間と探究基礎、1年次家庭科ホームプロジェクト、2年次総合的な探究の時間、2年次国際探究、2年次理数探究と多岐にわたっておりました。本校主催の三高探究の日やイノベーションフェスタよりも多様性に富み、大変刺激的でした。

特に、宮城第一高等学校の探究科は国際探究と理数探究があり、国際的な視点や高度な科学的な側面から活動が行われていることが印象的でした。

この経験を通じて、他校での発表が刺激となり、学びが深まる貴重な機会となりました。生徒たちは、他校の生徒たちとの交流を通じて、自分たちの研究に対する自信を深めるとともに、新たな挑戦への意欲を高めました。

今後とも積極的に他校主催の発表会に参加していきます!!