SSイベント関連情報
第1回先端科学講演会(東北大 出澤教授)を実施しました。
7月4日(月)15:30~17:00 本校大講義室において第1回先端科学講演会を実施しました。
題名「未来の医療を変えるMuse細胞の発見と秘話:チャンスはどのように訪れるのか」
講師 東北大学大学院 医学系研究科 教授 出澤 真理 氏
様々な細胞に分化する機能を持つMuse細胞の性質や研究、発見までの経緯「失敗からの発見」について、生物選択の生徒以外にも分かりやすい説明で講演に聴き入っていました。最先端医療の研究を知り、探究心が強く刺激された生徒達から講演会終了まで多くの質問がでました。今回の講演を聞き、Muse細胞の研究をしたい、自分も研究を通して発見をしたいなど生徒の科学的な探究心の高まりを実感しました。将来の医療を支えるMuse細胞の研究が今後飛躍的に進むことを期待しています。
※本講演会は、石戸谷先生(仙台三高理数科1回生)のご紹介で実現しました。この場を借りて感謝申し上げます。
豚眼球の解剖
3年生の生物の授業は、刺激を受容する器官として眼や耳の構造や働きを学びます。
その一環として、ブタ眼球の解剖を行いました。
初めは少し引き気味の様子でしたが、実際に解剖してみると、内部の構造の精巧さや美しさに感動していました
Googleのjamboardも利用しながら解剖の様子をまとめました。
1年理数科 SSサイエンス総合実験(物理分野)
気柱の長さによる音の大きさの変化を調べました。
①.440Hzのおんさを利用して
1.気柱を長くしていったときに音が大きくなる長さを測る。
2.班で話し合って,次に音が大きくなるときの長さを予想(仮説の設定)
3.予想した長さに気柱を設定して音が大きくなるか確認(仮説の検証)
4.気柱を調節して,音が大きくなるときの気柱の長さの測定
②.振動数不明のおんさを利用して
①と同様に実験を行う
③.①②の測定を通じて,規則性・法則性を考える。
といった内容で行いました。いったい振動数不明のおんさは何Hzだったのやら・・・
ニワトリの脳の解剖
3年生の生物の授業では,鶏頭水煮缶を使った脳の解剖観察を行いました。
初めは恐る恐るでしたが,授業で学んだことが実際に観察できると,熱中して観察を行いました。
突然の雷雨&雹 撮影に成功!
6月2日12:20~ イノベーション理数探究基礎終了間際、西の空が急激に曇りはじめ、雷鳴とともに豪雨となりました。雹交じりの豪雨は20分程度続き、その後快晴が訪れました。
〇落雷の瞬間
〇雷の後、少しして豪雨となる。
〇雨には雹が混じっていました。
3年物理の授業で電位差体感&電位模型を作成しました。
3年生の物理電気分野で、電位を見える化を目的とした電位差の体感と電位模型作成を行いました。生徒は目に見えない電位をビリビリ実験で体感したあと、テスターを使いながら電位を測定し、段ボールで電位模型を作成しました。実験を通して、電位への理解を深めるとともに模型作成の達成感を感じていました。これからも、座学だけでは終わらせず、可能な限り実験をします!
◎電位差をビリビリで体感。※生徒の感想:電気風呂みたいでした。
◎テスターで電位測定
◎段ボールで模型作成
◎各班1つずつ模型を作りました。
イノベーション理数探究基礎で物理チャレンジ実験をしました。
ドローンプログラミング実習の次は、物理分野の実験です。
今回は物理チャレンジの課題に、理数科80名で挑戦しました。
条件を変えながら、お湯の温度変化を記録し、お湯の冷め方について調べました。
クロームブックで動画を撮影しながら、別なクロームブックで記録を取り、
ICTを活用して効率的にかつ、より正確なデータ取得のために工夫をしました。
6月は実験データをまとめて、論文作成をします。
◎実験の様子(クロームブックを使った実験の記録)
1年理数科 SSサイエンス総合実験(地学・物理分野)
今回はクリノメーターを利用して,三高南校舎の幅を測定しました。
座学では,この方法を応用することで恒星までの距離を求めることができることを学んでいました。
実際に装置を使うことで,知識の定着と技能の向上を図ることができました。
三高探究の日で82班が発表!台湾師範大学附属高級中学との英語口頭発表も実現!!
5月17日(火)に『三高探究の日』を開催しました。午前は、8月の全国総文祭出場予定の自然科学部化学・生物・地学の発表から始まり、ポスター発表では79班が教室や体育館を会場に90分間発表を行いました。午後の口頭発表では、オンラインで台湾師範大学附属高級中学との英語での発表をはじめ、計28会場で発表しました。これらの経験を通して、多くの参加者が三高探究の日の目的であるプレゼンテーション能力と科学的なコミュニケーション能力を向上させることができました。3年生の発表に刺激を受けた1・2年生諸君の今後の探究活動に大いに期待しています。がんばれ、三高生!
発表班一覧:台湾師範大学附属高級中学1班(オンラインでの英語による口頭発表)、白石高校2班(ポスター発表)、志津川高校1班(ポスター発表)、自然科学部3班、理数科18班、普通科58班
発表の様子
○開会式
○ポスター発表(体育館)
○ポスター発表(教室)
○大講義室(台湾との英語による口頭発表)
○口頭発表(教室)
ウニの受精と発生
3年生の生物の授業では,バフンウニを使い受精と発生の観察を行いました
授業で既に学んだ内容ではあるものの,実際に受精膜が形成される様子や受精の早さに驚きがありました
受精した後に細胞分裂が進む過程で作られる紡錘体も、透明ではありますが,細胞をうまく押しつぶすことで存在を確認することができました。
一般的な産卵期からズレていることもあり,発生がうまく進んだものは少なかったですが,遊泳を始めるものも観察できました。
仙台三高の生物室には,なかなか普通の高校には無い蛍光顕微鏡があり,蛍光色素を使った観察もできます。
精子の頭部には核が有ることや,受精卵が卵割する際には核分裂が起こることは教科書で学んだことではありましたが,実際にDNAを蛍光染色して観察できたことに生徒一同感動しておりました